星空日誌「つぶやき」

2020年もよろしくお願いいたします

年始のご挨拶が遅れましたが、2020年も「天体写真の世界」をよろしくお願いいたします。

今年最初のギャラリーへのアップ写真は、昨年12月にビクセンFL55SSで撮影した「かもめ星雲(IC2177)」の写真です。わずか6枚の画像からですが、なかなかコントラスト良く仕上がりました。写りの良い銀塩ポジを透過光で見ているようなイメージです。



IC2177は、長い間、わし星雲と呼ばれていましたが、最近は海外の呼び名(Seagull Nebula)に合わせて、かもめ星雲と呼ばれるようになりました。

そろそろ春の系外銀河の撮影シーズンですが、かもめ星雲は冬の天体の中でも、最後の方に上ってくる星雲ですので、まだしばらく撮影を楽しむことができます。

次の新月は1月25日ですが、当日のかもめ星雲の子午線通過時刻は23時ですので、撮影時間も十分確保できますね。春の銀河が昇ってくるまでの間、サブ鏡筒で狙うのもいいのではないでしょうか。

2019年の締めくくり

今年もブログ「星空日誌」をご覧いただき、ありがとうございました。ヤフーブログが終了し、SNSに軸足を移した天文仲間も多く、少し寂しくなった天文ブログですが、それでも毎日多くの方にご覧いただき、大変充実した一年を過ごすことができました。

天体写真の撮影の方は、昨年に続き、天候に泣かされた一年でした。毎年年末になると言っていますが、来年こそは新月期に晴天が多い一年であってほしいですね。

SWAT-350とFL55SS

今年は大物の撮影機材の導入はありませんでしたが、追尾精度が更に向上したSWAT-350 V-specは大きなインパクトがありました。ビクセンFL55SSも小型ながらもシャープな像を結ぶ高性能機で、年末の撮影を盛り上げてくれました。しばらく春の銀河シーズンになりますが、夏の星雲星団の撮影に活躍させたいですね。

来年2020年は、台湾での金環日食に火星の準大接近と天文現象にも恵まれた年です。東京オリンピックもありますし、明るい一年になるといいですね。

今日は部分日食

本日、12月26日は、日本全国で部分日食が見られる日です。観測地域によって若干異なりますが、14時半頃に太陽が欠け始め、15時30分頃に欠けが最大になります。



今年の締めくくりとして楽しみにしていた部分日食ですが、空は曇天で太陽の姿は全く見えません。全国の天気予報を見ると、晴れるのは、北海道や沖縄ぐらいでしょうか。残念です。

まだ数日残っていますが、2019年は本当に天気に泣かされた一年でしたね。2018年も天気が悪いと嘆いていましたが、2019年はそれ以上に不安定な天候だった気がします。来年は火星の準大接近もありますので、天文晴れの一年になってほしいですね。

セレストロン望遠鏡の在庫一掃処分

セレストロンの日本総代理店が、来年、(株)サイトロンジャパンから、(株)ビクセンに移管するにあたり、販売店が天体望遠鏡の在庫一掃処分のセールをやっています。



上は、協栄産業大阪店の販売ページですが、在庫一掃ということもあり、思い切った値引きがされています。惑星撮影用として定評あるC14にいたっては、約30%の割引です。通常は20%オフ程度だったと思いますから、10万円以上安いですね。

星雲撮影用として人気のROWA8インチも約28%の割引です。狙っていた人にはお買い得のチャンスですね。

ビクセンがセレストロンと日本総代理店契約を締結

トナカイ通信(ビクセンのメールマガジン)を読んで知りましたが、ビクセンがセレストロン社と日本総代理店契約を締結したそうです。そのつい5日前には、エクスプローラー・サイエンティフィック社と日本総代理店契約を締結したとアナウンスされたばかりでしたので、立て続けで驚きました。



最近までサイトロンがセレストロンの総代理店でしたが、ずっと以前は、ビクセンがセレストロンのシュミカセを販売していました。協栄産業とタイアップした、EXシリーズも当時人気を博しました。

学生の頃、スーパーポラリス赤道儀に載せられたセレストロンのC8鏡筒に憧れていました。センサー赤道儀にセレストロンC11鏡筒という組み合わせもありました。販売開始時期や価格などはまだ未定ですが、気になりますね。

ビクセン創業70周年

今日から10月です。消費税が8%から10%にアップされますね。望遠鏡は高額な製品が多いので、2%と言えども影響が大きく、高額商品の売れ行きが鈍るかもしれません。

消費税増税前の駆け込み需要はそれほど大きくならなかったようですが、私は、タカハシFC-76D用のレデューサーを購入しました。少し前にFS/FC用のフラットナーも手に入れていましたので、FC-76D用の補正レンズが揃ったことになります。あとは天候の回復を待つのみです。

FC76D

また、天体望遠鏡メーカーのビクセンは、今年の10月で創業70周年を迎えたそうです。1949年、光学製品の卸売りを個人事業で始められてから70年、今や日本を代表する望遠鏡メーカーの一つですね。近年は、星空イベントにも力を入れられ、多方面でビクセンの名前を良く耳にします。これからも親しみやすい望遠鏡メーカーとして、魅力的な製品を送り出してほしいです。

ちなみに私がはじめて購入した赤道儀式天体望遠鏡は、ビクセン製のニューポラリス型でした。私が子供の頃は、百貨店(デパート)に天体望遠鏡がよく並べられており、私も阪急百貨店で両親に購入してもらいました。それからウン十年、今では見かけなくなった天体望遠鏡メーカーも多い中、ビクセンはますます第一線で活躍されていますね。

毎日ウィークリーの記事執筆

英語学習用の週間英字新聞「毎日ウィークリー(9月7日号)」に特集記事を掲載していただきました。現在発売中ですので、是非ご覧いただければ幸いです。

天体写真の世界

英語の週間新聞を読んだのは初めてですが、時事ニュースだけでなく、海外での暮らしぶりなど、様々な記事が掲載されていて興味深いです。欄外に英単語の意味も付記されているので、確かに英語学習用に便利だと思います。

さんかく座のM33は肉眼で見える?

9月に入って少し天気が好転してきたようです。昨晩も久しぶりに雲間から星が見えました。天体撮影は難しいですが、気軽な観望なら楽しめそうですね。

先日、さんかく座のNGC672とIC1727の写真をギャラリーに追加しましたが、さんかく座と言えば、M33のメシエ番号で知られる「さんかく座の渦巻銀河」が有名です。



M33の明るさは、肉眼で観察できる限界の約6等級です。そのため、天文ファンの間でもM33が肉眼で見えるかどうか、意見の分かれる天体です。個人的には、はっきりと存在を確認できたことはなく、透明度の非常に高い夜に「あれなのかな」と思った程度です。M33は淡く広がっているので、恒星より暗く感じるのでしょう。

銀塩フィルムで撮影していた頃、八塔寺で撮影していた方々に「M33が肉眼で見えますか?」と聞いて回ったことがあります。正確な人数は忘れましたが、10人ぐらいの方に聞いて、見えると応えたのは1人でした。本人の視力にも左右されるのでしょうね。ちなみに私は、その時は全く見えませんでした。

八塔寺星祭りに参加

8月24日土曜日に開催された、八塔寺星祭りに参加しました。当日の星祭り会場の様子を、簡単にご紹介したいと思います。

CRUX赤道儀

上の写真は、八塔寺星を観る会メンバーのNさんの撮影機材です。CRUXのハーモニックドライブ赤道儀に、コロナドの口径90mmソーラーマックス太陽望遠鏡のセットです。赤道儀も望遠鏡も一流の品で、とても高価で贅沢なセットですね。

下は今回、八塔寺星祭りに初参加された、大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会のブースです。幟も設置されていて本格的なブースですね。乾燥空気送付装置「朝まで完走君」が展示されていました。

迷人会

迷人会のテントの奥には、迷人会メンバーのIさんが自作されたハーモニックドライブ赤道儀が展示されていました。6月の迷人会キャンプで見せていただいた赤道儀ですが、今回は赤色で塗装されていて、市販品のような仕上がりでした。

ハーモニックドライブ赤道儀

赤道儀が動くところも見せていただきましたが、無音で滑らかに動いていく姿にほれぼれしました。今後はこうしたハーモニックドライブが赤道儀の主流になるのでしょうか。それにしても自作されるとは素晴らしい技術ですね。

当日の八塔寺の天候は曇り空で、雨も時折降る生憎の天気でしたが、普段お会いできない方とのお話も弾み、楽しいひと時を過ごすことができました。お世話になった皆様、ありがとうございました。

PS:夜遅くになると晴れ間も出て、天の川を見ることができたそうです。私は晴れる前に帰路につきましたので、ちょっと残念。来年は一晩中晴天に恵まれてほしいですね。

プロミナーで撮った網状星雲

台風10号が西日本に近づいています。14日の20時現在、雨は小降りですが、風が強くなってきました。どうか大きな被害が出ることなく通り過ぎてほしいです。

最近、ギャラリーに追加できる作品を撮影できていないので、5月末にプロミナーで撮影した網状星雲を処理してみました。

網状星雲

上が処理後の画像です。4枚しか画像を撮っていないにも関わらず淡い部分を強調したので、かなり荒れてしまいました。やはり、あと10枚くらいは追加したいですね。次回の新月期に撮影できたら、画像を追加して仕上げ、ギャラリーに掲載したいと思います。

中古機材販売ページに、国際光器のヘラクレス赤道儀を追加しました。ヘラクレス赤道儀はペンタックスMS-5並みの大きさの赤道儀で、30センチクラスの天体望遠鏡でも搭載可能の架台です。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、どうぞお問い合わせいただければ幸いです。

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