星空日誌「つぶやき」

SIRUI社のK-20X自由雲台の使用感

SIRUI K-20X雲台5月の新月期最後の週末ですが、天気が思わしくありません。平日も昼間は晴れているのですが、夜になると雲が広がってきて、撮影はできませんでした。週明けには上弦の月を迎えますので、星雲の撮影時期は終わりですね。梅雨入り前の来月の新月期に期待したいです。

先日のブログで少し触れましたが、デジタルカメラの2連撮影を行うため、SIRUI(シルイ)社の自由雲台K-20Xを購入しました。アルカスイス互換のクィッククランプがヘッドに採用されている自由雲台の中で、比較的リーズナブルだったのでこの自由雲台を選びました。実際に使用してみると、小さいながらも固定力は十分で、200ミリ程度の望遠レンズなら十分支持できそうです。正直なところ、実際に手元に届いて使用してみるまでは星空撮影に使えるかどうか不安でしたが、取り越し苦労だったようでよかったです。

今回、購入したSIRUI K-20Xの各部写真や使用感を撮影機材ページの「SIRUI K-20X雲台レビュー」のページに記載しました。K-20Xの強度を調べるため、プロミナーを載せて星空撮影テストを実施した結果も載せていますので、星空撮影用の自由雲台選択時の参考にしていただけたら幸いです。

ハチ高原と鳥取市のライトアップ計画

ハチ高原の様子週末は微妙な天気予報でしたが、山陰地方は夜から晴れてきそうな様子だったので、思い切ってハチ高原(鉢伏高原)まで撮影に出かけてきました。

ハチ高原は、兵庫県の鉢伏山山麓に広がる高原です。冬はスキーヤーやスノーボーダーが集まる、関西ではメジャーなスキー場で、私も何度かスキーに訪れたことがあります。天体観測という意味でも関西では有数の星空を見られる場所の一つで、銀塩フィルムで撮影していた頃から何度も訪れています。

今回、現地に着くと北西からの風が強く吹いていましたが、星はたくさん見えていました。「これなら徐々に透明度が上がってくるかも」と期待して機材を組み立て、撮影を始めましたが、空に薄雲がかかっているようで、星が潤んで写ってしまいます。「夜半を過ぎれば晴れるかも」と粘りましたが、結局、薄明までキレイに晴れ渡ることはありませんでした。

微妙な天気予報だったので仕方ありませんが、遠くまで遠征したので結構疲れました。まだあと一週間ほど撮影できる期間はありますが、天気予報は微妙です。なんとか一度は快晴の空の下で撮影したいですね。

ところで、ご存じの方も多いかもしれませんが、鳥取市が光のタワー計画を進めています(詳しくは読売新聞の記事をご覧下さい)。この鳥取市の光のタワー計画は、投光器を使って、鳥取砂丘上空に高さ7千メートルの光のタワーを作るというライトアップ計画です。まだ正式には決定していないようですが、今年10月末から来年1月までの実施予定とされています。

観光客誘致を目的としたライトアップ計画と思われますが、条件の良い日なら関西エリアからでも光のタワーが視認できるということですので、星空環境への影響は甚大です。ライトアップの継続時間の記載はありませんが、長時間ライトアップが続くと、関西や中国エリアの星見スポットでは、以前のように星が見えなくなってしまう可能性が高いです。特に今回訪れたハチ高原は、鳥取市から近いため、人工光にかき消されて、星がほとんど見えなくなってしまうかもしれません。

10月末から1月にかけての関西エリアは晴天率や透明度が高く、クォリティの高い画像を得られる貴重な天体撮影の時期です。最近、様々な場所でライトアップが実施されていますが、他府県からも見える明るさで、これだけの規模で長期間にわたるライトアップは、ちょっと聞いたことがありません。鳥取市には、光害の問題にも是非、配慮いただき、再考をお願いしたいところです。

SWAT-200ポタ赤で2連撮影

SWAT-200来週の5月18日(火)が新月ですので、今週末から来週にかけては、星雲や星団の撮影時期なのですが、天気が微妙です。現在の気象庁の予報によると、今夜は晴れそうなのですが、GPV予報では、雲が通過する予想です。こういう天気予報のときは、撮影に出かけようかどうか迷います。

夏至も近い5月後半にもなると、天文薄明開始は午前3時過ぎですので、撮影時間は限られます。その上、来月の新月期は梅雨に入る可能性もありますので、梅雨入り前の5月に夏の天体をできる限り撮影しておきたいところです。限られた時間で撮影対象数を増やそうと思えば、複数のカメラで同時撮影するしかありません。画像は、愛用しているポータブル赤道儀SWAT-200にダブル雲台ベースを取り付けて、2台のデジカメを載せるテストをしているところです。

この画像では、デジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラを載せていますが、先日、動作テストをした印象では、フルサイズデジ一眼2台でも運用できそうに思いました。ちなみに、この画像に写っている自由雲台は、最近購入した「SIRUI K-20X」という自由雲台です。まだ実際に星空撮影には使用していませんが、剛性感が高いので、これからカメラレンズを使った星空の撮影に活躍させたいと考えています。

笠井トレーディングのV-POWER接眼部

笠井トレーディング強化型接眼部週末、協栄産業大阪店に立ち寄ってきました。久しぶりの店内には、新たな機器がいくつか展示されていました。その中で特に目を引いたのは、笠井トレーディングの天体望遠鏡「GS-200RC」です。アイオプトロンのiEQ45PRO赤道儀に搭載されていました。

GS-200RCは、口径20センチF8のリッチークレチャン式天体望遠鏡で、軽量で取り扱いがしやすい大きさのため、以前から天体写真ファンに人気のある鏡筒です。八塔寺に撮影に来られる方の中にも愛用されている方がいらっしゃるので、何度か撮影の様子を見せていただいたことはあるのですが、明るい場所で見たのは初めてでした。せっかくなので、GS-200RCの鏡筒内のバッフルの様子や接眼部の動きなど、いろいろ確認させていただきました。

展示されていたGS-200RCには、新しく発売開始された強化型接眼部「V-POWER接眼部」が取り付けられていました。強化型というだけあって、V-POWER接眼部は見るからにがっしりした造りで、ドロチューブの動きもスムーズでした。メーカーによれば耐荷重が15キロとのことですから、大型の冷却CCDカメラとフィルターホイールや、デジタル一眼にオフアキシス装置の組み合わせでも余裕で受け止めてくれるのでしょう。ただ接眼部自体の重量が1キロ弱と重いので、望遠鏡の取り付ける部分の強度が低いと、その部分がたわんでしまうかもしれません。他社製望遠鏡などに取り付ける場合は、その点に注意が必要ですね。

ボーイング787で帰国

ボーイング787台湾から帰ってきました。ゴールデンウィーク期間中、日本は晴天続きだったようですが、今日は朝から小雨のぱらつく天気で少々肌寒いです。台湾は、南の高雄や台南では晴天に恵まれたものの、台北ではよく雨が降りました。昨年のゴールデンウィークの時期も日本は晴天で、台北は雨続きでしたし、5月初めの時期は、日本の方が天気が良さそうですね。

台湾からの帰りの飛行機は、ボーイング787ドリームライナーでした。ボーイング787は、就航以来、バッテリーからの出火トラブルが相次いだ機体ですが、一度、乗ってみたいと思っていた飛行機でしたので、関空〜台北線で搭乗できてラッキーでした。

ボーイング787の機体内部に入ると、照明にLEDが使われているためでしょうか、他のジェット機の機内よりも明るく、白い印象を受けました。新しいのでシートも綺麗で清潔感があります。座席自体は他の航空機と比べて特に大きい印象は持ちませんでしたが、通路の幅が若干広がったような印象を受けました。

ボーイング787の窓座席の窓には、ボーイング787の特徴の一つである、電子カーテンが用いられていました。写真のように窓の下の丸いボタンを押すと、窓の色が青く変化して徐々に暗くなっていきます。乗客が窓の透過光量を調節できて面白い機能ですが、個人的には以前のシェードの方が一瞬で暗くできたので便利に思いました。

乗り心地自体は、気流に起因する揺れもあったのでよく分かりませんが、以前の機体より、航行中の騒音が若干静かになっているような気がしました。また、昨年、ボーイング767で台湾に出かけたときより、少し早く目的地に着いたように思います。今回は、台北→関空で1時間55分のフライトでした。ボーイング787ドリームライナー、これからもトラブルなく、安全に空を飛んでほしいですね。

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