星空日誌「つぶやき」

M45周囲の分子雲

ビクセンFL55SSで撮影した、M45周囲の分子雲の写真をギャラリーにアップしました。



M45は、「すばる」の愛称で親しまれている散開星団です。昔から、周りに淡い分子雲が広がっていることが知られており、今回はそこを狙って撮影した作品です。

分子雲は非常に淡いため、滑らかな作品に仕上げるには100枚前後の画像をコンポジットしてから強調処理した方がよいのですが、今回は天候の都合で32枚の画像で分子雲の表現に挑戦してみました。

さすがに画像が荒れてしまいましたが、分子雲は表現できたと思います。改めて見ると、分子雲にも色や構造の違いが見えて興味深いですね。モザイク合成して写野を広げてみたくなりました。

ビクセンFL55SSで撮ったバーナードループ

ビクセンFL55SSで撮影したM78付近のバーナードループの写真をギャラリーにアップしました。今回はレデューサーを使用し、焦点距離約230mmで撮影していますので、馬頭星雲もギリギリ構図に入りました。

M78とバーナードループ

赤道儀は、ユニテック社のポータブル赤道儀 SWAT-350 V-specを用いました。FL55SSは焦点距離が短いこともあり、ノータッチ追尾で星は全て点像を保っていました。機材が軽く、オートガイダーの設定が不要のため、撮影前の準備が楽で、すぐに撮影に取りかかることができました。

ビクセンFL55SSについては、協栄産業大阪店のWebサイトにレビュー記事を載せていただきました。フラットナーやレデューサーを使用したときの周辺星像や、周辺減光についてもまとめていますので、是非ご覧いただければ幸いです。

オリオン座三ツ星付近の星雲群

先日、ビクセンから、創業70周年記念モデルの「R200SS 鏡筒 RED 70th Anniversary」が発表されました。限定70台の受注生産品です。鏡筒が限定色の「赤(Red)」なので、天体観測地では目立つでしょうね。定価販売なので高価ですが、希少価値が出るかもしれません。



ビクセンVSD100 F3.8で撮影したオリオン座三ツ星付近の星雲群の写真を、デジタル一眼レフギャラリーに追加しました。構図内に2等星クラスの輝星が3つも入るので、ゴーストやハロの発生が心配でしたが、問題ありませんでした。VSD100に採用されたASコーティングは、予想以上に透過率が高いのかもしれません。

今年のクリスマスは新月です。天体撮影用のキヤノンEOS Raも発売開始され、年末年始の新月期が楽しみですね。例年に比べて気温の高い日が続いており、お天気が心配ですが、今年最後の新月期は是非、晴天に恵まれてほしいですね。

オリオン座 vdB38とSh2-263

12月に入り、2019年も残すところ1ヶ月を切りました。「1年経つのは早いなぁ」と思って各社のWebサイトを見ていると、ビクセンから11月末に、新しいポータブル赤道儀「ポラリエU」が発表されたようですね。

ポラリエUは、従来機と比較して、大幅な軽量化と耐荷重の向上を達成したそうです。別売りの極軸望遠鏡 PF-LIIの価格には驚きましたが、本体の価格は予想の範疇でしょうか。



天体写真ギャラリーに、オリオン座γ星ベラトリックス付近で輝く「vdB38とSh2-263」の写真を追加しました。この星雲は、海外ではラズベリー星雲とか、カビの生えたイチゴ星雲と呼ばれています。

この写真は焦点距離500ミリのε-180EDを使用しましたが、この二つの星雲だけを狙うなら、1000ミリ前後が適当でしょうね。機会があれば狙ってみたい対象です。

ろ座の惑星状星雲 NGC1360

ろ座で輝く惑星状星雲 NGC1360の写真をギャラリーに追加しました。

NGC1360

NGC1360は、写真に撮ると青い卵のような形に写るので、海外ではRobin's Egg Nebula(コマドリの卵星雲)と呼ばれています。私もコマドリの卵を見たことがありますが、確かに同じような青い色をしています。

先日、アップしたNGC253銀河が存在するちょうこくしつ座と同じく、ろ座も天文学者のラカーユが18世紀に設定した星座です。ろ(炉)と言う言葉からは、暖炉を連想しますが、星座絵に書かれているのは、化学実験に使う炉です。

ラカーユは当時最新の研究施設を星座絵にするのを好んだようですが、個人的には、化学実験の炉からは、ロマンや旅愁を感じられません。せめて暖炉にしてくれれば、クリスマスシーズンにぴったりかなと思うのですが・・・

14年ぶりに撮影したNGC253銀河

タカハシ Mewlon-250CRSで撮影した「ちょうこくしつ座のNGC253銀河」の写真をギャラリーに追加しました。



撮影した夜は、季節はずれの黄砂の影響で透明度は悪かったものの、気流は良かったため、低空で輝くNGC253を被写体に選びました。良気流のおかげで暗黒帯の詳細は写りましたが、カラーデーターの写りは良くなく、少し色合いに乏しいような気がします。

調べてみると、前回、NGC253銀河を撮影したのは、約14年前の2005年でした。撮影した夜のことは今でもぼんやり覚えていますが、あれから14年も時が経ったのかと改めて驚きました。

前回、撮影したときは、BRC-250とST-2000XMを使っていました。写りを比べると、Mewlon-250CRSの方がディテールが写っています。気流の影響もあると思いますが、BRC-250は副鏡が大きいので、その影響も考えられます。改めて、Mewlon-250CRSは、系外銀河の撮影に適した鏡筒だと思いました。

15cm屈折で撮ったM33銀河

さんかく座のM33銀河の写真をギャラリーに追加しました。M33は、秋の天体の中では、アンドロメダ大銀河(M31)と並ぶ有名な天体です。

M33galaxy

M33は毎年のように撮影していますが、今回は口径15センチの屈折望遠鏡を使って撮影しました。焦点距離は約1200ミリの光学系ですが、腕の広がりと、暗い宇宙を背景にM33が浮かぶ様子がちょうどよい大きさに収まったように思います。

M33は案外と淡く、観望ではぼんやりとした雲のようにしか見えませんが、写真に撮ると色が豊富で美しいですね。M31よりもM33の方が好きと言う天体写真ファンがいるのも納得の姿です。

ビクセンFL55SSで撮影した北アメリカ星雲

毎年、夏の終わりから秋にかけて、はくちょう座やケフェウス座の星雲を様々な望遠鏡で撮影するのですが、今年は天候が悪く、ビクセンFL55SSを使って撮影した写真が唯一の作品となりそうです。

NGC7000

上は、FL55SSにフラットナーHDを取り付け、天体撮影用のデジタル一眼レフカメラAstro6D(キヤノンEOS6D冷却改造カメラ)で撮影したNGC7000付近の写真です。

他の天体を撮影するためにIDASのHEUIB-IIフィルター取り付けていたのですが、それを外さずに撮影したので、北アメリカやペリカン星雲の部分が真っ赤に写りました。さすがに赤すぎと感じたので、画像処理で赤の彩度を若干落として仕上げています。

目的にもよりますが、北アメリカ星雲やばら星雲を撮るときは、Hα強調用の干渉フィルターは外したほうが良さそうですね。それにしても、いい加減、スカッと晴れて欲しいですね。

FC-76Dで撮影したアンドロメダ大銀河

FC-76DCにFS/FCマルチフラットナーを取り付け、ニコンD810Aで撮影したアンドロメダ大銀河の写真です。



ノートリミング画像ですが、アンドロメダ大銀河がバランスよく収まりました。アンドロメダ大銀河の全景を入れるなら、このぐらいの画角(焦点距離約500ミリ)で写すのが、バランスが良いですね。

下は、上の画像の一部を拡大した画像です。2枚コンポジット画像を強調したので、ノイズが盛大に出ていますが、暗黒帯部分の解像感など、口径76ミリであることを考えるとよく写っていると思います。銀塩フィルムの頃なら、口径20センチ以上の望遠鏡で写したくらいのイメージです。



最近、以前にも増して一晩中快晴という夜が少なくなってきているように思います。大きくて重い撮影機材を苦労して設置した後に曇るとショックも大きいので、天候が不安定な夜には、FC-76DCぐらいの大きさの機材が気軽でいいですね。

NGC672とIC1727

新月期ですが天候が悪く、撮影にも出かけられそうにないため、過去に撮影した系外銀河をご紹介します。

下の写真は、さんかく座に位置する系外銀河のペア「NGC672とIC1727」です。中央左上の明るい方がNGC672銀河、右下の銀河がIC1727です。

NGC672とIC1727

どちらも見かけの大きさは7′程度の小さな系外銀河ですが、寄り添っているので、1000ミリ前後の焦点距離でも撮影しやすい天体です。センサーサイズの小さなCMOSカメラで撮影しても面白い天体と思います。

さんかく座は、秋が見頃の星座ですので、これからの時期、晴れ間に恵まれたら狙ってみてはいかがでしょう。

星空日誌メニュー

お勧め天文・写真書籍
Ranking Banner


にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
最新の記事
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
プロフィール
archives
Links
others
mobile
qrcode