星空日誌「つぶやき」

本年も宜しくお願い致します

2019年も早5日が過ぎようとしています。遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。本年も「天体写真の世界」をどうぞよろしくお願いいたします。

火星が15年ぶりに地球に大接近した昨年と比べると、今年は世間を騒がせるような天文現象が少なく、比較的静かな1年になりそうです。でも、明日の午前中には全国で部分日食が見られるなど、早速、楽しみな天文現象が控えています。天体望遠鏡を使って、観測や撮影を楽しみたいですね。

部分日食

写真は、2017年8月21日にアメリカで見た皆既日食の際の部分食の写真です。明日、大阪で見られる部分日食の最大食分は「0.378」ですので、太陽は、ちょうどこのくらい欠けて見えると思います。

なお、部分日食中でも太陽は大変明るく危険ですので、適切なフィルターを使い、減光して観測するようにしましょう。

星ナビの誌面が大きくなりました

既に2019年1月号を手にされた方はお気づきのことと思いますが、星ナビの誌面が、縦に17mm大きくなりました。

星ナビは、創刊号以来、日本で一番ワイドな天文雑誌ということを掲げてきましたが、今回の改訂で、日本で一番大きな天文雑誌になりましたね。

星ナビ

1年前の2018年1月号と今回の2019年1月号を比べてみると、新刊は一回り大きく感じます。ギャラリーに掲載される写真のサイズも大きくなり、撮影データーも読みやすくなったと思います。

大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会の秋キャンプに参加

3連休は、和歌山県の白浜で開催された「大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会」の秋キャンプに参加させていただきました。

「大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会(以下:迷人会)」は、関西を中心として活動されている天文同好会です。私は会員ではないのですが、撮影地でメンバーの方々とよくご一緒になるご縁で、今回、キャンプにご招待いただきました。

白浜コテージ

上の画像は、迷人会のキャンプが行われた施設です。メンバーの方の保養施設だそうで、とても綺麗で快適でした。観光名所の三段壁からも近く、白浜の観光地を散策するのにも便利な場所にあります。

キャンプのメインは、画像処理の勉強会です。施設内のリビングには、数台の大型パソコンとキャリブレーションモニターが持ち込まれ、メンバーが撮影した画像を使った勉強会が始まりました。

勉強会は、メンバーをレベル毎に班分けし、ベテランメンバーが仕上げた見本を目指して、各自画像を処理するという形で進められました。初級の部はアンドロメダ銀河、中級は網状星雲、上級はオリオン三ツ星付近のお題だったと思います。オリオン三ツ星付近は、輝星と淡い星雲が同じ構図内に存在するので、皆さん、処理に苦戦されていました。

画像処理勉強会

勉強会では、ベテランの方はサポートに回り、メンバーから質問があれば、画像処理のポイントをレクチャーするという流れで行なわれました。講義形式と違って、各自が様々な処理方法でそれぞれの完成を目指していくので、レクチャーする側も、こんな処理方法があったのかという気づきもあり、後ろから見させていただいていた私もいろいろ勉強になりました。

最近、各天文誌で迷人会メンバーの方の作品を見かける機会が多く、作品レベルが高いと感じていましたが、今回、キャンプに参加してみて、この勉強会に秘密があったのかと納得できました。それにしても、皆さん本当に熱心で、3時間を超える画像処理勉強会は、熱気に包まれていました。

画像処理の勉強会の後は、フラット補正のコツや天体撮影機材にまつわる話題など、大いに盛り上がり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。秋キャンプでお世話になった皆様、ありがとうございました。撮影地でも、どうぞよろしくお願いいたします。

八塔寺の合同観望会

八塔寺星を観る会では、月1回、望ヶ丘キャンプ場で観望会を実施しています。11月の観望会は、初の岡山アストロクラブとの合同観望会として、昨晩、行われました。

八塔寺観望会

上の写真は、機材設置中のスナップ写真です。この後も続々と天体望遠鏡が集まり、会場全体に望遠鏡が林立する様子はなかなかの迫力でした。

岡山アストロクラブは岡山県下最大規模の天文同好会だけあって、とても多くの天文ファンが集まり、現地はスターパーティさながらの盛り上がりでした。

夜空

昨夜は時折、雲の通過があり、少し残念な空模様でしたが、現地では、初めてお会いした方や約10年ぶりに再会した方と話がはずみ、時が経つのもあっという間でした。現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。

ちょうど、おうし座流星群の活動時期だったため、明るい流星をいくつか確認することができました。火球クラスも確認できましたので、今年は例年に比べて活発なのかもしれません。おうし座流星群の活動時期はしばらく続きますので、夜、晴れていたら、流れ星を探してみてはいかがでしょう。

星をもとめて2018に参加

週末は、京都府南丹市のるり渓高原にて開催された、「星をもとめて2018」に参加してきました。昨年は台風で中止になるなど、天気に泣かされることの多い星祭りですが、今年は曇り空でしたが雨は降らず、星空イベントを楽しむことができました。

星をもとめて2018

上は、星もとのメイン会場です。吹奏楽やハープの生演奏も行われました。以下、一部ですが、各ブースの様子です。



協栄産業さんのブースで行なわれた、ガラクタ市のスナップです。毎年、人気のガラクタ市ですが、今年は例年にもまして商品が豊富で、多くの天文ファンで熱気に包まれていました。



今年、星をもとめて初参加の天文ハウストミタさんのブースです。話題のハーモニックドライブ赤道儀を展示されていました。バランスウェイトのない赤道儀は、会場内でもかなり目立っていました。



ポータブル赤道儀のSWATシリーズでお馴染みの、ユニテックさんのブースです。SWAT赤道儀のほか、BORG製品や最新のシグマレンズも展示され、終始賑わっていました。ブース内では、外山電子さんがステッピングモーターの実演もされていました。



Astroarts社のブースです。話題の天体自動撮影ソフト、ステラショットの実演がありました。ステラショットの導入補正の機能は、やはり便利ですね。

時間の関係で、観望会ブースには立ち寄れなかったのですが、夜になると晴れ間も出てきて、天体観望を楽しめたようです。現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。来年の星もとも天候に恵まれるといいですね。

今日は伝統的七夕です

現在、七夕といえば7月7日だと考えられていますが、もともと七夕の行事は、現在、使われているグレゴリオ暦の7月7日ではなく、旧暦など太陰太陽暦の7月7日に行われていました。

彦星と織姫星

現在の暦では、7月7日は梅雨の真っ最中で天気が悪い場合が多く、星空を見られるチャンスは低くなっています。そこで、国立天文台が中心となって、二十四節気の処暑を含む日かそれよりも前の処暑に最も近い新月を1日目として、7日目に当たる日を「伝統的七夕」と呼んでいます。

伝統的七夕の日は、毎年変わるのですが、2018年は本日8月17日が七夕です。幸い、今夜は天気も良さそうですので、天頂で輝く織姫星と彦星を眺めてみてはいかがでしょう。

八塔寺星祭りに参加しました

週末、岡山県備前市の八塔寺で開催された、八塔寺星祭りに参加しました。

八塔寺星祭り2018

天気予報では曇りの予報でしたが、21時過ぎから晴れ間が広がり、天体望遠鏡や双眼鏡を使って、夏の星空を楽しむことができました。

星祭りの後、そのままキャンプ場でペルセウス流星群を眺めていましたが、この夜は活発ではなかったようで、時々流れる程度でした。それでも明るい火球が現れたときは歓声があがり、会場の皆さんと一緒に流星群を楽しむことができました。

ペルセウス座流星群は活発に流れてました

昨夜、天体撮影のために、八塔寺に出かけてきました。残念ながら風が非常に強く、機材が揺れて撮影は散々だったのですが、たくさんの流れ星を見ることができました。ペルセウス流星群がもう活発になっているのですね。

ペルセウス座流星群

上は、昨夜撮影した流れ星の写真です。流れ星撮影用の機材は持参していなかったので、開放F値が3.5の標準ズームで手軽撮影ですが、山際に流れ星が写りました。詳しい撮影方法は、流れ星の撮影方法のページをご覧ください。

なお、ペルセウス座流星群は、スイフト・タットル彗星が母天体の流星群で、例年8月11日〜13日頃が極大日となります。

今年のペルセウス座流星群の極大日は、13日(月)の午前10時頃と予想されており、12日の夜から13日の夜明けにかけてが、最も観測に適した日程です。

今年は8月11日が新月なので、月明かりのない最高の条件でペルセウス座流星群を楽しむことができます。夜空が暗く、星空の綺麗な場所ほど、たくさんの流れ星を見ることができますので、このチャンスに郊外で星空観察を楽しんではいかがでしょう。

本日、火星大接近

本日、火星が地球に最接近します。幸い、近畿地方は天気が良く、夜も晴れそうな予報です。ただ台風12号の影響で風が強く、気流は悪いかもしれません。

火星大接近

上は、星空シミュレーションソフト(ステライメージ10)による、今日の火星の様子です。

天文薄明が終わった21時頃は、キムメリアの海付近が地球に向いている形になりますが、火星表面の模様としては少し寂しいと思います。

0時ごろになると、火星で最も目立つ模様、大シルチスが見えてきます。火星の高度も上がるので、できれば、この時間帯に観望するのがベストでしょう。

猛暑の中の遠征

3連休の土曜日の夜、八塔寺に出かけてきました。猛暑が続いているものの、八塔寺なら夜は涼しいだろうと思ったのですが、明け方でも気温は約25度と高く、車中泊にはかなり辛い気温でした。

EP180望遠鏡

撮影には、ε-180EDと冷却改造デジカメAstro6Dを使用しましたが、冷却チャンバーに繋がるケーブルが、気づかないうちに断線(接触不良?)してしまっていたようで、最後の方はノイズまみれの撮影画像になってしまいました。これだけ気温が高いと、デジカメでの長時間露光は辛いですね。

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