星空日誌「つぶやき」

オリオン座流星群

オリオン座昨晩から今朝にかけて、オリオン座流星群が極大を迎えましたが、こちらはどんより曇り空で、全く星を見ることができませんでした。

オリオン座流星群は、あの有名なハレー彗星を母天体に持つ流星群です。今年は月明かりの影響が全くない最高の条件で楽しみにしていたのですが、残念です。

極大日の流星観測はできませんでしたが、先週末、撮影に出かけた際、星空をぼんやりと眺めていると、いくつか流れ星を見ることができました。オリオン座の左上方向から、四方に放射するように流れていたので、オリオン座流星群の走りだったのでしょう。

流れ星はそれほど明るくありませんでしたが、短く、そして鋭く流れる様子は美しいものでした。極大日の数日前であの様子だったので、昨晩晴れていたら、たくさんの流れ星を観測できたかもしれません。次の流星群に期待ですね。

ぎょしゃ座の定番構図

この週末は晴れていたので、星空撮影に出かけていたのですが、デジカメのタイマーリモートコントローラーを忘れていることに現地で気づきました。家に帰って急いで機材を車に積み込んで、機材のリストをチェックせずに出かけたのが失敗でした。せっかく晴れたのにもったいないですね・・・

ギャラリーには、先月、峰山高原にてカメラレンズで撮影したぎょしゃ座のM36とM38付近の写真をアップしました。下はその縮小画像で、クリックすると大きな画像が表示されます。
ぎょしゃ座の星雲星団
この星域は、天体撮影に中判銀塩フィルムと屈折望遠鏡が天体撮影に用いられていた頃、定番の構図でした。私自身もペンタックス100SDUFを使って毎年のように撮影し、最後はBRC250と中判銀塩フィルムを使って、4コマモザイクで仕上げました。星雲と星団が収まる構図で見栄えがするので人気だったのでしょうね。

銀塩で撮影していた頃、星団をシャープに表現しつつ、淡い星雲を明るく表現しようと思うとなかなか難しかったのですが、デジタルで写すとあっさりと淡い部分まで写ってきますね。望遠レンズで手軽に撮影を楽しめますし、天体撮影を始めたばかりの方にもお勧めの構図だと思います。慣れた方なら、モザイクでディテールを狙ってみるのも面白そうですね。

キヤノンEOS7DMarkIIの印象

少し前の話題になりますが、グランフロント大阪で開催された、キヤノンEOS7DMarkIIの体験イベントに参加しました。

この日は、平日にも関わらず、会場は写真ファンで賑わっていて、EOS7DMarkIIに手を触れるまで30分以上並ばなければなりませんでした。人気の高かったキヤノンEOS7Dの後継機だけに、注目されているのですね。下は会場でいただいた、EOS7DMarkIIのパンフレットです。被写体別に7種類も用意するとは、キヤノンも気合いが入っていますね。
CanonEOS7DMarkIIパンフレット
EOS7DMarkIIの印象ですが、前評判通り、AF機能が一段と進化していました。特にAFの追従性能は素晴らしく、画面のどこかに被写体が入ってさえいれば、動きに合わせて追従してくれます。星空撮影には全く必要のない機能ですが、久しぶりに「このカメラは欲しいな」と思いました。

また、キヤノンEOS7DMarkIIの機能では、タイマー撮影機能に注目していました。インターバル撮影を設定すると、指定した間隔(1秒〜99時間59分59秒)と回数(1〜99回、無制限)で連続撮影され、バルブタイマー機能を設定すれば、1秒〜99時間59分59秒までの露光時間の設定が可能とのことです。大変便利な機能ですね。

それで会場に行くまでは、この二つの機能を使えば、「10分露出を20秒間隔で8枚撮影」という設定がリモートコントローラー無しで可能になるな、と思っていたのですが、実際はインターバルとバルブタイマーは同時に使用することはできないようです。

つまり、バルブタイマーを10分に設定すると、インターバル機能は使えないというわけで、連続で10分露出を何枚も撮影しようと思えば、タイマーリモートコントローラーが必要になります。残念ですね。次に出てくるであろう、キャノンEOS5DMarkIIIやキャノンEOS6DMarkIIでは、是非、インターバルとバルブタイマーの同時使用を実現していただきたいです。

満月と飛行機のランデブー

今週末は、上高地・乗鞍方面に紅葉を見に出かける予定だったのですが、台風19号が近づいて来るため、中止しました。せっかくの3連休なのですが、天候ばかりは仕方ないですね。

皆既月食の撮影準備をしながら、東の空から昇ってきた満月を見ると、大阪国際空港(伊丹空港)から飛び立つ飛行機が満月の近くを通るのに気付きました。そこで、デジカメの設定を変更して待ち構えると、ちょうど空港から飛び立った飛行機が満月の前を横切ってくれました。下がその貴重なワンショットです。
ボーイング777-200
低空の気流の影響のため、満月は若干呆けてしまいましたが、飛行機は鮮明に写っています。焦点距離1,000ミリのTOA130にキヤノンの1.4倍テレコンを付けての撮影ですから、合成焦点距離は約1,400ミリです。超望遠レンズでもなかなか味わえない世界ですね。

撮影データーを参照して、大阪国際空港の飛行機発着時刻を検索して調べてみたところ、この写真に写っている飛行機は、ANAのボーイング777という機体で、大阪伊丹空港から羽田空港へ向かう便だったようです。満月をバックに飛び立つ飛行機、ドラマチックですね。

皆既月食の連続撮影と機材

昨晩の皆既月食の撮影では、タカハシTOA130とビクセンED103Sという2台の天体望遠鏡を出して、それぞれ異なる条件で撮影しました。

TOA130を使ってインターバル撮影した皆既月食の写真の中から7枚の画像を選び、連続写真として一枚の作品に仕上げたのが下の写真です。こうして見ると、月が地球の影の中に入っていく様子がよく分かりますね。
※画像をクリックすると、ギャラリーの大きな皆既月食の画像(横幅700pixel)が表示されます。
皆既月食の経過写真
撮影中、ビクセンSXP赤道儀のスターブックTENコントローラーの画面を見ていると、画面に表示された月も実際の月と同じように欠けていきました。下がそのスターブックTENの画面です。月食の様子まで再現するとは、芸が細かいですね。
スターブックTEN画面
ところで、天体望遠鏡で月を拡大撮影する場合、星を追いかける赤道儀を使っても、月が視野内から逃げてしまいます。これは、星の動く速さと月の動く速さが異なるためで、皆既月食のように長時間連続撮影を行う際、問題となります。

その点、ビクセンのスターブックTENコントローラーは、自動導入機能を使って月を視野に導入すると、自動的に恒星時追尾から月追尾へと切り替わってくれるので、便利です。実際、今回の皆既月食を開始から終了まで連続撮影しましたが、月がデジカメのファインダーから外れてしまうことはありませんでした。おかげで二台同時撮影も無事に終えることができ、ほっとしています。

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