星空日誌「つぶやき」

爆弾低気圧とオリオン座の淡いガス

オリオン座の星雲爆弾低気圧の影響で、昨日に引き続いて今日も非常に寒いです。朝起きると前の道路は雪が積もっていました。これだけ寒いと、遠征に出かけるのが億劫になってしまいますね。

強い北風の影響で、昨晩の空は透明度が非常に良く、自宅とは思えないほど星がたくさん見えていました。寒い寒いとは言うものの、これだけ星が綺麗に輝いていると気になってしまいます。そこでSXP赤道儀とプロミナーを出して、ナローバンドフィルターを使って、オリオン座の淡いガス星雲を狙ってみました。

左上がその写真ですが、強風でガイドが流れたものの、透明度が良かったおかげで、淡いところまで写ってくれました。コンポジットの枚数が少ないのと光害の影響でザラザラですが、この3倍くらいの枚数を撮れば、滑らかになってきそうです。寒い冬は自宅でナローバンド撮影もいいかもしれませんね。

ところで、天体撮影の方法ページに「初めてのオートガイド撮影」というページを追加しました。少し専門的だったオートガイドの方法ページの内容を見直し、初めての方でもご理解いただけるような内容にまとめました。これからオートガイド撮影を始めてみようと考えている方の参考になれば幸いです。

星景写真向きのデジカメとレンズ

キヤノンEOS6Dふたご座流星群の極大日が近づいていますが、近畿地方の天気は微妙です。前日の方が天気が良さそうですが、できれば極大日に流れ星を見たいものです。なんとか晴れてくれるといいですね。

星ナビギャラリーを使ったデジカメとカメラレンズの集計について、2014年9月号から12月号までのデーターを追加して更新しました。

2014年で最も登場回数が多かったデジカメは、キヤノンEOS6Dデジタル一眼レフカメラでした。1年間の登場回数は32回。長時間ノイズの少なさと、手頃な価格が評価されたのでしょうね。

2位には、同じキヤノンのEOS5DMarkIIIがランクインしました。2013年は1位でしたが、EOS6Dに追い抜かれてしまった感じです。3位には、3630万画素の高画素センサーで風景写真ファンに人気のニコンD800が入りました。

ニッコールレンズ一方、カメラレンズ部門では、「ニコンAF-S14-24mmF2.8G」が一位となりました。1年間に26回も誌面に登場しています。大きくて重いレンズですが、星空撮影に使い易いズーム域が魅力のレンズです。

2位には、シグマの15mmF2.8フィッシュアイレンズが入りました。集計を始めた2009年から継続して3位以内に入る安定感です。3位には、キヤノンの明るい広角単焦点レンズ「EF24mmF1.4LII」が入りました。開放F値の明るさが魅力のレンズですが、周辺の収差が大きく、順位が伸びないようです。

誌面の撮影データーを見ていると、キヤノンEOS6DにニコンAF-S14-24mmF2.8Gを組み合わせて撮影している方が多いことに驚きました。キヤノンとニコンのコラボ。これが現在、最も良い結果を得られる組み合わせなのかもしれません。

なお、今回の集計の詳しい結果については、星景写真向きのデジカメページと、星景写真お勧めのレンズのページをご覧ください。残すところ半月で2014年は終わってしまいますが、来年はどのカメラやレンズが星空撮影の分野で人気になるのでしょう。来年も集計を続けたいと考えていますので、引き続きよろしくお願いいたします。

高野龍神スカイラインは冬化粧

スタッドレスタイヤ ヨコハマ アイスガード車のタイヤをスタッドレスタイヤに入れ替えました。ヨコハマのアイスガードというスタッドレスです。定番のブリジストンのブリザックは価格が高かったこともあり、友人お勧めのヨコハマタイヤになりました。

12月14日は、ふたご座流星群の極大日です。できれば南天が暗い場所で観測したいので、高野山方面を考えていましたが、龍神村観光協会のWebサイトで現在の道路状況を調べたところ、高野龍神スカイラインは圧雪路になっているようです。スタッドレスに交換したといっても、雪道はなるべく走りたくないですね。

高野龍神スカイライン(国道371号線)は、毎年冬になると通行規制が引かれます。昼間はチェーン規制がひかれ、17時以降は通行止めになります。冬に鶴姫公園方面に出かけられる際はご注意ください。

銀塩フィルムで撮影していた頃、国道168号線から迂回するルートを使って、真冬に護摩壇山方面に訪れたことがあります。道路は圧雪状態で、鶴姫公園には除雪した雪が高く積まれていました。鶴姫公園には入れませんでしたので、結局護摩壇山タワーの近くで星を撮影していました。その頃もスカイラインは夜間通行止めだったのですが、雪道走行目的の四輪駆動車が結構走り回っていました。ジムニーが多かったので、星仲間の間で「ジムニー軍団」と勝手に名付けていました。

タカハシFSQ-130ED発表とオリオン座の星雲

オリオン座の星雲タカハシFSQ-130EDが、高橋製作所から正式に発表されました。気になる価格は122万円。素晴らしい性能のようですが、やはり100万円越えと高いですね。しかしペンタックス125SDPが90万円弱でしたから、妥当といえば妥当な価格かもしれません。

遅ればせながら、10月末に峰山高原で撮影したオリオン座中央部の星雲の写真を仕上げました。オリオン座の馬頭星雲とオリオン大星雲を対角に配した定番構図の写真です。馬頭星雲とオリオン大星雲は明るいので写すのは簡単ですが、間に広がる淡い星雲の表現が難しい星域ですね。

今回の写真では、淡い星雲のガス部分をほどほどに表現しつつ、馬頭星雲やオリオン大星雲の明るい部分が飛んでしまわないように注意して仕上げました。撮影にアイダスのHEIUB-IIフィルターを使ったので、もう少し淡い部分が写し出せるかと思いましたが、画面下部が光害で明るかった影響か、これが限界でした。もっと露出をかけても面白そうな領域ですね。

それにしても最近寒い日が続いています。今度の新月期に遠征に行くときは、車も冬装備が必要になりそうですね。スタッドレスタイヤを新調しようかと悩み中です。

橋杭岩と冬の星座

12月に入ってから一気に寒くなりましたね。この冷え込みのためか、早速、風邪を引いてしまったようで、マスクが手放せない毎日です。

新月期最後のチャンスとなった週末、晴れ間を求めて和歌山県串本町まで出かけてきました。南下するほど晴れるという予報を信じて出かけたところ、予報どおりの晴天に恵まれました。

串本町と言えば、天然記念物にも指定されている橋杭岩が有名です。
橋杭岩とオリオン座
夜半頃までは月明かりがあったので、橋杭岩で星景写真を撮影してみましたが、灯の明かりや駐車場に入ってくる車のヘッドライトで思うような写真は撮れませんでした。上は撮影したままの未加工のJPEG画像です。橋杭岩はともかく、空が明るくて星があまり写ってきませんでした。

星景写真の撮影の後、串本町のすぐ北側にある重畳山に移動して、直焦点撮影を行いました。下が撮影に使わせていただいた重畳山の山頂付近にある駐車場です。上下二段と広く、視界も良好です。
重畳山の駐車場
ただこの夜は北西からの強風の影響で、オートガイドが暴れて大変でした。視界が開けているのは嬉しいですが、風がまともに吹き付けるのは厄介ですね。

撮影の後、串本から自宅に帰るのには骨が折れました。本州最南端の町は本当に遠いです。でも強い冬型の気圧配置でも晴れるのは魅力ですね。また時間ができたら訪れてみたい撮影地です。

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