星空日誌「つぶやき」

星をもとめて2018に参加

週末は、京都府南丹市のるり渓高原にて開催された、「星をもとめて2018」に参加してきました。昨年は台風で中止になるなど、天気に泣かされることの多い星祭りですが、今年は曇り空でしたが雨は降らず、星空イベントを楽しむことができました。

星をもとめて2018

上は、星もとのメイン会場です。吹奏楽やハープの生演奏も行われました。以下、一部ですが、各ブースの様子です。



協栄産業さんのブースで行なわれた、ガラクタ市のスナップです。毎年、人気のガラクタ市ですが、今年は例年にもまして商品が豊富で、多くの天文ファンで熱気に包まれていました。



今年、星をもとめて初参加の天文ハウストミタさんのブースです。話題のハーモニックドライブ赤道儀を展示されていました。バランスウェイトのない赤道儀は、会場内でもかなり目立っていました。



ポータブル赤道儀のSWATシリーズでお馴染みの、ユニテックさんのブースです。SWAT赤道儀のほか、BORG製品や最新のシグマレンズも展示され、終始賑わっていました。ブース内では、外山電子さんがステッピングモーターの実演もされていました。



Astroarts社のブースです。話題の天体自動撮影ソフト、ステラショットの実演がありました。ステラショットの導入補正の機能は、やはり便利ですね。

時間の関係で、観望会ブースには立ち寄れなかったのですが、夜になると晴れ間も出てきて、天体観望を楽しめたようです。現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。来年の星もとも天候に恵まれるといいですね。

ソニーから小型軽量で明るい24ミリレンズ

ソニーが、35mmフルサイズ対応のEマウントレンズ、「FE 24mm F1.4 GM」を発表しました。開放F値が明るく、画角も広いので、星景写真や星座写真用として注目を集めそうですね。

FE 24mm F1.4 GMの特色として、非球面レンズ2枚と特殊低分散レンズ3枚を用いて、各収差を良好に補正しているということですが、個人的に驚いたのは、その軽さとコンパクトさです。ソニーFE 24mm F1.4 GMレンズの重量は約445gと、F1.4クラスの広角レンズとしては非常に軽いのです。

FE 24mm F1.4 GM

参考までに、私が星空撮影用に愛用しているシグマの24mm F1.4 DG HSMは665g、ニコンのAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDは620g、キヤノンのEF24mmF1.4LII USMは、650gの重量となっています。今回発表されたソニーのFE 24mm F1.4 GMは、それらのレンズと比べて、200g前後も軽いことになります。

またフィルター径も、他社は77mm径を採用していますが、ソニーFE 24mm F1.4 GMレンズは67mmと、10mmも小さくなっています。本当に小型軽量の明るい広角レンズですね。

ソニー製カメラは所有していませんが、もし持っていたら、欲しくなる一本だと思います。フルサイズミラーレスを発表したニコンやキヤノンからも、このような明るくて軽量のレンズが登場すると嬉しいですね。

フルサイズのミラーレス一眼のメリット

新月期なのですが、秋雨前線の影響で天気が優れません。週間天気予報を見ても期待薄ですね。

ところで、ニコンに続き、キヤノンからも35ミリフルサイズのミラーレス一眼「EOS Rシステム」が発表されました。さらにフルサイズのミラーレス一眼に注目が集まりそうですね。

ミラーレスと一眼レフ

一般的に、小型で軽量という点がミラーレスの利点ですが、天体写真撮影という点から見ると、次の2点のメリットが大きいのではないでしょうか。

1.ミラーボックスによるケラレが発生しにくい
2.フランジバックが短いので光路上にオフアキなどを入れやすい

1番については、周辺減光のために行うフラット補正が合いやすくなると思います。下は、EOS5DMarkIIとミラーレス化したEOS6D(Astro6D)の周辺減光の様子ですが、ミラーレス化したカメラにはケラレが発生しておらず、周辺減光がなだらかです。

周辺減光

マウント構造にもよりますが、今後、発売されるミラーレスも、周辺減光は同じ傾向になるのではないでしょうか。特にニコンの場合はマウント径も大きくなるので、楽しみですね。

2番のフランジバックについては、キヤノンの場合は44ミリ→20ミリ、ニコンは46.5ミリ→16ミリと、どちらも半分以下になります。

天体望遠鏡で天体撮影する場合、補正レンズからセンサーまでの距離が厳密に決められていますので、カメラと補正レンズの間にオフアキシスガイダーを挿入する場合は、いろいろな制約がありました。

しかし、ミラーレスになるとフランジバックが短くなるので、20ミリ以上の余裕が出ることになります。これなら、オフアキや各種アダプターを間に入れることができそうです。

ただ逆に、ミラーレス用に開発されたレンズは、バックフォーカスが短いので、冷却CCDカメラや他社製カメラには使用しづらくなるでしょうね。今のところ、レンズラインナップは限定的ですが、天体撮影向きの高性能な中望遠レンズが発売されると、カメラボディ自体も買う必要が出てきそうです。

ハーモニックドライブ CRUX 170HD赤道儀

先月の台風20号の大雨も大変でしたが、台風21号の強風と高潮には参りました。停電が解消していない地区もあり、少しでも早い復旧が待たれます。

先日、福岡に出かけた際、天文ハウスTOMITAさんにお邪魔してきました。

天文ハウストミタ

上は、店舗の外観です。店舗内は、とても広々としていて明るく快適です。天体望遠鏡などの機材も整理されていて、居心地のよい望遠鏡ショップでした。

ハーモニックドライブ赤道儀

お店では、ハーモニックドライブを搭載した新型赤道儀、CRUXシリーズを見せていただきました。上は、シリーズの中では小型の「CRUX 170HD」です。外観は、タカハシEM-11赤道儀と同じくらいの大きさですが、最大積載重量は18キロとEM-200赤道儀並です。

実際に電源を入れて、両軸の動きも確認させていただきましたが、とても滑らかで力強い動きでした。ハーモニックドライブ(波動歯車装置)が高価なため、販売価格は70万円と高くなってしまいますが、気になる機材です。荷物を減らせるので、海外遠征用としても魅力的ですね。

ビクセン FL55SS 鏡筒

ビクセンの新しい望遠鏡「FL55SS」が、協栄産業大阪店に展示されていたので、少し触らせてもらいました。

FL55SS本体

長さは30センチ程度と、本当にコンパクトな望遠鏡です。望遠鏡本体がこれだけ小さいと、付属しているアリガタレールがとても大きく感じられます。

遮光環

上は、接眼アダプターを外して、対物レンズを後ろから覗いたところですが、鏡筒内に遮光環(絞り環)は設けられていないようです。撮影用の鏡筒ですので、補正レンズを使用した際のケラレを防ぐためでしょう。鏡筒内の下部に、台座を固定するネジが見えます。

干渉

ピントノブは大きく、ビクセン純正のアリガタ金具に付けると、ネジが干渉してしまいそうです。ドロチューブの動きは滑らかですが、シャープな光学系なので、減速装置のようなものを付属してほしいですね。

重さは1.5キロほどなので、1つの赤道儀にメイン望遠鏡とFL55SSを同架しても、架台への負担は少ないと思います。上位機種のビクセンVSD100と冷却CCDカメラを使ってL画像を撮り、FL55SSとデジカメでRGB画像を撮って、最終的にLRGB合成で一枚にするというのも面白いかもしれません。この望遠鏡を使った作品の登場が楽しみです。

星空日誌メニュー

お勧め天文・写真書籍
Ranking Banner


にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
最新の記事
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>
プロフィール
archives
Links
others
mobile
qrcode