星空日誌「つぶやき」

1月6日の部分日食

1月6日の部分日食は、雲に遮られてほとんど見ることができませんでした。前日の天気予報では晴れそうだったので、準備していたのに残念です。

部分日食

上の写真は、11時頃、雲が薄くなったときに撮影した太陽の写真です。最大食分の時刻を過ぎているので、欠け方が小さいですね。

今回は残念でしたが、今年は12月26日にも部分日食を見ることができます。この日は是非晴天に恵まれて、一部始終を観測できるといいですね。

2018年のふたご座流星群の写真

ふたご座流星群の観測・撮影のため、好天が期待できる紀伊半島南部の熊野市まで出かけてきました。

ふたご座流星群 2018

上が、14日の極大日の夜に撮影したふたご座流星群の写真です。

撮影場所の目の前に熊野灘の海が広がっていたため、海に飛び込む流れ星をイメージして構図を考え、撮影しました。撮影後、流れ星が写っていた24枚の画像を比較明合成で重ね合わせ、一枚の写真に仕上げています。

オリオン座やシリウスだけでなく、海の上には、りゅうこつ座のカノープスも写っています。いつも出かける八塔寺に比べて、紀伊半島の南方向は、文字どおり真っ暗でした。

昨夜のウィルタネン彗星

昨夜、ウィルタネン彗星(46P)の撮影のため、八塔寺まで出かけてきました。

ウィルタネン彗星

上が、昨夜、撮影したウィルタネン彗星の写真です(未処理画像です)。緑色の核は大きく広がっていますが、尾は写っていませんね。尾が写らないのは、彗星と地球との位置関係にもよるのかもしれません。

下は、彗星の部分だけをトリミングした画像です。

彗星の核

拡大画像を見ても尾はよくわかりません。ただ彗星自体は明るく、口径4センチの双眼鏡でも核の広がりがよくわかりました。肉眼でも、彗星の位置がわかれば、ボンヤリとした姿を確認できました。週末にかけて、すばるに接近するので楽しみですね。

なお、撮影には焦点距離400ミリのビクセンVSD100望遠鏡と、35ミリフルサイズデジカメ ニコンD810Aを使用しました。核の広がりが大きいので、200ミリ前後の望遠レンズでも、撮影を楽しめそうですね。

アンドロメダ大銀河

月が小さくなり、今週末から撮影適期になりますが、週間天気予報を見ると、来週は曇りか雨マークが多いですね。今まで好天が続いていただけに残念です。予報が外れて、晴天になってほしいところです。

アンドロメダ銀河

上は、11月の新月期に撮影したアンドロメダ大銀河の写真です。今回は、正方形フォーマットの冷却CCDカメラ FLI PL16803と、口径15センチの屈折望遠鏡、FS-152を使用して撮影しました。

FS-152には専用フラットナーを使いましたが、口径比がF8と暗いので、淡い部分より銀河の明るい部分の解像感と調子を重視して仕上げています。

IC1805とIC1848

月が大きくなってきたので、新月の撮影時期はそろそろ終了ですね。

この新月期に何回か八塔寺に撮影に出かけましたが、快晴の天気予報でも途中で雲が空を覆ってしまうなど、なかなか予定通りに撮影が進みませんでした。

逆に天気予報が悪いときに出かけた方から、「一晩中、快晴だった!」と聞いたりしましたので、天気予報よりも自分の勘を信じて出かけた方が良かったのかもしれません。

IC1805とIC1848

上の写真は、コーワのテレフォトレンズとフルサイズデジタル一眼レフカメラで撮影した、カシオペア座のIC1805とIC1848の写真です。

昔から人気の高い、秋の定番の撮影対象ですね。途中で雲に覆われたため、13枚という中途半端な撮影枚数になってしまいましたが、淡い部分まで写ってくれました。

シャーク星雲とvdB152

八塔寺で撮影した「vdB152とシャーク星雲」の写真をデジカメギャラリーにアップしました。

シャーク星雲

ケフェウス座に存在するこれらの星雲は、どちらも非常に淡いですが、形が面白いですね。

淡い天体なので、F値の明るいε-180EDで撮影した28枚を重ね合わせましたが、それでも若干ノイジーです。滑らかに表現するなら、50枚ぐらいは撮りたい対象ですね。

ガーネット・スターとIC1396

週末、八塔寺で撮影したケフェウス座のガーネット・スターとIC1396の写真です。この日の夜空は、少し白っぽく感じたのですが、画像処理すると淡い部分が浮かびあがってきました。

IC1396

晴天に恵まれましたが、湿度が高く、朝になると機材は夜露でびっしょりでした。乾燥空気を送っていたお陰で、ミラーや補正レンズは曇りませんでしたが、乾かすのに時間がかかりました。

ところで、ケフェウス座μ星の愛称になっているガーネットとは「柘榴石(ざくろいし)」のことですが、ネットで検索すると、大塔村ヘリポートに訪れるときに横切る、奈良県天川村が産地の一つなのですね。

IC359付近

最新の天気予報によると、明日から明後日にかけては、天気が回復しそうな模様です。ただ、台風が温かく湿った空気を運んできたので、夜は雲が出やすくなるように思います。なんとか星空に恵まれてほしいところですね。

9月は天候不順で撮影に出かけられなかったため、下は、昨年撮影したIC359付近の写真です。星ナビの連載記事でもご紹介しましたが、この付近は淡い分子雲が広がり、どことなく不気味な雰囲気が漂っていますね。

IC359付近

このような淡い部分を強調する場合、フラットフレームを使用した周辺減光の補正が重要になります。フラットフレームの所得方法についてご質問をいただくことが多いのですが、私は薄明の空や曇り空を使ったスカイフラットを利用しています。

露光時間については、少なくとも数秒はかけるようにし、ヒストグラムで適正露出を見極めています。薄明の空を利用する際には、青色光が強くなりがちなので、フラットフレームをR、G、Bに分けて、撮影するようにしています。

久しぶりの火星

昨夜、久しぶりにタカハシTOA-130望遠鏡で火星を観望しました。気流は相変わらず良くなかったのですが、屈折望遠鏡は像が落ち着いているので、大シルチスをはじめとした火星表面の模様を確認することができました。

火星の写真

上は、昨夜、TOA130で撮影した火星の写真です。Mewlon-250CRSと比べると、口径が小さいので像は暗くなりますが、コントラストが高いので、模様が写りやすいように感じます。

写真で目立つのは、白く輝く極冠です。その左下に明るい円形をした部分がありますが、これはヘラス盆地と呼ばれています。ヘラス盆地は、火星最大のインパクトクレーターで、直径2300キロほどもあるそうです。「ヘラス」とは、「ギリシア」を意味する言葉で、火星の運河論争で有名な天文学者スキアパレッリが付けた名前です。

火星最接近から1ヶ月弱経ちましたが、眼視でも模様を確認できたので、そろそろダストストームが落ち着いてきたのかもしれません。視直径は最接近時に比べて小さくなりましたが、もう少し観望を続けてみようと思います。

ジャコビニ・チンナー彗星が接近中

金曜日(18日)の夜に撮影した、21P/ジャコビニ・チンナー彗星の写真です。トリミングした画像ですが、緑色の彗星の核から尾が伸びているのがわかります。

ジャコビニ・チンナー彗星

ジャコビニ・チンナー彗星は、9月10日に近日点を通過し、地球に0.39天文単位まで近づきます。予想では、7等級まで明るくなる見込みですので、双眼鏡を使えば姿を確認できそうです。次の新月期にどれだけ尾が伸びているか、今から楽しみですね。

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