星空日誌「つぶやき」

クワガタ星雲から洞窟星雲にかけて

キヤノンEF200ミリレンズで撮影した「クワガタ星雲から洞窟星雲にかけて」の写真をギャラリーにアップしました。

この写真はケフェウス座とカシオペア座の境界付近を撮影したものですが、この星域には数多くの散光星雲が輝いていて、夏の終わりから秋にかけて、様々な光学系で撮影されています。



よく撮影される構図は、500ミリ前後の光学系で、M52散開星団と近辺の星雲を撮影するものです。また最近は、洞窟星雲だけを1000ミリ前後の望遠鏡でクローズアップ撮影した写真もよく見かけるようになりました。

200ミリレンズで撮影すると、星雲の全体像が写り、ファインディングチャートとしても便利ですね。大きな画像も掲載しましたので、星雲の位置の確認用としてもご覧いただければ幸いです。

接近中の火星

昨夜、久しぶりに火星を観望しました。残念ながら、気流が非常に悪く、時折吹く風が機材を揺らしたため、火星の模様はほとんど見えませんでしたが、10月6日の接近に向け、大きく丸くなった火星の姿を確認することができました。



上は、観望後に撮影した火星の写真です。気流がとても悪く、普段なら撮影を諦めるところですが、台風が近づいていて、次の撮影チャンスが先になりそうだったので、撮影してみました。

やはりぼやっとした写りになってしまいましたが、火星表面で最も目立つ模様の「大シルチス」が写っています(大シルチスはインド半島に似た模様です)。白く輝く極冠も目を引きますね。

次回は、もう少し条件の良い夜に撮影したいと思います。

ちょうこくしつ座のNGC55

天体写真ギャラリーに、NGC55の写真を追加しました。NGC55は、ちょうこくしつ座で輝く系外銀河です。南中高度が低いためか、NGC55の知名度は低いようですが、実は明るくて大きな系外銀河です。



NGC55の視等級は約7.9もあり、日本から見える銀河としては、アンドロメダ大銀河、さんかく座の渦巻銀河に次いで3番目に明るい系外銀河になります。

NGC55は明るいだけでなく、視直径も32′×6′と大きな系外銀河です。同じちょうこくしつ座で輝き、天体写真ファンによく知られた、NGC253銀河(27′×7′)よりも、更に一回り大きな系外銀河です。

ただ、南中高度が低く、大阪でのNGC55の南中高度は約16度と、NGC253の南中高度の半分ほどしかありません。もう少し南中高度が高く、観望・撮影しやすければ、大型の系外銀河だけに、有名な天体になっていたでしょうね。

わし座の惑星状星雲 NGC6781

天体写真ギャラリーに、NGC6781の写真を追加しました。NGC6781は、わし座で輝く惑星状星雲です。小さいですが、色合いの美しい惑星状星雲だと思います。



夏の天の川には、たくさんの惑星状星雲が輝いていますが、天文ファンに広く知られているのは、こぎつね座の亜鈴状星雲と、こと座のリング星雲M57でしょう。

M57に比べると、NGC6781は視等級は暗いものの、視直径はやや大きい惑星状星雲です。ただM27に比べると、明るさ大きさ共に全く敵いませんね。



上画像は、三つの惑星状星雲をおおよそ同じ尺度で並べた写真です。

このように見ると、やはりM27の大きさが際立っていますね。でもNGC6781も色合いの美しい天体だと思います。

NBN-PVフィルターで撮った亜鈴状星雲

連日暑い日が続いていますが、朝晩は少し涼しい風も感じるようになりました。9月になれば、昼間の暑さも緩和されるでしょうか。

下の写真は、タカハシMT-200と冷却CCDカメラを用いて、自宅からL画像を撮影した亜鈴状星雲です。自宅の夜空は光害が酷いため、アイダス NBN-PVフィルターを使用して撮影しました。※RGB情報は郊外地で撮影した画像を使用しています



NBN-PVフィルターは、昔、アイダス社が製造販売していた、ナローバンド型ネビュラフィルターです。分光透過特性を見ると、O、Hβに加えて、Hα、N兇眛過する設計が採用されています。デジカメ用の一発撮りナローバンドフィルター(アイダス NB1フィルターやTriad Ultra Quad-Band Narrowband Filter等)とよく似た特性を持つフィルターです。



NBN-PVフィルターを使用すると、光害カットで背景を暗くできるだけでなく、恒星をシャープに写し、星雲を立体的に写し出すことができます。特に惑星状星雲の撮影に適していて、都会での撮影で重宝するフィルターですね。

木星の撮影

8月20日に撮影した木星の写真です。真ん中に写っている黒点は、木星第一衛星イオの影です。



良シーイングを求めて、夜晴れたら木星を観望していますが、なかなか気流が落ち着いた日に巡り合えません。

今のところ、8月13日の夜が一番気流がましで、木星の縞模様もよく見えたように思います。

ASI290MMで撮った木星

8月13日は、モノクロセンサーが搭載されたASI290MMでも撮影していたので、LRGBカラー合成でカラー写真に仕上げてみました。

木星の写真

カラーCMOSカメラだけで仕上げた画像と比較すると、モノクロカメラで撮影して、カラーデーターと合成した方が、更にシャープに写りますね。

ただ、惑星のLRGBカラー合成は画像処理に手間と時間がかかります。惑星は、気軽に観望・撮影したいのですが、この結果を考えると、詳細な惑星画像を狙うときは、モノクロカメラを選択した方が良さそうですね。

昨夜(8月13日)の木星

連日、35度を超える暑さが続き、かなり夏バテ気味です。

この暑さによる影響か、夜になると雲が広がる日が多く、昨夜も諦めムードだったのですが、21時頃に空を見上げると、南の空に少し晴れ間があったので、木星を撮影しました。



前回撮影時に比べると、風が落ち着いていたので、木星の縞模様の細部が写りました。

今日と明日は天気が良さそうですね。たまには雲の心配をすることなく、ゆっくり撮影を楽しみたいものです。

昨晩(8月10日)の木星

昨晩は、台風の影響で風が強かったのですが、雲間に見える空は澄んでいて、普段なら見えない暗い星までよく見えていました。



星を見ていると、幸い、木星が輝いている方角は晴れ間が広がってきたので、先日に引き続き、木星を観望しました。今回は、μ-300CRに乗せ換えて撮影しました。

強風の影響で木星は視界の中で揺れていましたが、撮影してみると、透明度が良かったおかげで、普段よりすっきりとした色合いに仕上がったと思います。惑星撮影では、気流だけでなく、空の透明度も重要ですね。

昨夜(8月6日)の木星

梅雨が明けてから、毎夜のように天体望遠鏡で木星を観望しているのですが、夜になると雲が広がることが多く、なかなか撮影することができませんでした。



昨夜は風が強かったのですが、幸い、木星が輝いている方角は晴れていたので、久しぶりに木星を撮影することができました。上が、Mewlon-250CRSで撮影した画像です。撮影機材詳細は、木星のギャラリーページをご覧ください。

時折吹き抜ける強風の影響で、赤道儀が揺れましたが、大赤斑が見えている時間帯に撮影できたので、木星らしく仕上がりました。次回は気流が安定した日に撮影して、詳細を捉えたいと思います。

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