星空日誌「つぶやき」

クワガタ星雲から洞窟星雲にかけて

キヤノンEF200ミリレンズで撮影した「クワガタ星雲から洞窟星雲にかけて」の写真をギャラリーにアップしました。

この写真はケフェウス座とカシオペア座の境界付近を撮影したものですが、この星域には数多くの散光星雲が輝いていて、夏の終わりから秋にかけて、様々な光学系で撮影されています。



よく撮影される構図は、500ミリ前後の光学系で、M52散開星団と近辺の星雲を撮影するものです。また最近は、洞窟星雲だけを1000ミリ前後の望遠鏡でクローズアップ撮影した写真もよく見かけるようになりました。

200ミリレンズで撮影すると、星雲の全体像が写り、ファインディングチャートとしても便利ですね。大きな画像も掲載しましたので、星雲の位置の確認用としてもご覧いただければ幸いです。

接近中の火星

昨夜、久しぶりに火星を観望しました。残念ながら、気流が非常に悪く、時折吹く風が機材を揺らしたため、火星の模様はほとんど見えませんでしたが、10月6日の接近に向け、大きく丸くなった火星の姿を確認することができました。



上は、観望後に撮影した火星の写真です。気流がとても悪く、普段なら撮影を諦めるところですが、台風が近づいていて、次の撮影チャンスが先になりそうだったので、撮影してみました。

やはりぼやっとした写りになってしまいましたが、火星表面で最も目立つ模様の「大シルチス」が写っています(大シルチスはインド半島に似た模様です)。白く輝く極冠も目を引きますね。

次回は、もう少し条件の良い夜に撮影したいと思います。

ビクセンSD81SとSDレデューサーHDキットで天体撮影

ビクセンSD81Sで撮影した、はくちょう座γ星付近の写真をギャラリーに追加しました。



ビクセンSD81Sは、ビクセンSD屈折シリーズの中で、最も口径の小さな天体望遠鏡です。最近は、ポルタII経緯台とのセットでも販売されていて、天体観測に興味を持ち始めた方向けの天体望遠鏡セットとして、人気のモデルになっています。



今回の作例撮影では、この天体望遠鏡を、協栄産業オリジナルのビクセンAP-WM追尾撮影スターターセットに載せて撮影を行いました。

ビクセンSD81S望遠鏡は、AP赤道儀に載せるのにちょうどよい大きさで、快適に撮影を楽しむことができました。詳しい内容は、協栄産業大阪店のインプレッションに掲載していただいていますので、ご覧いただければ幸いです。

キヤノンEF200ミリレンズで速写カメラ

明るい光学系がもてはやされる昨今、プライムフォーカスのRASAには手が出ないので、キヤノンEF200mm F2L IS USMレンズと、冷却CCDカメラ「G3-16200」を組み合わせて、速写を試してみました。



組み合わせるといっても、G3-16200にEOSカメラマウントをねじ込み、キヤノンレンズを取り付けただけなのですが、フランジバック調整が微妙で、シムリング片手に格闘する必要がありました。

最終的に、EOSマウントと冷却CCDカメラヘッドの間に0.52mmのシムリングを挿入することで、ほぼ全面に丸い星像が得られました。

ところが実際に試写してみると、EF200mm F2LIS USMレンズの星像は極めてシャープ(小さい)なため、星がカメラのセンサーの1ピクセルに収まってしまい、微恒星が四角く写ってしまうことがわかりました。



G3-16200はモノクロセンサー採用の冷却CCDカメラで、ピクセルサイズは6μmです。EF200ミリレンズには、ピクセルサイズが半分ぐらいのカメラが適切のようですね。

天体用CMOSカメラを調べてみると、モノクロタイプなら、ZWO ASI 1600MM Proのピクセルサイズが3.8μmです。カラータイプなら、ZWO ASI 2600MC Proが3.76μmで、上記カメラとほぼ同じピクセルサイズです。ZWO ASI 2600MC Proは、センサーがAPS-Cサイズで、A/Dコンバーターも最新型で使いやすそうに感じます。

ちょうこくしつ座のNGC55

天体写真ギャラリーに、NGC55の写真を追加しました。NGC55は、ちょうこくしつ座で輝く系外銀河です。南中高度が低いためか、NGC55の知名度は低いようですが、実は明るくて大きな系外銀河です。



NGC55の視等級は約7.9もあり、日本から見える銀河としては、アンドロメダ大銀河、さんかく座の渦巻銀河に次いで3番目に明るい系外銀河になります。

NGC55は明るいだけでなく、視直径も32′×6′と大きな系外銀河です。同じちょうこくしつ座で輝き、天体写真ファンによく知られた、NGC253銀河(27′×7′)よりも、更に一回り大きな系外銀河です。

ただ、南中高度が低く、大阪でのNGC55の南中高度は約16度と、NGC253の南中高度の半分ほどしかありません。もう少し南中高度が高く、観望・撮影しやすければ、大型の系外銀河だけに、有名な天体になっていたでしょうね。

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