星空日誌「つぶやき」

久しぶりの火星

昨夜、久しぶりにタカハシTOA-130望遠鏡で火星を観望しました。気流は相変わらず良くなかったのですが、屈折望遠鏡は像が落ち着いているので、大シルチスをはじめとした火星表面の模様を確認することができました。

火星の写真

上は、昨夜、TOA130で撮影した火星の写真です。Mewlon-250CRSと比べると、口径が小さいので像は暗くなりますが、コントラストが高いので、模様が写りやすいように感じます。

写真で目立つのは、白く輝く極冠です。その左下に明るい円形をした部分がありますが、これはヘラス盆地と呼ばれています。ヘラス盆地は、火星最大のインパクトクレーターで、直径2300キロほどもあるそうです。「ヘラス」とは、「ギリシア」を意味する言葉で、火星の運河論争で有名な天文学者スキアパレッリが付けた名前です。

火星最接近から1ヶ月弱経ちましたが、眼視でも模様を確認できたので、そろそろダストストームが落ち着いてきたのかもしれません。視直径は最接近時に比べて小さくなりましたが、もう少し観望を続けてみようと思います。

ジャコビニ・チンナー彗星が接近中

金曜日(18日)の夜に撮影した、21P/ジャコビニ・チンナー彗星の写真です。トリミングした画像ですが、緑色の彗星の核から尾が伸びているのがわかります。

ジャコビニ・チンナー彗星

ジャコビニ・チンナー彗星は、9月10日に近日点を通過し、地球に0.39天文単位まで近づきます。予想では、7等級まで明るくなる見込みですので、双眼鏡を使えば姿を確認できそうです。次の新月期にどれだけ尾が伸びているか、今から楽しみですね。

アイリス星雲と分子雲

八塔寺で撮影した「アイリス星雲と分子雲」の写真です。F値の明るいε-180EDと冷却改造EOS6D(Astro6D)で撮影しました。

アイリス星雲と分子雲

明るい望遠鏡で撮影した画像を強調すると、周りに存在している淡いガスが画面に表れてきてくれました。しかし、天候が許せば、もう少し露光したかったところです。

北アメリカ星雲は毎年のように撮っていますが、アイリス星雲を撮ったのは、調べてみると12年ぶりでした。どうしてもメジャーな天体ばかり狙ってしまいますが、マイナーな天体も定期的に撮っておきたいですね。

8月2日の火星

8月2日(木)の夜23時頃に撮影した火星の写真です。最接近は過ぎましたが、まだまだ大きいですね。

大接近後の火星

この夜は、上空の気流はそれほど悪くなかったと思いますが、昼間の猛暑で温められた住宅からの熱や、エアコンの影響で火星は激しく揺れていました。住宅街からの撮影なので仕方がないですね。

モノクロCMOSカメラで撮った火星

昨夜も火星を観望しましたが、気流が悪く、視野内で火星が激しく揺れていました。連日暑くて、良気流を期待できそうなのですが、なかなか難しいですね。

接近中の火星

上は、31日の夜中を過ぎてから、モノクロCMOSカメラで撮影し、パソコン上でカラー化した火星の写真です。昨日、アップしたカラーCMOSカメラの写真と比べると、火星が自転して、大シルチスやヘラス盆地が中央付近に見えているのがわかります。

最接近した火星の写真

火星が地球に大接近した昨夜(7月31日)、自宅から撮影した火星の写真です。

最接近した火星

火星の端から大シルチスが見え出した23時48分に撮影しました。昨日のシミュレーション画像と見比べていただくと、火星表面の様子がわかると思います(画像は上下逆さまです)。

昨夜は21時頃まではよく晴れていたのですが、その後、南の方角から雲が湧き出し、薄い雲を通しての撮影になりました。

最接近は過ぎましたが、火星の見頃はまだ1ヶ月以上続き、8月は、火星大接近を楽しむ観望会や星祭りが各地で予定されています。是非この機会に、15年ぶりの迫力ある火星を望遠鏡で観望してみてください。

30センチで撮った土星

台風12号接近の影響で、天気は下り坂のようで、昨晩は火星を観測することはできませんでした。最接近の日は是非とも晴れてほしいですが、大丈夫でしょうか。

土星

上は、21日の夜、ミューロン300で撮影した土星の写真です。土星は暗いので、集光力のある大口径が有利ですね。この日は気流が良かったので、Mewlon-250CRSより5センチ口径の大きいミューロン300の性能を実感できる作品に仕上がりました。

今年は火星が注目されていますが、天体観望会では、やはり環のある土星の人気が高いです。何度見ても、不思議な環ですね。

火星の嵐は収まりそう

昨晩(7月23日(月))、撮影した火星の写真です。相変わらず気流が悪く、ぼやけた画像ですが、大シルチスとヘラス盆地付近の模様が写りました。

火星

以前、撮影した画像と比べると、模様のコントラストが改善しているので、ダストストームが収まりつつあるのかもしれません。

火星が地球に最接近するまで、あと1週間です。しばらく眼が離せませんね。

猛暑の中の火星撮影

7月19日の夜に撮影した火星の写真です。この日は気流が悪く、火星は天体望遠鏡の視野内で激しく揺れていました。

火星の写真

日中は35度を越す猛暑が続き、夜も暑くて風がないので、気流が良いのではと期待していたのですが、思ったほど気流は良くありませんね。

昼間に温められた地表からの熱気が、悪影響を及ぼしているのでしょうか。アスファルトで整備された都会よりも、土が残っている郊外の方が、気流が落ち着いているかもしれません。

3連休に撮影した火星

15日(日)の夜、自宅から撮影した火星です。オーロラ湾から太陽の湖付近が見える時間帯に撮影したのですが、ダストストームの影響で模様がよくわかりません。

火星

火星の中央に横筋のようなものが写っていますが、これはマリネリス峡谷が光っているのでしょうか。極冠がよく写るようになってきたので、そろそろ嵐が晴れて、火星表面の模様を見せてほしいですね。

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