星空日誌「つぶやき」

曇→雨→晴れ→黄砂の八塔寺

八塔寺の様子金曜日、土曜日と連続で八塔寺に出かけてきました。金曜日は天気予報は良かったのですが、一瞬晴れ間が出たくらいで、全体的に曇の天気。おかげで成果はゼロでした。次の日に期待して、早めに撤収となりました。

土曜日の夕方、現地に着くと、既に数人の天文ファンがいらっしゃいました。挨拶をした後、機材を組み立て始めます。しかし空は生憎の曇り空。北極星が見えなければ何もすることがないので、皆さんと機材について話をしていると、肩に水滴が落ちてきました。

「雨?雨降るなんて天気予報で言っていたっけ?」と言っているうちに、一気に雨脚が強くなりました。急いで望遠鏡にカバーをかけた瞬間、夏の夕立のような雨が襲いました。カバーのおかげで天体望遠鏡や機材は濡れませんでしたが、突然の雨は本当に困りますね。まさか雨が降るとは思わなかったので、傘さえ持っていませんでした。

その後は、晴れ間が出てきてくれましたが、透明度は非常に悪く、春霞の空で撮影画像のコントラストが上がりません。明け方には黄砂も観測されたようで、東から上ってきた太陽の光はどことなく黄色っぽく、ボンヤリとしていました。春霞の時期が終わらないとクリアな画像は望めそうにないですね。

木星と惑星撮影用カメラ

木星の写真昨日は、朝は雨が降っていましたが、昼には雨も上がり、夕方には全天晴れ渡って、星が輝き始めました。東空で一際明るく輝いていた星が、左写真の木星です。昨夜は23時頃まで晴れていたので、久しぶりに木星の観望を楽しめました。

木星の撮影には、以前からキヤノンEOS60Dの天体改造モデルを使用していますが、そろそろ惑星撮影用カメラを新調したいと考えています。惑星の撮影には、セレストロンSkyrisをはじめとした動画キャプチャーカメラが人気ですが、単機能の割に価格が高いので躊躇しています。高解像なモノクロタイプを選ぶと、カラー情報を得るためのカメラが別途必要になるのも考えどころです。

一方、動画撮影機能が充実したミラーレスカメラは、惑星の撮影だけでなく一般撮影にも使えるので、魅力を感じています。EXテレコンという機能が設けられたパナソニックのルミックスシリーズが良さそうですが、EOS60Dと比べて画質がどうなのかが気になるところです。パナソニックのショールームなどで試してからの方が良いかもしれませんね。

ところで、今月は20日が新月ですので、そろそろ撮影時期に入ってきました。しかし週間予報を見ると、来週の天気は曇りがちのようで残念です。明け方になれば、夏の天の川銀河も撮影できる時期になってきましたので、なんとか好転してほしいですね。

視程と光害

PLの塔今日は昨日に引き続き、雪が舞う寒い一日でした。まるで冬が戻ってきたようです。外を歩きながら「これだけ寒いなら、もう一回ぐらいスキーに行けるかな?」と思ったほどでした。

冬型の気圧配置の影響で北風が強まったおかげで、雪が止んだ空は、青く透き通るようでした。気象学の分野では、肉眼で物体を確認できる最大の距離のことを「視程」と言うそうですが、昨日と今日の視程は良かったのではないでしょうか。私も夜空の透明度を確認する目安として、遠くのビル等の見え方を参考にしています。

具体的には、遠くの景色の見え方を3段階に分けて判断しています。

まず、約10キロ離れた大阪空港が何とか見えるくらいなら「透明度は悪い」と判断しています。この日は晴れていても星が見えづらいので、撮影に行かないことが多いです。

次に、海外からの旅行者に人気のある大阪空中庭園のビル(約20キロ先)が見えるなら、「透明度は中」です。この日は、夜晴れれば撮影に出かけますが、なるべく高度が高い天体を狙います。

そして、約35キロ離れた生駒山山頂のアンテナが見える時は、「透明度良」です。透明度の良い日は、星雲の撮影には絶好の機会ですから、天気予報をまめにチェックして、晴れれば撮影に出かけることにしています。

ところで、右上の写真は、自宅から撮影した大阪富田林市にある「PLの塔」です。透明度が非常によい日に、我が家からなんとか見える大きな構造物です。自宅からここまでの直線距離は約45キロ。昔は見える日が多かったのですが、最近は滅多に見ることができません。大気中に散らばる塵やPM2.5の影響でしょうね。

星空を見えづらくする光害の直接の原因は、空に向けて放たれる人工光ですが、大気中の塵が多いと光が散乱して、空全体が明るくなってしまいます。視程の観測は、光害の観測にも繋がるかもしれませんね。

8年ぶりのスキー

スキー場久しぶりにスキーに行ってきました。前回のスキーから数えてみると、約8年ぶりです。向かった先は、兵庫県北部にある氷ノ山国際スキー場。兵庫県北部には、ハチ・ハチ北スキー場という有名なゲレンデがありますが、混雑を避けるため、その向かいにある氷ノ山国際スキー場にお邪魔してきました。

本当に久々のスキーなので、スキー板やスキーブーツがまだ履ける状態かどうかが問題でした。恐る恐る倉庫から出してみると、乾燥剤を入れたナイロン袋で保管していたおかげか、外見上は問題ありません。とりあえずまだ使えそうで一安心です。

スキー場に着き、ゲレンデに出ると、真っ白いゲレンデに心が躍りました。が、いざスキー板を履いてみると、とても重く、思うように体が動きません。何とかリフトに乗ったものの、降りるときにバランスを崩し、ヒヤッとしました。

ドキドキしながら斜面を滑り始めました。最初は感覚がわからずぎこちなく滑っていましたが、スキー板をハの字に開いてゆっくり足裏感覚を確認しながら滑るとだんだん昔の感覚が蘇ってきました。午後からは、自分でも驚くほど、自然に滑れるようになって、予想以上に楽しめました。体はちゃんと覚えているものですね。長い間、自転車に乗っていなくても、すぐに体が思い出して乗れるようになるのと同じですね。

このところ、今年こそスキーに行こうと思いながら、再開できないままだったのですが、今回、思い切って行ってみて良かったです。もう3月ですので、8年ぶりのスキーが今シーズン最後のスキーになりそうですが、来シーズンはちょこちょこ時間を見つけてスキーを楽しんでみようと考えています。

夏の天の川銀河の撮影レンズ

上る天の川あっという間に2月は過ぎて、今日は3月3日。桃の節句です。「最近、雛人形を見かけなくなったな」と思いつつ、ネットで検索してみると、埼玉県鴻巣市の市役所に展示されている「ピラミッド雛壇」が表示されました(公式ページはこちら)。雛飾りもここまで大きいと迫力があるでしょうね。近くなら是非見に行きたいところです。

先日のブログにも書きましたが、2月から3月にかけては透明度の高い日が多く、東から上ってくる夏の銀河を撮影する絶好の機会です。そこで、東から上る夏の天の川銀河を撮ろうと、下調べして準備をしていたのですが、結局、天候とタイミングに恵まれず、撮影することはできませんでした。左上は、昔、銀塩フィルムで撮影した、東の空から上ってくる夏の天の川銀河の写真です。これと同じような構図で、デジタルで撮影しようと思っているのですが、なかなか機会に出会えません。

ところで、天の川銀河の広がりを捉えるには、14ミリ前後の超広角レンズが便利です。最近、キヤノンからEF11-24mm F4L USMという魅力的な超広角レンズが発売されましたが、実売価格が40万円前後と、ちょっと手を出しにくい価格帯です。そこでお勧めなのが、キヤノンEF8-15mm F4L フィッシュアイ USMレンズです。魚眼レンズなので、一般撮影では使いにくいかもしれませんが、星空撮影には適していると思います。星像など詳しい情報をキヤノンEF8-15mmレンズレビューのページにアップしましたので、ご覧いただければ幸いです

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