星空日誌「つぶやき」

ビクセン創業70周年

今日から10月です。消費税が8%から10%にアップされますね。望遠鏡は高額な製品が多いので、2%と言えども影響が大きく、高額商品の売れ行きが鈍るかもしれません。

消費税増税前の駆け込み需要はそれほど大きくならなかったようですが、私は、タカハシFC-76D用のレデューサーを購入しました。少し前にFS/FC用のフラットナーも手に入れていましたので、FC-76D用の補正レンズが揃ったことになります。あとは天候の回復を待つのみです。

FC76D

また、天体望遠鏡メーカーのビクセンは、今年の10月で創業70周年を迎えたそうです。1949年、光学製品の卸売りを個人事業で始められてから70年、今や日本を代表する望遠鏡メーカーの一つですね。近年は、星空イベントにも力を入れられ、多方面でビクセンの名前を良く耳にします。これからも親しみやすい望遠鏡メーカーとして、魅力的な製品を送り出してほしいです。

ちなみに私がはじめて購入した赤道儀式天体望遠鏡は、ビクセン製のニューポラリス型でした。私が子供の頃は、百貨店(デパート)に天体望遠鏡がよく並べられており、私も阪急百貨店で両親に購入してもらいました。それからウン十年、今では見かけなくなった天体望遠鏡メーカーも多い中、ビクセンはますます第一線で活躍されていますね。

毎日ウィークリーの記事執筆

英語学習用の週間英字新聞「毎日ウィークリー(9月7日号)」に特集記事を掲載していただきました。現在発売中ですので、是非ご覧いただければ幸いです。

天体写真の世界

英語の週間新聞を読んだのは初めてですが、時事ニュースだけでなく、海外での暮らしぶりなど、様々な記事が掲載されていて興味深いです。欄外に英単語の意味も付記されているので、確かに英語学習用に便利だと思います。

さんかく座のM33は肉眼で見える?

9月に入って少し天気が好転してきたようです。昨晩も久しぶりに雲間から星が見えました。天体撮影は難しいですが、気軽な観望なら楽しめそうですね。

先日、さんかく座のNGC672とIC1727の写真をギャラリーに追加しましたが、さんかく座と言えば、M33のメシエ番号で知られる「さんかく座の渦巻銀河」が有名です。



M33の明るさは、肉眼で観察できる限界の約6等級です。そのため、天文ファンの間でもM33が肉眼で見えるかどうか、意見の分かれる天体です。個人的には、はっきりと存在を確認できたことはなく、透明度の非常に高い夜に「あれなのかな」と思った程度です。M33は淡く広がっているので、恒星より暗く感じるのでしょう。

銀塩フィルムで撮影していた頃、八塔寺で撮影していた方々に「M33が肉眼で見えますか?」と聞いて回ったことがあります。正確な人数は忘れましたが、10人ぐらいの方に聞いて、見えると応えたのは1人でした。本人の視力にも左右されるのでしょうね。ちなみに私は、その時は全く見えませんでした。

八塔寺星祭りに参加

8月24日土曜日に開催された、八塔寺星祭りに参加しました。当日の星祭り会場の様子を、簡単にご紹介したいと思います。

CRUX赤道儀

上の写真は、八塔寺星を観る会メンバーのNさんの撮影機材です。CRUXのハーモニックドライブ赤道儀に、コロナドの口径90mmソーラーマックス太陽望遠鏡のセットです。赤道儀も望遠鏡も一流の品で、とても高価で贅沢なセットですね。

下は今回、八塔寺星祭りに初参加された、大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会のブースです。幟も設置されていて本格的なブースですね。乾燥空気送付装置「朝まで完走君」が展示されていました。

迷人会

迷人会のテントの奥には、迷人会メンバーのIさんが自作されたハーモニックドライブ赤道儀が展示されていました。6月の迷人会キャンプで見せていただいた赤道儀ですが、今回は赤色で塗装されていて、市販品のような仕上がりでした。

ハーモニックドライブ赤道儀

赤道儀が動くところも見せていただきましたが、無音で滑らかに動いていく姿にほれぼれしました。今後はこうしたハーモニックドライブが赤道儀の主流になるのでしょうか。それにしても自作されるとは素晴らしい技術ですね。

当日の八塔寺の天候は曇り空で、雨も時折降る生憎の天気でしたが、普段お会いできない方とのお話も弾み、楽しいひと時を過ごすことができました。お世話になった皆様、ありがとうございました。

PS:夜遅くになると晴れ間も出て、天の川を見ることができたそうです。私は晴れる前に帰路につきましたので、ちょっと残念。来年は一晩中晴天に恵まれてほしいですね。

プロミナーで撮った網状星雲

台風10号が西日本に近づいています。14日の20時現在、雨は小降りですが、風が強くなってきました。どうか大きな被害が出ることなく通り過ぎてほしいです。

最近、ギャラリーに追加できる作品を撮影できていないので、5月末にプロミナーで撮影した網状星雲を処理してみました。

網状星雲

上が処理後の画像です。4枚しか画像を撮っていないにも関わらず淡い部分を強調したので、かなり荒れてしまいました。やはり、あと10枚くらいは追加したいですね。次回の新月期に撮影できたら、画像を追加して仕上げ、ギャラリーに掲載したいと思います。

中古機材販売ページに、国際光器のヘラクレス赤道儀を追加しました。ヘラクレス赤道儀はペンタックスMS-5並みの大きさの赤道儀で、30センチクラスの天体望遠鏡でも搭載可能の架台です。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、どうぞお問い合わせいただければ幸いです。

五藤テレスコープ MX-HD

昼間は皮膚が焼け付くような日差しの酷暑が続いていますが、夜になると雲が広がってきてしまいます。暖かく湿った空気が冷やされて、雲が出てくるのでしょうね。暑くて車の運転も辛い時期なので、自宅での惑星観望がいいかもしれません。

五藤テレスコープ赤道儀

五藤テレスコープの新型赤道儀MX-HDの受注が、8月1日から始まりました。MX-HDはハーモニックドライブを用いた小型赤道儀で、今年春に発表され、天文ファンの注目を集めていました。私も個人的に気になっていた赤道儀で、原村星祭りの会場で見せていただきたかったのですが、残念ながら参加できませんでした。

五藤テレスコープ以外にも、タカハシから新しい機材(赤道儀?)が発表されるのではないかという噂も出ています。Temma2Zシリーズを継ぐ、Temma3シリーズが発表されるのでしょうか。消費税増税の前に機材の更新を考えている方にとっては、この噂の真偽も気になるところですね。

モノクロフィルムが再生産

6月10日、富士フイルムが、黒白フィルム「ネオパン 100 ACROS II」を発表しました。35mmサイズとブローニーサイズで、今年秋に発売される予定です。

ネオパンと言えば、昔、ネオパン400を使って、月面を撮っていたことを思い出します。モノクロフィルム独特の階調だけの世界は、デジタル世代にとっては新鮮で魅力的でしょうね。モノクロフィルムの再生産発表は、最近、銀塩カメラが再び注目されているのも影響したのでしょう。



上の写真は、天体写真に愛用されていた銀塩カラーフィルムです。学生の頃、サクラカラーSR1600や、この写真に写っているコニカGX3200にはとてもお世話になりました。GX3200は、まだ一本だけ残っているのですが、もう使えないでしょうね。

追記:中古撮影機材のページに、BORG76EDの中古品を追加しました。ご興味ございましたら、お問い合わせいただければ幸いです。

アポロ計画の頃の日本

アポロ11号が月面に着陸したのは、1969年7月20日です。当時の日本は、高度成長期の最後の好景気、いざなぎ景気で沸いていました。

読売新聞社がまとめた「20世紀の日本」という本を読むと、いざなぎ景気の頃には、三種の神器と呼ばれた「洗濯機・テレビ・冷蔵庫」は、ほとんどの家庭に普及し、戦後の生活を一変させたとあります。



そして、三種の神器を継ぐものとして新しく登場したのが、当時3Cと呼ばれた「自動車・カラーテレビ・クーラー」です。この時期の消費革命により、消費は実用からファッションがリードするようになり、日本の生活は一段とアメリカに近づいたとのことです。

好景気に沸く日本で流れた月面着陸成功のニュースは、まさに未来は明るいものとして、人々の目に映ったことでしょうね。ちなみに画像は親が撮った当時のスナップ写真です。古い自動車が写っていますが、今でもある車種でしょうか。

星ナビのアポロ特集

アポロ11号の月着陸から50年を記念し、今月号の星ナビには、アポロ計画全記録を写真付きで紹介した別冊付録が付いています。



アポロ計画というと、アームストロング船長が月に到達したアポロ11号や、奇跡の生還を果たしたアポロ13号の物語が有名ですが、この別冊では、その他のアポロ宇宙船が果たした功績や、アポロ計画までの道のりが順序立てて説明されていて、アメリカの当時の月探査計画がよくわかりました。

最近、日本の月探査衛星かぐやの活躍もあり、再び月探査が注目されています。今回の星ナビの特集は、今一度アポロ計画を見直す資料としても面白い企画だと思います。是非、ご覧ください。

気流とWindyの予報

昨夜は、高気圧に広く覆われた影響で、よく晴れました。風もほとんど感じられず、気流は良さそうだと思いましたが、惑星を観望してみるとかなり揺らぎがあり、結局0時前に諦めて片付けました。下は昨夜の木星です。

木星

当日のシーイングの予想には、天気予報サイトWindyの風予報を参考にしています。Windyでは、地表近くだけでなく、高層の風速も表示されるので、大変便利です。

Windyによると、昨夜は地表付近の風は落ち着きますが、約1500m以上の上空は風が強く気流が悪そうな予想でした。しかし、大きな高気圧に覆われて綺麗に晴れているし、Windyも間違うこともあるので惑星撮影を敢行しましたが、予報どおりの悪気流でした。

昨夜の結果からしても、Windyはシーイング予測に便利ですね。もちろん外れることもあるのですが、気象庁のウィンドプロファイラや海外サイトで気流の予想していたことを思えば、ずっと便利でとても助かります。

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