星空日誌「つぶやき」

FS-152で撮影したアンドロメダ銀河

タカハシ往年のフローライト屈折望遠鏡「FS-152」と、デジタル一眼レフカメラで撮影したアンドロメダ大銀河の写真をギャラリーにアップしました。補正レンズには、「FC-35レデューサー0.66×」を用いています。



M31の撮影には、先日ブログで取り上げた天体撮影用のフリーソフト「NINA」を使用しました。Plate Solvingは相変わらず上手く動きませんでしたが、その他は順調で、シークエンス画面でディザリングを4枚毎に設定し、撮影を行いました。

NINAで残念に思ったのは、シークエンスで撮影間隔(インターバル時間)を設定できないことです。昔、デジカメのアンプノイズに悩まされた経験から、連続撮影するとセンサーの温度が上がってしまうと思うのですが、大丈夫なのでしょうか。

NINAだけでなく、ステラショット2でもインターバル時間はできません。ステラショットの時に要望を出したのですが、実装されませんでした。最近は連続撮影がスタンダードなのでしょうか。

ダストストームが発生した火星

火星に黄雲(ダストストーム)が数日前に発生したということで、昨夜、久しぶりに火星を撮影しました。



上が昨夜20時ごろに撮影した火星の姿です。写真には、アキダリアの海やオーロラ湾付近の模様が写っていますが、ほぼ中央右寄りに模様が写らず、筋のように見える箇所があります。どうやらこれが黄雲(ダストストーム)のようで、東西方向に伸びているように見えます。

前回の火星大接近(2018年)では、ダストストームが火星全体を覆い、模様が見えなくなってしまいました。今回のダストストームも前回のように火星全体に広がるのでしょうか。火星は遠ざかっていますが、まだしばらく目が離せませんね。

くじら座のM77銀河

くじら座のメシエ天体「M77銀河」の写真をギャラリーにアップしました。Mewlon-250CRSと冷却CCDカメラで撮影した作品です。

M77銀河

M77は、セイファート銀河に分類されている天体で、明るい中心核と淡い広がりを持っています。写真でも、明るい中心部と外側の淡い広がりの存在がよくわかります。

銀河中心部と外側部分の輝度差が非常に大きいため、写真の仕上げという点では、つながり部分の階調を滑らかに繋げることが画像処理のポイントになると感じました。

天体撮影ソフト NINA を使ってみました

天体撮影用の統合ソフトウェア、「N.I.N.A.(NIGHTTIME IMAGING 'N' ASTRONOMY)」を使用してみました。

まずは、NINAの公式サイト(こちら)から64ビット版をダウンロード、Windows10のノートパソコンにインストールしました。オープンソースのソフトウェアですので、無料で使用できます。日本語化も可能です。ただ、個人的に残念なことにWindows7には対応していません。

インストール後、手持ちの冷却CMOSカメラ「ZWO ASI174MM」を接続し、フィルターホイールの他、スターブックTENやフォーカサーを繋げました。一部のカメラ(ニコンやキヤノンのデジタル一眼レフカメラ等)はネイティブ対応ですが、それ以外は、ASCOM経由での接続のようです。



カメラの設定画面では、冷却温度の他、ゲインやオフセットを設定できます。自動導入した天体の座標は、オプション画面で設定したプラネタリウムソフト「Cartes du Ciel」から所得可能でした。

オートガイドはPHD2との連携で、ガイドグラフがNINAの画面上に表示されます。定番オートガイドソフトのPHD2を使えるのは安心ですね。プレートソルブ(PlateSolving)には、ASTAPを指定しましたが、使い方が間違っていたのか、上手くいきませんでした。機能の勉強が必要ですね。



まだ試用段階ですが、ディザリングを何枚毎に行うか等、撮影条件を指定できるシークエンスモードが便利に感じました。NINAは、操作画面が洗練されていて、撮影行程がわかりやすいですね。ただ、ASCOM対応の冷却CCDカメラを使うと、接続はするものの、撮影開始できない問題や、β-SGR(ASCOM)の動作エラーが発生しました。

両機器共に他のASCOM対応のソフトウェアでは動いているので、NINA側の問題だと思いますが、新しい機器を使用するときは事前検証が必要だと思いました。NINAは、使いやすいフリーの撮影ソフトウェアという印象を受けましたので、次の新月期はこのソフトウェアで撮影を楽しんでみようと思います。

最接近から一月後の火星

昨夜(11月6日)撮影した火星の写真です。

火星

最接近から1か月が経ち、望遠鏡で観望しても小さく感じるようになりました。表面の詳細模様も写りづらくなってきたように思います。火星シーズンの終わりが近づいてきましたね。

ところで、昨夜はミラーを清掃したε-180EDの光軸テストもしていたのですが、20時過ぎに雲が南西方向からやってきて、星が見えなくなってしまいました。次の新月期はε-180EDで冬の星雲を撮ろうと思っていたのですが、このまま遠征に持っていくのは不安ですね。

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