星空日誌「つぶやき」

CP+2018の会場で見つけた製品

CP+2018の会場で見つけた製品の一部をご紹介します。



ケンコー・トキナーのブースに「ハーフプロトン(A)フィルター」が展示されていました。ハーフNDフィルターと同じように、フィルターの半分だけがソフトフィルター加工されています。

フィルターの大きさは、100×125mmです。発売開始は5月の予定、希望小売価格は28,400円(税別)とのことです。地上風景はシャープなまま残し、星空だけをぼかしたい用途に便利だと思います。



同じブースに、SAMYANGの新しいAFレンズシリーズも展示されていました。SAMYANGのレンズはコストパフォーマンスが高く、星空撮影用としても人気があるので、実写性能が気になります。

また、昨年11月に発売開始されたスリック社のポータブル赤道儀「ECH-630」が、ケンコーのスカイメモTと並べて展示されていました。



実物を見たのは初めてだったのですが、直方体の形状はカメラバックにすっぽり収まりそうですね。ただ想像していたよりも大きく、大きさはスカイメモTと変わらないように思いました。

STCフィルターのブースでは、「E-Warmer防曇ヒーターフィルター」が展示されていました。



夜露防止ヒーターと言えば、レンズの周囲に巻くものと思っていましたが、これはフィルター自体を温める構造のようです。時間の関係で、詳しい使用方法については聞けませんでしたが、面白い構造ですね。

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、シグマのブースには、個人的に気になっている「14-24mmF2.8DGHSMArt」レンズが展示されていました。ただ、皆さんの注目は、大口径レンズ「シグマ105mmF1.4DGHSM」に集まっていたようです。

シグマ105mmF1.4DGHSMは、開放F値が明るいレンズなので、ポタ赤を使って大きく広がった星雲を撮るには適しているでしょうね。価格や発売時期が気になります。

CP+2018に参加しました

パシフィコ横浜で開催された「CP+2018」に参加してきました。会場にいたのは、初日の午後の3時間ほどだったのですが、天文関係の皆様とお会いしていろいろお話することができ、楽しく充実した時間を過ごすことができました。お世話になった皆様、ありがとうございました。

CP+のボーグブース

最初に訪れたBORG天体望遠鏡では、ユニテック社のSWAT-310の試作機や、屈折望遠鏡「BORG107FL」に触れることができました。会場に展示されていた BORG107FLで撮影されたカワセミの大伸ばしの写真プリントには、思わず目を惹かれました。天体望遠鏡の解像力の高さがうかがい知れる一枚でした。

vixen

ビクセンブースでは、天体撮影セミナーなどが開催され、終止賑わっていました。 展示されていた製品の中では、高性能接眼レンズの新しい焦点距離「HR 3.4mm」が目に留まりました。現行のHRシリーズ(1.6mm、2.0mm、2.4mm)では、 倍率が高くなりすぎる光学系も多いと思いますので、追加ラインナップは嬉しいニュースだと思います。



ケンコー・トキナーブースでは、火星大接近をプッシュしていました。7月31日の火星大接近を前にして、天体望遠鏡の販売合戦は既にかなり熱くなっているようですね。望遠鏡入門機は在庫切れという噂も耳にしました。展示されていた機種も、これから軒並み在庫切れになっていくのではないでしょうか。なお、7月31日の火星大接近については、「火星大接近 2018」の特集ページをご覧ください。

サイトロンジャパン

サイトロンジャパンのブースでも、数多くの天体望遠鏡が展示されていました。 個人的に気になったのは、LAOWAのAPS-C用単焦点カメラレンズです。星像が良いという話でしたので、星撮りにも使えるかもしれません。

STCフィルター

台湾のフィルターメーカー「STC」のブースでは、天体撮影用の光害カットフィルターが展示されていました。ちょうど台湾の天文ファンの方と会場でお会いできたので、フィルターの特性など、詳しい内容をうかがうこともできました。

上記の他にも、CP+2018の会場には興味深い製品があふれていました。特に、星空撮影をプッシュするブースが多く、星空撮影の人気がますます高まっているのだなという印象を強く受けました。今年は火星大接近もありますし、天文がこれ まで以上に注目されそうですね。

CP+2018で気になる製品

3月1日(木)から4日(日)までの間、パシフィコ横浜で、カメラの祭典「CP+2018」が開催されます。今年の新製品を占う上で、毎年楽しみなカメラの祭典ですので、都合をつけて参加したいと考えています。

CP+を前にして、興味深い機材が続々と発表されていますが、個人的には、シグマの新しい超広角ズームレンズ「14-24mm F2.8 DG HSM Art」が気になります。星空撮影に人気のニコンやタムロンの超広角ズームレンズと比べて、星像や周辺減光はどうでしょう。シグマ14-24mm F2.8 DG HSM Artの発売日は3月9日、希望小売価格が19万円と発表されています。

タムロン望遠ズームレンズ

また、タムロンの望遠ズームレンズ「70-210mm F/4 Di VC USD (ModelA034)」も気になる機材です。昨年、上位モデルの「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)」を試用させていただいたことがあるのですが、描写力の高い、良いレンズでした。それ以来、F2.8と比べて軽量コンパクトなF4バージョンの登場を心待ちにしていましたので、是非使ってみたいと思います。

天文関係では、ポータブル赤道儀SWATシリーズで有名なユニテック社のSWAT-310に注目しています。SWAT-310の赤経軸には、恒星時目盛環が装備されており、新型回転ユニットと組み合わせれば、目盛環を使って天体を導入することができます。最近、ポタ赤に望遠鏡を載せて撮影を楽しむ方が増えてきましたので、便利に使えそうですね。

第2回 やぶ星空フォトグランプリが開催されます

最近、天気の良い日が続いていて、そろそろ梅雨明けかなという雰囲気ですね。ただ一日中、晴れという日は少なく、夜も雲量が多めです。昔は「梅雨明け十日」という言葉通り、梅雨が明けたら快晴が続きましたが、最近は不安定な天候が続くことが多いですね。

養父星空コンテスト

日本一星空が美しい町と言えば、長野県阿智村が有名ですが、兵庫県養父市も、環境省の「星が最も輝いて見える場所」で1位に輝いたことがあります。養父市では、昨年から星空写真コンテストが開催されており、今年も第2回目のコンテストが開催されることになりました。

今年は、星景写真部門に加えて、イラスト部門も追加されました。星空がテーマのイラストコンテストは珍しいと思いますので、絵心のある方は応募してみてはいかがでしょう。詳しくは、星空コンテストの公式ページの開催要項をご覧ください。

養父市には、天体撮影地として人気のハチ高原もあります。ハチ高原は、氷ノ山と棚田の星空写真でもよく知られている場所です。これからの時期は、南部より北部の方が天候が落ち着くことが多いので、星空撮影がてら、養父市を訪れてみてはいかがでしょうか。

長野県阿智村のはなもも祭り

ゴールデンウィーク後半は、信州に出かけてきました。大型連休だけあって、どこを訪れても人で一杯でしたが、5月らしい晴天に恵まれて、残雪輝くアルプスの山並みを堪能できました。

旅行の帰り道、長野県阿智村に立ち寄ってきました。阿智村は、環境省が実施している全国星空継続観測で、「星が最も輝いて見える場所」の第一位に選ばれたことがある村です。それ以来、阿智村は「日本一の星空が見える村」を合言葉に、星空観望のナイトツアーを実施しています。最近はメディアなどで取り上げられることも多くなり、阿智村は観光客に人気の星空観察スポットになっています。

阿智村のナイトツアー

私が訪れた日は満月期でしたので、ナイトツアーには参加しませんでしたが、阿智村は高い山に四方を囲まれているので、光害の影響が少なく、確かに星がよく見えそうに思いました。ゴンドラに乗って、標高1400mの富士見台高原まで上れば、さらに綺麗な星空を眺められそうですね。

阿智村では、ちょうど「はなもも祭り(花桃祭り)」が開催されていました。下は花桃祭りの会場で撮影した写真です。濃いピンクと薄いピンクの色合いのコントラストがとても美しく、本当に桃源郷に来たような気分になりました。

阿智村の花桃

ちなみに花桃というのは、観賞するために改良されたモモで、福沢諭吉の娘婿にあたる福沢桃介氏がドイツのミュンヘンから持ち帰り、この地方に植えたのが始まりだそうです

最初は村の一部に植えられただけでしたが、15年ほど前、地域振興のために花桃を大規模に植栽して、10年ほど前から「花桃祭り」が開催されるようになったということです。

現在では、阿智村全体で約1万本が植えられ、花桃祭りのシーズンになると、全国から約20万人の観光客が訪れるそうです。今年のシーズンはもう終わりそうですが、花桃はとても綺麗でしたので、お勧めの観光スポットです。星空ファンなら、星空ツアーとセットで訪れるのもいいかもしれませんね。

八塔寺の観望会に参加

週末は、「八塔寺星を観る会」主催の観望会に参加しました。幸い週末は晴天に恵まれ、会場の望が丘キャンプ場は、会員の方だけでなく、一般の方も来られて大盛況でした。

観望会1

上は、星空ガイドの様子です。満天の星空の下、ベテルギウスの超新星爆発のお話を交えながらのユーモアたっぷりのガイドで、和気藹々とした雰囲気でした。

私も、普段は撮影メインですが、この夜は、アイピースを数本持参し、皆さんにMewlon-250CRSで星空を観望していただきました。最初は、当夜のメイン天体の木星です。時間帯が早かったこともあり、少し気流が悪かったのですが、100倍程度の倍率で観察すると、木星の縞模様やガリレオ衛星を確認することができました。

観望会2

木星の次は、春の系外銀河や球状星団をご覧いただきました。Mewlon-250CRSは焦点距離が長く、持参したアイピースでは少し倍率が高くなり、観望しにくかったのですが、それでも子持ち銀河M51ソンブレロ銀河など、春の主要な天体を見ていただくことができました。

久しぶりにMewlon-250CRSで天体観望を楽しみましたが、集光力があるので暗い銀河も案外と見えますね。また星像もシャープで観望用としても楽しい鏡筒です。タイミングが合えば、次回の観望会にも持参したいと思いますので、ご一緒できれば是非ご覧ください。

八塔寺星祭りに出かけてきました

昨日、岡山県備前市の八塔寺で開催された、八塔寺星祭り2016に参加してきました。残念ながら、時折、雨がぱらつく空模様でしたが、キャンプ場に、コンサート舞台の他、写真展や物品販売ブースも設けられ、昼間の八塔寺の雰囲気を楽しむことができました。

下の写真は、八塔寺星祭りで開催されていた「いいね写真展」の様子です。星祭りに来場された方に配られる「いいねシール」を気に入った写真の横に貼り付けていただき、「いいねシール」を一番多く集めた写真の作者の方にプレゼントが贈呈される写真展です。単に写真を展示するだけでなく、来場者参加型の企画で面白い企画と感じました。

いいね写真展

私が見たときは、星景写真部門の中では、桜と星空を写した写真が人気を集めていました。一般の方には、桜がインパクトがあるのでしょうね。私もこの写真を見て、星空と桜の写真を撮ってみたくなりました。

天体写真部門では、アンドロメダ銀河とすばるの写真が人気を二分していました。接戦だったので、最終的にどちらの作品がトップになったのか気になります。

星祭りの会場では、最近、新しく完成した望ケ丘天文台も見学させていただきました。星祭りの会場から少し坂道を上ったところにある展望台に行くと、ピカピカの天文台が目に飛び込んできました。想像していた以上に立派な建屋で驚きました。

八塔寺天文台

上は、天文台に収められた機材です。メインの天体望遠鏡は、口径40センチのリッチークレチアン式の天体望遠鏡です。トラス式の鏡筒が格好いいですね。

天体望遠鏡を載せている架台は、ユーハン工業製の大型赤道儀です。ユーハンの赤道儀と言えば、PEモーションが極めて少ないことで有名ですから、この架台の精度もきっと素晴らしいのでしょう。赤道儀は外見からも頑丈そうで、搭載重量にまだまだ余裕がありそうでした。50センチ以上のカセグレンでも載せられそうですね。

今年の八塔寺星祭りは残念な天候でしたが、初めての方ともお話したり、天文台を拝見できたり、楽しく過ごさせていただきました。現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。

兵庫県養父市の星空写真コンテスト

若洲高原おおやキャンプ場この3連休は、若杉高原おおやキャンプ場に出かけてきました。天候が不安でしたが、何とか雲の合間から星空を楽しむこともできました。3連休は、日曜日に雨が少し降りましたが、残り2日は晴れ間が広がり、穏やかな天候に恵まれましたね。

若杉高原おおやキャンプ場は、兵庫県北部の養父市大屋町にあります。夏はキャンプ、冬はスキーを楽しめる場所として、兵庫県内で人気のあるアウトドアスポットです。今回、初めて訪れたのですが、現地に着くと、写真のように色とりどりのテントがスキー場のゲレンデ内に張られていました。

キャンプ場はファミリーの方が多く、皆さんこだわりのテントを張って、自由にキャンプを楽しんでいます。アットホームな雰囲気のキャンプ場だと思いました。

ところで、この若杉高原では、兵庫県養父市内で撮影された星景写真のフォトコンテスト「やぶ星空フォトグランプリ」が開かれています。兵庫県養父市と言えば、関西の天体写真ファンに人気の撮影地、ハチ高原もあります。これぞと思う作品があれば、応募してみてはいかがでしょうか。フォトコンテストの詳しい内容は、応募要項のページをご覧ください。

星をもとめてに参加しました

京都のるり渓温泉で開催された、関西の星祭り「星をもとめて(通称:星もと)」に参加してきました。昨年に続いて今年も爽やかな秋晴れに恵まれ、会場には多くの天文ファンが来ていました。久しぶりにお会いした天文ファンの方や初めての方ともいろいろお話することができました。
星もと会場
星もとの会場には、ビクセンやタカハシをはじめとした望遠鏡メーカーや天文ショップのブースが出され、天体望遠鏡や特価商品が展示されていました。実機に触れながら、メーカーの方に直接お話を伺うことができるのも、星もとの魅力ですね。以下に、会場で気になった展示内容をいくつかピックアップしてみました。

高橋製作所は、新しく発売されたタカハシFSQ-130EDなどを展示していました。FSQ-130EDの実機は初めて見ましたが、想像していたほど大きく感じませんでした。ただ鏡筒径は太く、FSQ-106EDに比べて一回り大きい印象を受けました。その他に、限定発売のFC-100DLも展示されていました。実際に恒星を見てみましたが、像はシャープでした。眼視なら、このぐらいのF値の方が、高倍率も得やすく、向いているのかもしれませんね。
FSQ-130ED
ビクセンは、ブースの机の上にカラフルな小型の双眼鏡や新しい接眼レンズなどを並べていました。下の双眼鏡は、口径21ミリ×8倍のアリーナHシリーズという双眼鏡で、5色揃ってかわいらしいです。210gと軽いので、気軽に持ち運びやすいのは利点ですが、星空観望用としては少々小さすぎるでしょうか。
ビクセン双眼鏡
協栄産業のブースでは、特価品が所狭しと並べられていました。下は、星もと特価のビクセンSXD2赤道儀です。とてもお買い得の価格ですね。協栄産業ブースでの一番人気は、恒例のガラクタ市です。開催時間になるとたくさんの人が集まってきて、目ぼしい商品は一瞬で売れ切れてしまいました。また、夜になるとブースの前でスーパーガイダーM-GENのデモも行われ、こちらも天体写真ファンの注目を集めていました。
協栄産業
天文雑誌「星ナビ」でお馴染みのアストロアーツは、新しく発売されたステラショットのデモをブースの前で行っていました。モザイク撮影機能や自動導入の導入補正機能など興味深い内容でした。多機能なソフトウェアなので、このように実演していただけると、効率的な使い方を理解できて良かったです。次回の撮影で、是非いろいろな機能を試してみたいと思います。
ステラショット
現地に到着したのは夕方でしたが、いろいろな方とお話している間にあっという間に時間は過ぎ、帰宅したのは0時を過ぎていました。現地でお会いした皆様やボランティアスタッフの皆様、今年もありがとうございました。

ライカの世界に行ってきました

Leica M8大阪の阪急百貨店うめだ本店で開催されていた「ライカの世界 ハービー・山口写真展」に行ってきました。会場では、ライカを愛用されている写真家ハービー山口氏が撮影された写真が50作品ほど展示されていました。カラーは少なく、モノクロが中心の展示内容でしたが、写真に映し出された人々からは一種の優しさのようなものが感じられ、このような温かみのある写真を是非撮ってみたいと思いました。

展示スペースの最後には、歴代のライカカメラがショーケースに入れられて並べられていました。ライカは、現在ではパナソニックブランドのデジカメレンズのメーカーとしても知られていますが、なんと言っても高級カメラの代名詞です。こうして歴代のモデルを見ると、ライカという会社が歩んできた歴史の重みを感じました。

写真展の出口では、現行のライカ機がずらりとショーケースに並べられ販売されていました。一番手前には、新しく発売開始されたライカSシステムのLeica Sがありました。Leica Sには、35ミリフルサイズフォーマットよりも約60%大きい中判フォーマットのセンサーが用いられています。その分ボディも大きく、ずっしりと重量感がありました。価格は約280万円と、普通車が買えてしまう値段です。

他の機種では、ライカQ(Typ116)に興味を惹かれました。LeicaQは、35ミリフルサイズセンサーが搭載されたレンズ一体式カメラで、レンズにはズミルックスf1.7/28mm ASPHが採用されています。最高10コマ/秒という優れた連写性能と共に、無線LANや動画撮影機能も充実しています。ライカと言えば、どちらかと言えばデジタル最新技術には弱いというイメージがありましたが、全くそんなことはありませんね。会場で触った感触でも、かなり使いやすそうでした。LeicaQの価格は56万円前後。おいそれとは買えない価格帯ですが、他のLeicaカメラの価格を見ていると安く感じてしまうのが怖いです(笑)。

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