星空日誌「つぶやき」

コーン星雲とFoxFurNebula

先週、八塔寺で撮影した「NGC2264 コーン星雲とFoxFurNebula」の写真です。比較的淡い星雲なので、明るい光学系が有利ですが、今回は、Mewlon-250CRSを使ってクローズアップ撮影しました。

コーン星雲

今年初の遠征は、幸いにも晴天に恵まれ、月出まで撮影を楽しむことが出来ました。ただ現地は非常に寒く、明け方の気温はマイナス10度を下回りました。長年、八塔寺に出かけていますが、ここまで気温が下がるのは珍しいです。新記録かもしれませんね。

今日(1月17日)が新月なので、新月期はあと1週間ほど続きます。今日は雨天でしたが、明日から回復してきそうなので、また撮影チャンスがありそうです。次回は春の銀河を狙ってみようと考えています。

ZWO社冷却CMOSカメラの乾燥剤

最近、ZWO社の冷却CMOSカメラ「ASI174MM-Cool」で月を撮影すると、映像にゴミの影が映るようになってきました。このゴミはどうやらセンサーに付着しているようで、ガラスの外側からでは取れません。そこで、チャンバーを開けて清掃を試みました。

ZWO ASI 174MM

上はチャンバーの上蓋を開けた状態です。上は清掃後の写真ですが、開けた直後は、白い粉のような物質がセンサーや基盤に付着していて驚きました。

白い粉の原因は、センサーの周りに置かれた4つの乾燥剤のようです(グレーの円柱形の物体)。手で触ってみると、どうやらこの乾燥剤が劣化して、粉状化していたようです。冷却カメラですので、乾燥剤は必須ですが、粉状化する物質は困りますね。

とりあえず、劣化した4つの乾燥剤を外して様子を見ているのですが、今後、新しい乾燥剤に交換するかを悩み中です。

ほ座の超新星残骸

星ナビ2月号の記事に掲載した「ほ座の超新星残骸」の写真です。フィラメント構造が美しい超新星残骸で、南半球に出かけたら、一度は撮影したいと思いつつ、なかなか撮影する機会に恵まれなかった天体です。

ほ座超新星残骸

撮影できなかった理由の一つは、遠征時期と、ほ座の超新星残骸の見頃が合わなかったためです。海外遠征に出かけるのは、梅雨の時期が多いのですが、超新星残骸の撮影時期は1〜3月頃です。7月になると、薄明が終了した頃には西空に傾いているため、なかなか望遠鏡を向ける気になれませんでした。もう一つの理由は天気ですね(笑)。

ほ座の超新星残骸は、日本からは狙いづらい天体ですが、銀塩フィルムで撮影していた頃、紀伊半島からチャレンジしたことがあります。下がその写真ですが、低空の靄などに阻まれてしまって、写りはよくありません。

ほ座超新星残骸日本から

現在のデジタル機材と画像処理技術を駆使すれば、もっとクリアに写し出せると思います。南の視界の開けた場所に出かけた際に、一度狙ってみてはいかがでしょうか。

2018年のデジカメの新製品は

今年のカメラショーは、ラスベガスで1月9日に開催される世界最大の家電ショー「CES 2018」で幕を開けます。その後、CP+2018が3月1日に横浜で、9月にはフォトキナがドイツで開催される予定です。今年もいろいろなカメラが登場しそうですね。

個人的に注目しているのは、今年中の発表が予想されている、ニコンのミラーレス一眼カメラです。35ミリ判も噂されていますが、どのようなレンズマウントを採用して、ニコンFマウントとの互換性はどうなるのかが気になります。

キヤノンからは、EOS5Dsの後継機が発表されるように思います。昨年、大ヒットしたニコンD850にも採用されている、裏面照射型のCMOSセンサーを搭載してくるのでしょうか。高感度ノイズ特性に優れていれば、星空撮影にも使えそうです。

カメラの祭典

ソニーは昨年、α9やα7RIIIを発表したので、今年は大物発表はないかもしれません。パナソニックは、GH5の高感度バージョンGH5Sを発表すると予想されています。GH5sの常用ISO感度は、51200まで向上するということなので、星撮りにも使えるかもしれませんね。

その他には、ペンタックス645Zの後継機?、富士フィルムからは、X-H1の登場が予想されるなど、多くの新製品の登場が期待されています。星向きのカメラが出てくるかどうか、今から楽しみですね。

2018年の火星大接近

新年明けましておめでとうございます。今年は元旦から晴天に恵まれ、気持ちの良い新年の朝を迎えることができました。本年も「天体写真の世界」をどうぞよろしくお願いいたします。

2018年は、2度の皆既月食に火星大接近と、天文現象に恵まれた1年になりそうです。まず最初は、今月末(1月31日)に起こる皆既月食が楽しみですね。

個人的には、7月31日の火星大接近に注目しています。そこで、火星の接近に合わせて、「火星大接近 2018」という特集ページをWebサイトに設けました。今後も新しい情報を追加していく予定ですので、是非、火星観望のお役に立てていただければ幸いです。

火星大接近2018

特設ページでも触れていますが、火星はおよそ15年ごとに地球に大接近します。前回、2003年の時は、21世紀最大の火星が見られるということで、大きな注目を集めました。

今回は前回に比べて若干小さいものの、15年ぶりの好条件です。直前になれば、お目当ての望遠鏡やアイピースが売り切れということもあり得ますので、早めに動いた方がよいかもしれませんね。

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