星空日誌「つぶやき」

ビクセンの工場見学に参加

そろそろ撮影時期に入りましたが、天気が回復しません。日本列島の南海上には停滞前線が伸びており、梅雨の時期のような空が広がっています。早く、秋のスカッとした天気になってほしいですね。

ニコンミュージアムを見学した次の日、ビクセンのトナかい会員のイベント「ビクセン工場見学(ファクトリーツアー)」に参加してきました。

ビクセン

ビクセンと言えば、高橋製作所と並ぶ、日本の天体望遠鏡のメーカーです。天体望遠鏡の製造工場を見学できる機会はめったにないので、以前から参加してみたいと思っていたイベントでした。

上は、埼玉県所沢市にあるビクセン本社建屋です。この日、ビクセンの工場見学には6名の方が参加されていました。兵庫県から来た私が最も遠いだろうと思っていましたが、熊本県から来られた学生さんがいて驚きました。工場見学のイベントは人気があるのでしょうね。

本社の会議室でツアーやビクセンの歴史について説明を受けた後、本社の向かいにある工場に移動しました。工場内は工場長にご案内いただいたのですが、大変気さくな方でお話しやすく、赤道儀パーツの塗装工程から望遠鏡のレンズの組み込みまで詳しく教えていただきました。

ビクセン

上は、SXD2赤道儀を組み立てているところです。赤道儀は流れ作業で製造されているのかと思っていましたが、熟練の社員の方が、一つ一つ軸の回転のスムーズさを確認し、微調整しながら組み上げていました。これだけ手間をかけているなら、価格が高くなってしまうのも仕方がないかなと思いました。

下は、ビクセンR200SS望遠鏡の光軸調整をしているシーンです。遠く離れたところに設置した人工星を実視で確認して調整されていて、光軸調整前と後の星像を見せていただきました。このように見比べてみると、光軸調整の善し悪しは一目瞭然ですね。ところで、R200SSを載せている光軸調整用の台ですが、これは手作りだそうです。望遠鏡を台ごと微動できるようになっていて、便利だなと思いました。

ビクセン

この他にも、レンズの組み付けや最終仕上げの様子も見せていただき、素敵なお土産もいただきました。現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。

ビクセンの工場内は想像していたより広く、全体的に明るい雰囲気でした。また、シフトの関係かもしれませんが、実際に作業されている方は、若い方が多いと感じました。ベテランから若い方へ技術が伝達されているのでしょうね。

ニコンミュージアムに行ってきた

このところ、雨が続きますね。週末にるり渓で開催された星空イベント「星をもとめて」も雨で一部のイベントが中止になったようですし、今日も台風16号の影響で大雨です。月が小さくなる頃には晴れてほしいですね。

先日、東京のニコンミュージアムに立ち寄ってきました。ニコンミュージアムは、2015年10月にオープンした、ニコンカメラの記念館で、館内には、歴代のニコン製カメラや計測機器が展示されていました。

ニコンミュージアム

館内は一部を除いて写真撮影可能でしたので、懐かしいカメラの写真をいろいろ撮ることができました。ちなみに、ニコン初の天体撮影専用カメラ「ニコンD810A」も、下の写真のとおり展示されていました。

ニコンD810A

昔からの天文ファンは、ニコンと言えば、屈折式天体望遠鏡を思い浮かべますが、残念ながら天体望遠鏡はパネル展示のみで、実機は展示されていませんでした。今でもニコン製の天体望遠鏡は中古市場で人気があるので、天文ファンとしては、天体望遠鏡も展示してほしいところです。

ニコンミュージアムを見学した後、向かいのキヤノンのショールームにも寄ってみると、新しく発表されたミラーレス一眼「EOS M5」が展示されていました。たまたま公式発表されたばかりのタイミングだったようで、展示機を一番に触ることができました。

私は初代のEOS Mを所有していますが、EOS M5にはビューファインダー(EVF)が追加されただけでなく、AF速度や連写枚数も向上して、全体的に使い勝手が良くなっている印象を受けました。予想していたより高価なのが残念ですが、旅行に持って行きやすい大きさなので、価格が落ち着いてきたら購入候補に入れたいカメラです。同時に発表された「EF-M18-150 IS STMレンズ」も使い勝手が良さそうですね。

撮影できなかったSh2-129

Sh2-129台風が過ぎ去ったと思ったら、また次の台風13号が日本列島に近づいています。この新月期にもう一度撮影に出かけたかったのですが、月も大きくなりつつありますし、厳しそうですね。

この新月期に撮影を予定していた一つに、ケフェウス座のSh2-129があります。左のSh2-129の写真は、昨年、ε-180望遠鏡とデジカメで撮影した写真ですが、構図から星雲の右側部分がはみ出してしまったので、今回、撮り直しを予定していました。構図も、縦構図よりも横構図の方が良かったかもしれません。

ケフェウス座と言えば、IC1396が有名です。IC1396は、大型の散光星雲なので、天体写真ファンに人気がありますね。IC1396は淡い星雲のため、銀塩フィルム時代は難物と呼ばれていましたが、デジカメと画像処理技術の発達で、手軽に写せる対象になったように思います。

Sh2-129は、IC1396の東側で輝いている星雲で、更に淡く、ぼんやりとした天体です。2つの星雲の位置関係は、以前、自宅から撮影したIC1396とSh2-129のHα写真をご覧いただくとわかりやすいと思います。焦点距離200ミリ前後のレンズとデジカメを用いて、IC1396とSh2-129の両方を写すのもお勧めです。次の週末は、なんとか晴れて欲しいですね。

八塔寺は秋の気配

塩味ソフトクリーム一昨日の夜、八塔寺に撮影に出かけてきました。天気予報で晴れそうなのはこの夜だけだったこともあり、平日でしたが、現地には天文ファンが集まりました。ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。

現地の天気は、23時ごろまでは雲一つない快晴でしたが、その後、南西方向から雲がやってきてしまいました。しかし、しばらくすると、また晴れてきて、何とか予定していた撮影をこなすことができました。出かける前は、天気予報の良かった紀伊半島方面と迷ったのですが、出かけた八塔寺で晴れてくれて助かりました。

当日の八塔寺の夜の気温は、17度前後まで下がりました。まだまだ暑いだろうと思って、防寒着を持参していなかったので、Tシャツでは少し寒かったです。これからの時期は、フリースなど、羽織るものを持っていった方が良さそうですね。ちなみに、撮影場所の隣の虫除けの照明は、まだ点灯していませんでした。

ところで、写真は、赤穂の塩味ソフトクリームです。山陽自動車道、龍野西SA(上り線)で販売されているソフトクリームで、八塔寺からの帰りに立ち寄ってよく食べています。ちょっぴり塩味のソフトクリームに小倉あんが加わった味のハーモニーが絶妙で、ソフトクリーム好きの私の中でも、上位にランキングする美味しさです。

ちなみに、龍野西インターチェンジから高速道路に入ると、龍野西SA(上り線)には立ち寄ることができませんが、龍野西SAには、ウェルカムゲートが設置されていますので、一般道からアクセスすることができます。八塔寺で星を見た後は、塩味ソフトクリームを味わってみてはいかがでしょうか。徹夜で疲れた脳も目覚めるかもしれません。

EF24-105mm F4L IS II USMレンズ

EF24-105F4L II台風10号の影響で、今日は朝から雨模様です。予報では、台風は、明日、北日本に最も接近するようです。今年は気圧配置の関係で、例年と比べて東日本に近づく台風が多いですね。

昨日、大阪梅田のグランフロントで、キヤノンEOS5DMarkIVのイベントが開催されていたので、立ち寄ってきました。EOS 5Dシリーズの新製品の発表会ということで、会場は混み合っているかと思いましたが、思っていたよりすいていました。おかげで、カメラのタッチ&トライコーナーにも行列はなく、待たずに実機に触れることができました。

実際に触ったカメラの感じは、良くも悪くもEOS5Dという印象です。機能が増えているので、メニュー画面の項目はとても多く、目的のモードを探すのに一苦労でした。でも慣れてしまえば、これは問題ないでしょう。ISO感度を上げて何枚か撮影したところ、高感度ノイズは少なくなっているように思えましたが、EOS6Dとさほど変わらないかなという印象でした。

個人的にカメラボディよりも気になっているのが、新しく発表されたEF24-105mmF4LIIレンズです。長い間、現行モデルを使っているのですが、周辺の描写がもう一つなので、シグマの24-105mm F4 DG OS HSM に買え替えようかと悩んでいました。そのタイミングでの後継機の発表です。会場に実機が置いてあったので、実際に試し撮りすることができました。

新しく発表されたEF24-105mmF4L IIレンズで、注目しているのは、採用されているレンズ構成です。今回のレンズには、4枚のガラスモールド非球面レンズが採用されていますが、前モデルで使用されていたスーパーUDレンズは省かれています。数多くの非球面レンズの採用によって、周辺描写の向上は見込めるものの、このクラスのレンズには常用されているUDレンズが採用されなかった影響が気になります。

このレンズ構成で描写に影響はないのかと、試写コーナーの方に質問したのですが、残念ながら明確な回答は得られませんでした。後継機なので問題ないとは思いますが、購入するかどうかは、実際に発売されてからのユーザーの意見を確認してから決めようと思います。

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