星空日誌「つぶやき」

ビクセンAP赤道儀の価格

ビクセンAP赤道儀本日、ビクセンから、AP赤道儀が正式に発表されました。AP赤道儀は、CP+やビクセンのイベントで先行展示されていた赤道儀で、各ブロックがモジュール化されているのが特徴です。イベントで見たときは、分割すると軽量コンパクトになるので、持ち運びに便利だと思いました。

気になるAP赤道儀の価格は、赤道儀本体のみで8万円(税抜)です。モーターや極軸望遠鏡は別売りなので、少々高い印象です。ちなみに、赤道儀の比較ページにも載せていますが、ビクセンGP2赤道儀の価格は、36,500円でした。GPD2赤道儀は87,000円と、AP赤道儀よりも高価ですが、極軸望遠鏡が標準で付属しています。

天体撮影ファンにとって、赤経モーターと極軸望遠鏡は必須パーツです。AP赤道儀に赤経モーターが付いた、AP-SMマウントは13万円です。こちらに別売りの極軸望遠鏡PF-L(28,000円)を付けると、158,000円とかなり高くなってしまいます。最近のビクセンは興味深い製品を次々に発表してくれますが、価格設定が少し高いのが残念です。天体撮影入門者の方向けに、入手しやすい価格帯の赤道儀も用意して欲しいですね。

ミラーレスでアンドロメダ大星雲

金曜日の夜は、峰山高原に天体撮影に出かけてきました。幸い一晩中晴天に恵まれ、気持ちの良い星空を堪能することができました。現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。

この日は、コーワのテレフォトレンズ「PROMINAR 500mm F5.6 FL」にキヤノンのミラーレス一眼カメラ「EOS M」を接続して、撮影しました。下の写真が接続した時の様子です。プロミナーにEFレンズマウントアダプターを介して、EOS Mを取り付けています。ミラーレスなのでコンパクトですね。
プロミナーとミラーレス
EOSMにはタイマーリモートコントローラーが使えないため、リモートスイッチを使ってシャッターを切り、時計を見ながら360秒経過したところでシャッターを閉じました。天体撮影でタイマーリモートコントローラーが使えないととても不便ですね。また、パソコンとの連動もできないため、ピント合わせはEOS M本体の液晶モニターで行う必要がありました。

下が、このとき撮影したアンドロメダ大星雲の写真です。4枚撮影したので、それらをステライメージ7で重ね合わせて仕上げています。写り具合がよくわかるように画像処理は控えめに仕上げましたが、結構綺麗に写りますね。撮影枚数を増やして丁寧に画像処理すれば、一段と綺麗に仕上がりそうです。フィルター改造を行えば、星雲の撮影にも使えるかもしれません。
アンドロメダ銀河
ところで、この日の夜は多くの流れ星を観測できました。オリオン座流星群の流れ星なのでしょうね。現地には、神戸大学の天文部の方も来られていて、流れ星が夜空を走る度に歓声が響いて楽しかったです。大勢で和気藹々と見上げる星空もいいものですね。

オリオン座流星群

オリオン座昨晩から今朝にかけて、オリオン座流星群が極大を迎えましたが、こちらはどんより曇り空で、全く星を見ることができませんでした。

オリオン座流星群は、あの有名なハレー彗星を母天体に持つ流星群です。今年は月明かりの影響が全くない最高の条件で楽しみにしていたのですが、残念です。

極大日の流星観測はできませんでしたが、先週末、撮影に出かけた際、星空をぼんやりと眺めていると、いくつか流れ星を見ることができました。オリオン座の左上方向から、四方に放射するように流れていたので、オリオン座流星群の走りだったのでしょう。

流れ星はそれほど明るくありませんでしたが、短く、そして鋭く流れる様子は美しいものでした。極大日の数日前であの様子だったので、昨晩晴れていたら、たくさんの流れ星を観測できたかもしれません。次の流星群に期待ですね。

ぎょしゃ座の定番構図

この週末は晴れていたので、星空撮影に出かけていたのですが、デジカメのタイマーリモートコントローラーを忘れていることに現地で気づきました。家に帰って急いで機材を車に積み込んで、機材のリストをチェックせずに出かけたのが失敗でした。せっかく晴れたのにもったいないですね・・・

ギャラリーには、先月、峰山高原にてカメラレンズで撮影したぎょしゃ座のM36とM38付近の写真をアップしました。下はその縮小画像で、クリックすると大きな画像が表示されます。
ぎょしゃ座の星雲星団
この星域は、天体撮影に中判銀塩フィルムと屈折望遠鏡が天体撮影に用いられていた頃、定番の構図でした。私自身もペンタックス100SDUFを使って毎年のように撮影し、最後はBRC250と中判銀塩フィルムを使って、4コマモザイクで仕上げました。星雲と星団が収まる構図で見栄えがするので人気だったのでしょうね。

銀塩で撮影していた頃、星団をシャープに表現しつつ、淡い星雲を明るく表現しようと思うとなかなか難しかったのですが、デジタルで写すとあっさりと淡い部分まで写ってきますね。望遠レンズで手軽に撮影を楽しめますし、天体撮影を始めたばかりの方にもお勧めの構図だと思います。慣れた方なら、モザイクでディテールを狙ってみるのも面白そうですね。

キヤノンEOS7DMarkIIの印象

少し前の話題になりますが、グランフロント大阪で開催された、キヤノンEOS7DMarkIIの体験イベントに参加しました。

この日は、平日にも関わらず、会場は写真ファンで賑わっていて、EOS7DMarkIIに手を触れるまで30分以上並ばなければなりませんでした。人気の高かったキヤノンEOS7Dの後継機だけに、注目されているのですね。下は会場でいただいた、EOS7DMarkIIのパンフレットです。被写体別に7種類も用意するとは、キヤノンも気合いが入っていますね。
CanonEOS7DMarkIIパンフレット
EOS7DMarkIIの印象ですが、前評判通り、AF機能が一段と進化していました。特にAFの追従性能は素晴らしく、画面のどこかに被写体が入ってさえいれば、動きに合わせて追従してくれます。星空撮影には全く必要のない機能ですが、久しぶりに「このカメラは欲しいな」と思いました。

また、キヤノンEOS7DMarkIIの機能では、タイマー撮影機能に注目していました。インターバル撮影を設定すると、指定した間隔(1秒〜99時間59分59秒)と回数(1〜99回、無制限)で連続撮影され、バルブタイマー機能を設定すれば、1秒〜99時間59分59秒までの露光時間の設定が可能とのことです。大変便利な機能ですね。

それで会場に行くまでは、この二つの機能を使えば、「10分露出を20秒間隔で8枚撮影」という設定がリモートコントローラー無しで可能になるな、と思っていたのですが、実際はインターバルとバルブタイマーは同時に使用することはできないようです。

つまり、バルブタイマーを10分に設定すると、インターバル機能は使えないというわけで、連続で10分露出を何枚も撮影しようと思えば、タイマーリモートコントローラーが必要になります。残念ですね。次に出てくるであろう、キャノンEOS5DMarkIIIやキャノンEOS6DMarkIIでは、是非、インターバルとバルブタイマーの同時使用を実現していただきたいです。

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