星空日誌「つぶやき」

今冬に撮りたい天体

昼間は気持ちの良い晴天でしたが、月が沈んでしばらくすると雲が西から流れてくるという予報だっため、遠征は諦めました。今の天気予報によれば、土曜の夜に少し可能性がありそうでしょうか。

今年の冬、撮影したい対象の一つは、エリダヌス座のNGC1300銀河です。NGC1300銀河は、SBb型に分類されている棒渦巻銀河で、形が美しいので系外銀河ファンに人気が高い天体です。
NGC1300
上は、以前撮影したNGC1300銀河のL画像ですが、なかなか条件がよい夜に恵まれず、最後まで撮影できたことがありません。先月とこの新月期に新しく手に入れたミューロン250CRSで撮影してみようと考えていたのですが、予定通りには進みませんでした。

他に撮りたい天体としては、NGC2359があります。NGC2359は、おおいぬ座に位置する小さな散光星雲で、ウォルフ・ライエ星と呼ばれる中心星があることで有名な天体です。海外では「Thor's Helmet」と呼ばれています。

数年前、MT200を使って撮影したことがあるのですが、思いの外淡く、滑らかな画像を得ることができませんでした。次回はε250と冷却CCDカメラで狙ってみたいと思いつつ、月日が流れてしまいました。「星はいつでも輝いているからまた来年・・・」と思っていると、なかなか撮影できないもので、撮りたい天体リストばかりが貯まっていってしまいます。

三連休と衆議院選挙

三連休は晴天に恵まれ、京都や奈良の紅葉の名所として知られる仏閣は大変な賑わいだったようです。紅葉は今が見ごろのようですが、今年は見に行く時間が取れそうにありません。

先日、衆議院が解散され、来月半ばに選挙が行われることになりました。衆議院と言えば、テレビで放映される国会議事堂の衆議院本会議場が頭に浮かびます。ちょうど先日、その衆議院の本会議場を見学してきました。
衆議院本会議場
上が衆議院の本会議場で、テレビの国会中継映像でもおなじみの風景です。

見学コースからは、本会議場を見下ろす形になるので、それほど広く感じられませんでしたが、一つ一つの席の大きさを考えると相当な広さです。来月の選挙の後には、新しく選ばれた衆議院議員がここに着席するのでしょう。
国会議事堂
上は国会議事堂の正面写真です。
久しぶりに見たのですが、以前よりも風格を感じました。なんだかんだ言っても日本の中枢です。日本を取り巻く現状は大変複雑で厳しいですが、国会議員の皆様には是非頑張ってほしいですね。

ε-130Dとε-180EDについての雑感

今月は何かと忙しく、先月の新月期に撮影した画像に手を付けられずにいると、そろそろ新たな撮影シーズンの到来です。バタバタしていると、1ヶ月経つのはあっという間ですね。

話し変わって、昨年発売されたタカハシε-130Dは、コンパクトで軽量なので人気があるようです。ビクセンSXPクラスの赤道儀に載せられるのが人気の理由のように思います。
ε180ED
一方、上位機種のε-180EDの人気は陰っているようです。タカハシε-180EDは鏡筒の長さは短いのですが、鏡筒径があるために風の影響を受けやすいです。ε-180ED本体の重量は11キロ弱とそれほど重くありませんが、ガイド鏡や重いCCDカメラを取り付けて撮影するなら、大き目の赤道儀が必要になるので、全体の装備が大掛かりになるのがマイナスポイントです。

ε-180EDは、デジタル機材に合わせて新設計され、2005年に発売開始された天体撮影用の望遠鏡です。まだそれほど古い望遠鏡というイメージはありませんでしたが、登場からもう10年近く経つのですね。ε-180EDが現在それほど人気がない理由の一つに、ε-180EDを欲しいと思うユーザーはもう既に手に入れているということがあるかもしれません。それに比べると、ε-130EDは、昨年、発売開始されたばかりの新製品ですから、今が売れ時なのでしょうね。
光軸調整ツール
明るい反射望遠鏡の場合、光軸合わせ作業が面倒という点があります。特にε-180EDはF2.8と明るく、光軸にとてもシビアです。以前、ε-160(F3.3)とε-180ED(F2.8)を同時に使っていた時期がありましたが、明るさの違いはごくわずかであるにも関わらず、ε-180EDの方がかなり光軸にシビアだった覚えがあります。明るいに越したことはありませんが、あまり機材に手間を取られるのも困りものです。

ε-130Dはε-160と同じ明るさですから、そういう点でも使いやすそうです。ただ、個人的には、集光力や斜鏡の遮蔽率を考えると、13センチではやや小さい気がします。εシリーズで考えると、ε-160ぐらいの大きさが扱いやすく、かつ良い結果も残せる、バランスの良い機材ではないかなと思います。

ST-iオートガイダーの動作改善

ノートパソコンを購入したのですが、新品にも関わらず、OSの起動に長い時間がかかります。あらかじめ入っているバンドルソフトが常駐しているためでしょうか。付属ソフトが多いのも困りものですね。

下の写真は、私が使っているST-iオートガイダーです。ST-iは、コンパクトで軽量なオートガイダーで気に入っているのですが、動作が不安定になるというお話をたまに伺います。実は私のST-iも、購入当初は動作が不安定になることがありましたが、以下の二つの点を改善すると動作が安定しましたのでご紹介します。
ST-iオートガイダー
まず、付属のUSBケーブルを短いケーブルに変更しました。

ST-iオートガイダーには、長さが4mほどのUSBケーブルが標準で付属します。ケーブルが長いのは便利ですが、このケーブルの長さのためか、CCDOPS(SBIG社の純正制御ソフト)がST-iを認識できないことがありました。そこで、1.5mのUSBケーブルに替えて、セルフパワーのUSBハブに接続するようにしたところ、そのような誤作動がなくなりました。もっと延長したい場合は、リピーターケーブルを使うといいかもしれませんね。

次に、ST-iのファームウェアをアップデートしました。

ST-iのファームウェアは、CCDOPSの画面で確認することができます。下は私のST-iの現在のファームウェアです。Ver2.37は現在の最新バージョンのようです。
FirmWare
ST-iを購入した当初、CCDOPSでキャリブレーションやフォーカスを連続して行っていると、ST-iがフリーズしてしまうことがありました。そこで調べてみると、ST-iのファームウェアをアップデートできることを知り、自分でアップデートを行いました。

ST-iのファームウェアのアップデートは、DriverChecker64(SBIG社の純正ドライバ確認ソフト)を使って行いました。アップデートして以来、上記のようなフリーズすることはなくなり快適に使用できるようになりました。なお、ファームウェアのアップデート自体は簡単ですが、失敗するとST-iが動かなくなる可能性があります。アップデートは、その点をご留意の上、メーカーや販売店と相談の上、実施してください。

タカハシの気になる広告

FSQ-85ED今月号の星ナビと天文ガイドの広告欄に、タカハシの新製品の予告広告が載っていました。天体望遠鏡のシルエットに「新たな伝説が生まれる予感・・・」との思わせぶりなキャッチコピーが書かれた高橋製作所の広告。いつぞやのビクセンのVSD100鏡筒の広告を思い出しました。

この近日発表予定の鏡筒ですが、鏡筒の太さからして、以前から噂になっているFSQ-130EDの可能性が大でしょう。実際、海外のサイトでは鏡筒の画像やスペックまで掲載されていて、ほぼ間違いない雰囲気です。FSQ-106EDの口径13センチ版がいよいよ登場するのでしょうか。

FSQ-130EDの価格ですが、海外のサイトによると、100万円を超えるという情報があります。これが本当なら、口径15センチのTOA-150Bとほぼ変わらない価格になります。ちょっと気軽には買えない価格帯ですね。個人的には、80万円くらいで販売してほしいところです。なにはともあれ、FSQ130EDの正式発表が気になりますね。TOA-130ユーザーとしては、FSQ130EDとTOA-130の比較写真を示して結像性能の違いを見せてほしいです。

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