星空日誌「つぶやき」

EOS9000Dとステライメージ8が登場

昨日、キヤノンからEOS9000DとEOSKissX9iが発表されました。私は先月、EOS8000D(下写真)を購入したばかり。新製品の発表は予想していたとはいえ、購入して約1ヶ月で現行機種でなくなるのは、やはり寂しいですね。

EOS8000D

新しく発表されたキヤノンEOS9000DとEOSKissX9iは、EOS80Dと同じオールクロス45点AFセンサーが用いられているのがポイントですね。今のところ、EOS8000Dの19点AFでも困ったことはありませんが、EOS80Dと同じというのはやはり魅力です。連写性能も向上していますので、エントリー機とは思えないほど機能が充実したカメラだと思います。

EOS9000D等と同時に、新しい小型ミラーレスカメラ「EOS M6」も発表されました。こちらはEOS M3の後継機となるモデルで、昨年末に発売されたEOS M5からファインダーを省略したような機種になっています。型番が少々ややこしいですが、電子ファインダーが必要ない人にとっては、EOS M6はコンパクトで魅力的な機種になるかもしれません。

ステライメージ8

また、アストロアーツから、天体写真の画像処理ソフトウェア「ステライメージ8」が2月14日にリリースされました。今日の夕方に届いたばかりですので、まだインストールしていませんが、ステライメージ7と比べてどのような点が向上しているのかが楽しみです。個人的には、動作速度とコンポジット時の位置合わせの精度が向上していると嬉しいですね。

ところで、先日、調子が悪かったPHD2ですが、アプリケーションをアンインストールし、関係するフォルダを削除した後に、PHD2を再インストールし、カメラのドライバーも再セットアップしたところ、ガイドグラフが安定するようになりました。何が不調の原因だったのかはわからず、少々不安ですが、しばらく使用してみようと思っています。

EOS8000Dのバッテリーグリップとセンサー交換

土曜日は久しぶりに大阪ミナミに出かけてきました。難波周辺に広がるミナミの繁華街は、外国人旅行客に大変人気のあるエリアです。春節の時期が終わったので、もう空いているかなと思っていましたが、まだまだ旅行客で賑わっていました。

下は、ミナミでお馴染みのグリコの看板です。今では観光客の写真スポットとなっていて、多くの人が立ち止まって写真を撮っていました。

大阪ミナミの繁華街

今回、ミナミの繁華街を訪れた主目的は、キヤノンEOS8000D用の中古レンズを探すことでした。ポートレート撮影用に、できるだけ開放F値が明るいレンズをと思い、シグマ 30mm F1.4 DC HSMを考えていたのですが、人気の高いレンズのためか、中古価格はかなり高くて、結局、購入はしませんでした。

代わりに、久しぶりに寄った中古カメラショップで、EOS8000D用のバッテリーグリップ「BG-E18」が格安で販売されていたので、購入してきました。バッテリーグリップは、星空撮影には使用する機会はありませんが、ポートレートの縦構図撮影には便利なアイテムです。下が、バッテリーグリップを装着した様子です。重く、大きくなってしまいますが、いつものカメラがちょっと本格的なカメラに見えますね。

バッテリーグリップ

ところで、先日、縦縞ノイズが発生すると書いたEOS8000Dですが、その件をキヤノンサービスセンターに相談して点検していただいたところ、センサー基盤を交換していただけました。下はセンサー交換後の長時間ノイズの画像ですが、こちらには縦縞ノイズは出ていません。

EOS8000Dノイズ

また、ノイズを撮り比べてみましたが、交換前に比べると全体的にノイズが少なく、やはり同じカメラでもセンサーによって、ノイズの出方は変わってくることがわかります。詳しくは、EOS8000Dレビューのページ下部に追記しましたので、ご覧いただければ幸いです。

オフアキガイドとPHD2の不調

木曜日と金曜日の夜、八塔寺に撮影に出かけてきました。木曜日の夜は、天気予報は良かったものの、月が沈む前からベタ曇でその後に雪が降るという生憎の天気でした。一方、金曜日の夜は薄雲の通過はありましたが、月が沈んでからは朝まで快晴。連続で出かけた甲斐がありました。

下は、土曜日の明け方に撮影した南東の空です。手持ちでの撮影なので、ブレて星がギザギザになってしまっていますが、この程度の拡大率ならあまり目立ちませんね。

さそり座

まだ2月ですが、明け方の南天にはさそり座が昇ってきています。アンタレス付近も、頑張れば撮れそうですね。次回の新月期には、皆さんアンタレス付近を狙い出すのではないでしょうか。

ところで、最近、PHD2のガイド不調に悩んでいます。PHD2をバージョン2.6.2にアップデートして以来、最初の10分程度は順調にガイドしているのですが、その後、赤緯が徐々にズレていってしまいます。トレンドラインを表示させると、しばらく一直線が続くのですが、突然、折れ線グラフのように、あらぬ方向に向かって赤緯がずれ、戻ってきません。

金曜日の夜は月が沈むまでに時間があったので、設定をいろいろ変えて試してみたのですが、多少の変化はあるものの、最終的には同じ結果になります。結局、PHD Guidingに切り換えて撮影はできましたが、原因がわからないと不安です。もし、「このようにしてみては」などのアドバイスがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。

下は、八塔寺でご一緒したYさんのオフアキシステムです。薄型のStarlightXpressのオフアキシスガイダーに、感度の高い「Ultra Star オートガイダー」を取り付け、春の銀河を撮影されていました。

オフアキシスガイダー

私もYさんも、鏡筒は全く同じ、Mewlon-250CRS+レデューサーだったのですが、私がオフアキを回しながら「ガイド星が見つからない」と騒いでいる横で、さっとガイド星を見つけて、撮影を始められたのが印象的でした。

やはり春の銀河のオフアキ撮影には、センサーの感度が高く、面積の広いオートガイダーが良いですね。しかし、Ultra Starオートガイダーは12万円前後と価格が高く、なかなか購入の決心がつきません。

まゆ銀河 NGC4490

週末は、グランフロント大阪で開催された天文イベント「宇宙Hack」にお邪魔してきました。私もイベントに協力させていただいたのですが、会場は多くの来場者で賑わっていて驚きました。このような天文イベントを通じて、宇宙や星空への関心が深まるといいですね。

春の系外銀河のギャラリーにNGC4490銀河の写真を追加しました。NGC4490は、すぐ近くに写っている伴銀河、NGC4485との相互作用によって銀河の腕が引き延ばされ、面白い形をした系外銀河です。その形から「まゆ銀河」とも呼ばれており、春のNGC天体の中ではなかなか有名な銀河です。

まゆ銀河

前回、ギャラリーに追加した惑星状星雲「PK164+31.1」は大変淡く、撮影しにくい天体でしたが、NGC4490は案外と明るく、比較的短時間で撮影できる銀河です。是非一度、望遠鏡を向けてみてはいかがでしょうか。

アルゴ座とガム星雲

ガム星雲は「ほ座」から「とも座」にかけて広がる巨大な星雲ですが、昔、この星雲が輝く場所には「アルゴ座」という星座がありました。下はオーストラリアで撮影したアルゴ座の写真ですが、みなみじゅうじ座の大きさと比べてみると、この星座の大きさがよく分かります。

アルゴ座

アルゴ座は、アルゴ船座とも呼ばれるように、ギリシア神話に登場する「アルゴ船」を形どった星座です。残念ながら南に低いため、現在の日本やヨーロッパからでは全景を見ることは難しいですが、大昔は、地球の歳差運動のため、 ヨーロッパでもアルゴ座の全景を眺めることができたと考えられています。古代の人々は、地中海に浮かぶ星の並びを見て、アルゴ座という海を渡る大船の星座を生み出したのかもしれませんね。

ところで、アルゴ座があった場所の星々は、現在は、「とも座」「ほ座」「りゅうこつ座」「らしんばん座」という各星座に分類されています。この星座の分割については、「天文学者のラカイユがアルゴ座を4つの星座に分割した」と書かれた書籍がある一方、「ラカイユは『らしんばん座』を新設しただけだ」と解説した書籍もあります。巨大な星座だけに、分割にあたっては、いろいろな意見が出て紛糾したのかもしれません。

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