星空日誌「つぶやき」

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アルカスイス規格のアリミゾ金具

アリガタ金具寒気の影響で寒い日が続いています。朝になると雪がうっすらと積もっていることもあるので、山奥はきっと積雪があるでしょうね。次の週末くらいから星空撮影に適した時期になりますが、山に出かける際は道路の凍結などに気をつけないといけませんね。

話変わって、天体望遠鏡と赤道儀の取り付け金具の話題です。天体望遠鏡の世界では、ビクセン規格の幅45ミリのアリガタ・アリミゾシステムがよく用いられています(他にも幅65ミリの三鷹規格や、ロスマンディ規格もあります)。一方、一眼レフカメラの世界では、アルカスイス規格のクイックシューが人気です。私も、デジタル一眼レフカメラにはアルカスイス規格のクィックシュープレートを取り付け、ワンタッチでカメラ雲台に取り付けられるようにしています。

大変便利なアルカスイス規格ですが、赤道儀にこの規格のクランプを直接取り付けることはできません。これは、国産の赤道儀のヘッドによく用いられている35ミリ間隔のM8ネジが通る穴が、クランプ側に開いていないためです。そのため、私が望遠レンズなどを赤道儀に取り付ける際は、赤道儀のヘッドに一旦ブリューナクを取り付けてカメラネジを出し、そこにアルカスイス規格のクランプをねじ込んでいます。こうすれば、カメラ雲台に取り付けるのと同じ要領で、デジカメやカメラレンズを赤道儀に取り付けることができます。ただ、クランプの固定が一本のねじだけなので、少々不安に感じています。

もし、アルカスイス規格のクランプの中に、赤道儀に取り付けやすい35ミリ間隔の穴が開いている製品があれば、カメラレンズをサッと赤道儀に取り付けることができ、大変便利だと思います。どこからか発売されないでしょうか。主にカメラレンズで天体撮影を楽しんでいる天体写真ファンからも人気が出ると思うのですが。

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