星空日誌「つぶやき」

星空撮影に人気のデジカメ

先日、アップした「星景写真に人気のレンズ」の記事に引き続き、「星景写真に人気のデジカメ」ページの情報を更新しました。星ナビギャラリーのデーターを集計し、星景や星空撮影によく使用されているデジカメをまとめたページです。集計ページから、2016年の集計結果をピックアップしてみました。

星空デジカメ

キヤノンEOS6Dは、星空撮影ファンから圧倒的な人気がありますね。手に入れやすい価格で、かつ、ノイズが少なく滑らかな画像が得られるためでしょう。2017年の集計(11月号まで)でも、変わらず1位を維持しています。

キヤノンEOS6Dは星空撮影ファンに人気が高いですが、今年8月に発売された後継機「キヤノンEOS6D MarkII」の評価はそれほど高くないように感じます。画素数や使い勝手は向上していますが、ダイナミックレンジが狭いなどの評価が、購入を踏みとどまらせているのかもしれません。

ニコンD850

一方、9月に発売されたニコンD810の後継機「ニコンD850」の人気は高いですね。大変な人気のようで、すぐに入手するのは難しく、2ヶ月待ちという店舗もあるようです。

これまでの集計では、星景写真分野ではキヤノン製カメラの人気が高いですが、それぞれの後継機の評価次第で、今後、シェアが入れ変わってくるかもしれません。

星景写真に人気のレンズ

久しぶりに、「星景写真とカメラレンズ」のページを更新しました。星ナビギャラリーのデーターを集計し、星景や星空撮影によく使用されているレンズをまとめたページです。集計ページから、2017年(11月まで)の集計結果をピックアップしてみました。

星景写真用レンズ

ニコン14-24mmF2.8Gレンズは、星景写真ファンから「神レンズ」とも呼ばれることがありますが、変わらず高い人気を誇っています。2位には、タムロンSP15-30mm F/2.8 Di VC USDがランクインしています。ニコン14-24mmF2.8Gに匹敵すると評判のレンズで、私も星空撮影に愛用しています。とても大きくて重いため、カメラバックにも入れにくいのですが、描写力には満足しています。

星は点像ですので、レンズの能力がてきめんに出ます。そのため、星空撮影ファンはレンズにとてもこだわります。先日、訪れた富士山では、シグマのレンズをお使いの方が多かったように感じました。シグマのArtシリーズは星景写真ファンにも評価が高く、人気があります。私も新しく発売された「シグマ 14mm F1.8 DG HSM」が気になっています。年末に価格が少し落ちてくれば購入しようかなと考えています。

ニコンD850の開発発表

本日、株式会社ニコンは、創立100周年を迎えました。1917年の創立以来、ニコンは様々な光学機器を製造してきましたが、昔からの天文ファンは、ニコンと言えば、屈折望遠鏡を思い出すのではないでしょうか。下は、今でも人気の高いニコンED10cm屈折望遠鏡です。

ニコンED10cm屈折

また、ニコンは今日、D810の後継機「ニコンD850」を開発中であると発表しました。まだ開発中ですので、実際の発売はしばらく先になりそうですが、どのようなデジタル一眼レフカメラが登場するのか、今から楽しみです。是非、天体撮影専用機「ニコンD850A」も発売してほしいですね。

ところで、8月初めに発売が予定されているキヤノンEOS6D MarkIIですが、海外のレビューサイトなどによると、現行機種と比べて高感度ノイズが多いようです。実際に発売されてみないとわかりませんが、もしこれが本当ならとても残念です。発売後すぐに購入しようかと考えていましたが、しばらく様子を見ようと思います。

キヤノンEOS6D Mark2が登場

本日、キヤノンから、EOS6DMarkIIが正式発表されました。昨年から「EOS6Dの後継機がもうすぐ出る」と言われ続け、やっと登場という印象です。

キヤノンEOS6D Mark2

EOS6D MarkIIには、35mmフルサイズで約2620万画素のCMOSセンサーが搭載されています。EOS6Dが2020万画素でしたので、約30%画素数が増えたことになります。また、常用最高ISO感度は25600から40000に向上し、より一層の低ノイズ化が期待できそうです。

キヤノンEOS6D MarkIIの気になる価格は、ボディのみで実売22万円弱の価格がつけられています。キヤノンEOS5DMark4が登場したときにフルサイズデジタル一眼レフカメラの価格が一気に上がったので心配していましたが、これならまだ納得できる価格ではないでしょうか。バリアングル液晶が搭載されていますし、星景や天体撮影用としても人気が出そうな気がします。

ディザリングについて

気象庁は、本日、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。これから約1ヶ月間にわたって不安定な天気が続くのですね。天体撮影はしばらくお休みになりそうです。例年どおり、この時期は、機材のメンテに努めたいと思います。

ところで、最近、天体撮影に「ディザリング」という手法が広く用いられるようになりました。ディザリングとは、1枚撮影が終了した後、ほんの少しだけ構図をずらして、次の露出を開始する手法です。天体撮影方法の項目に「ディザリング撮影とは」というページを新設して動作について解説しましたので、ご参考になれば幸いです。

M-GENオートガイダー

私がディザリングという言葉を初めて知ったのは、冷却CCDカメラを使って撮影を始めた頃です。当時、冷却CCDカメラの画像をコンポジットして強調すると、ダーク減算で輝点ノイズを引いた部分がどうしても荒れてしまいました。そこで、L画像を1枚撮るごとに赤道儀の微動モーターを動かし、少しずつずらして撮影していました。

とても原始的な方法で手間がかかるので、冷却CCDカメラで撮影している友人に相談したところ、冷却CCDカメラ制御ソフト用のプラグインを教えてもらい、その時初めてディザリングという言葉と出会いました。ちなみにこのプラグインはCCDSoft用だったのですが、当時は性能が良くなかったのか、シャッター間のインターバルを2分ほど開けないと、ガイドが落ち着きませんでした。

現在は、PHD2やM-GENをはじめ、手軽で高性能なディザリング対応オートガイダーが登場しています。特に日本では、M-GENのディザガイドの人気が高いですね。梅雨入り後の晴天を期待して、梅雨の間にディザリング撮影システムを構築しておくのもよいのではないでしょうか。

ニコンミュージアムに行ってきた

このところ、雨が続きますね。週末にるり渓で開催された星空イベント「星をもとめて」も雨で一部のイベントが中止になったようですし、今日も台風16号の影響で大雨です。月が小さくなる頃には晴れてほしいですね。

先日、東京のニコンミュージアムに立ち寄ってきました。ニコンミュージアムは、2015年10月にオープンした、ニコンカメラの記念館で、館内には、歴代のニコン製カメラや計測機器が展示されていました。

ニコンミュージアム

館内は一部を除いて写真撮影可能でしたので、懐かしいカメラの写真をいろいろ撮ることができました。ちなみに、ニコン初の天体撮影専用カメラ「ニコンD810A」も、下の写真のとおり展示されていました。

ニコンD810A

昔からの天文ファンは、ニコンと言えば、屈折式天体望遠鏡を思い浮かべますが、残念ながら天体望遠鏡はパネル展示のみで、実機は展示されていませんでした。今でもニコン製の天体望遠鏡は中古市場で人気があるので、天文ファンとしては、天体望遠鏡も展示してほしいところです。

ニコンミュージアムを見学した後、向かいのキヤノンのショールームにも寄ってみると、新しく発表されたミラーレス一眼「EOS M5」が展示されていました。たまたま公式発表されたばかりのタイミングだったようで、展示機を一番に触ることができました。

私は初代のEOS Mを所有していますが、EOS M5にはビューファインダー(EVF)が追加されただけでなく、AF速度や連写枚数も向上して、全体的に使い勝手が良くなっている印象を受けました。予想していたより高価なのが残念ですが、旅行に持って行きやすい大きさなので、価格が落ち着いてきたら購入候補に入れたいカメラです。同時に発表された「EF-M18-150 IS STMレンズ」も使い勝手が良さそうですね。

EF24-105mm F4L IS II USMレンズ

EF24-105F4L II台風10号の影響で、今日は朝から雨模様です。予報では、台風は、明日、北日本に最も接近するようです。今年は気圧配置の関係で、例年と比べて東日本に近づく台風が多いですね。

昨日、大阪梅田のグランフロントで、キヤノンEOS5DMarkIVのイベントが開催されていたので、立ち寄ってきました。EOS 5Dシリーズの新製品の発表会ということで、会場は混み合っているかと思いましたが、思っていたよりすいていました。おかげで、カメラのタッチ&トライコーナーにも行列はなく、待たずに実機に触れることができました。

実際に触ったカメラの感じは、良くも悪くもEOS5Dという印象です。機能が増えているので、メニュー画面の項目はとても多く、目的のモードを探すのに一苦労でした。でも慣れてしまえば、これは問題ないでしょう。ISO感度を上げて何枚か撮影したところ、高感度ノイズは少なくなっているように思えましたが、EOS6Dとさほど変わらないかなという印象でした。

個人的にカメラボディよりも気になっているのが、新しく発表されたEF24-105mmF4LIIレンズです。長い間、現行モデルを使っているのですが、周辺の描写がもう一つなので、シグマの24-105mm F4 DG OS HSM に買え替えようかと悩んでいました。そのタイミングでの後継機の発表です。会場に実機が置いてあったので、実際に試し撮りすることができました。

新しく発表されたEF24-105mmF4L IIレンズで、注目しているのは、採用されているレンズ構成です。今回のレンズには、4枚のガラスモールド非球面レンズが採用されていますが、前モデルで使用されていたスーパーUDレンズは省かれています。数多くの非球面レンズの採用によって、周辺描写の向上は見込めるものの、このクラスのレンズには常用されているUDレンズが採用されなかった影響が気になります。

このレンズ構成で描写に影響はないのかと、試写コーナーの方に質問したのですが、残念ながら明確な回答は得られませんでした。後継機なので問題ないとは思いますが、購入するかどうかは、実際に発売されてからのユーザーの意見を確認してから決めようと思います。

キヤノンEOS 5D Mark IVの価格

キヤノンEOS5D Mark4昨日、キヤノンから、新しいデジタル一眼レフカメラ「EOS5D MarkIV」が発表されました。約3,040万画素の35ミリフルサイズセンサーに、強化された動画機能とサーボAF、そしてデュアルピクセルRAWという魅力的なスペックです。

ただキヤノンEOS5D MarkIVの価格は、ボディだけで、42万円前後(税別)と大変高くなっています。キヤノン EF24-70mm F2.8L IIレンズキットでは、60万円を超えてしまいました。新機能が盛り込まれた、期待のフルサイズデジカメですが、さすがにちょっと高すぎるのではないでしょうか。この価格と比べると、現行のキヤノンEOS5DMarkIIIや、ニコンD810の価格が安く感じられてしまいますね。

今回のキヤノンEOS5D MarkIVの価格が予想以上に高かったことを受けて、来年発売されるであろうEOS6DMarkIIも、同様に、現行機より大幅に値上がりするのではないかと心配になりました。さらに、キヤノンEOS5DMarkIVの価格は、ニコンのD810シリーズの次機種の価格にも影響を与えるかもしれません。

このクラスのカメラが一昔前の一桁モデルに近い価格帯になり、一般の写真ファンにとって、手の届かないカメラになってしまうのは大変残念なことです。その点、今年春に発売された、ペンタックスK-1は、フルサイズにも関わらず、良心的な価格設定ですね。大阪で開催されたイベントで実機を触って確かめたのですが、フレキシブル液晶モニターといい、とても使いやすいと感じました。今後、開放F値の明るいレンズのラインナップがより充実すれば、ペンタックスのデジカメも星空・天体撮影用として人気が出てくるかもしれません。

大阪空港で航空機撮影

飛行機のランディング今日は台風11号の影響で朝から風が強いですね。予報では、台風はこれから西日本を縦断するとのことです。昨年は裏山が台風による大雨で崩れて大変でしたので、今回は何事もなく過ぎてくれるのを願うばかりです。

夜になると曇るという生憎の天気で、星空はなかなか撮影できないため、気分転換に、大阪空港に離着陸する飛行機を撮影してきました。離着陸する飛行機の撮影は初めてでしたので、最初はピンボケやブレた写真ばかりでしたが、しばらく撮影すると、少しコツがつかめてきたようです。左上の画像はその時に撮影した一枚です。

撮影場所は、航空機のファンに有名な「千里川の土手」というポイントです。初めて訪れたのですが、すぐ頭上を航空機が掠めるように飛んできて、迫力満点でした。航空機の離着陸の瞬間をとらえるには最高の撮影場所ですね。平日の夕方でしたが、航空機ファンの方がたくさん来られていて、航空機が来るたびに盛んにカメラのシャッターを切っていました(エンジン音のため、シャッターを切る音はほとんど聞こえませんが)。

この日は軽量の三脚を持って出かけたのですが、空港の周りに張り巡らされたフェンスが写野に入ってしまい、結局、手持ちで撮影しなければなりませんでした。他の皆さんは、もっと背の高いカメラ三脚と脚立という準備万端の装備で、機材も本格的でした。確かに、次々にやってくる航空機を撮影していると、オートフォーカスや連写性能の優れた一眼レフカメラや、500ミリF4ぐらいの明るい超望遠レンズが欲しくなりますね。

ニコン COOLPIX P900が面白い

ニコンクールピクスP900今年3月にニコンから発売された「COOLPIX P900」が、デジカメユーザーの注目を集めているようです。先日、訪れたヨドバシカメラ梅田店では、「入荷待ち」になっていました。その魅力は何か、ニコンサロンで実機を確かめながら、教えてもらいました。

ニコンCOOLPIX P900はレンズ一体型のコンパクトデジカメで、光学83倍の超望遠ズームが魅力のモデルです。35mm換算の画角で言えば、広角の24mm相当から、超望遠2000mm相当までカバーしています。2000ミリとは、まるで天体望遠鏡の世界ですね。カメラを持って、ズームアップしていくと、窓の外の景色がどんどん拡大されます。手持ちですので、ファインダーの像はブレるのですが、シャッターボタンを押すと、5段分の手ブレ補正がよく働き、撮れた画像はなかなかシャープで驚きました。

通常、2000ミリともなると、少し動かしただけで、対象が画角から外れて見失ってしまうことがありますが、COOLPIX P900では、一時的に画角を広げることのできるボタンがレンズの横に用意されていて、構図合わせを手助けしてくれます。これは結構便利で、天体撮影でもこんなことが可能になればと思いました。

カメラの横に置かれた作例の中には、月のクレーターを拡大撮影した写真もありました。小さなプリントでしたので、画質はよくわかりませんが、スナップサイズなら十分綺麗に写りそうです。JPEGモードだけで、RAWモードの設定がないのは残念ですが、手軽に超望遠の世界を楽しめそうです。野鳥の撮影にも良さそうですね。

COOLPIX P900本体はかなり大きく、重さもデジ一眼並み(899g)です。気軽に持ち出すという使い方は無理かもしれませんが、新鮮な驚きがあり、「カメラって面白い!」ということを再認識させてくれた一台でした。人気で品薄になるのも納得です。

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