星空日誌「つぶやき」

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アルゴ座とガム星雲

ガム星雲は「ほ座」から「とも座」にかけて広がる巨大な星雲ですが、昔、この星雲が輝く場所には「アルゴ座」という星座がありました。下はオーストラリアで撮影したアルゴ座の写真ですが、みなみじゅうじ座の大きさと比べてみると、この星座の大きさがよく分かります。

アルゴ座

アルゴ座は、アルゴ船座とも呼ばれるように、ギリシア神話に登場する「アルゴ船」を形どった星座です。残念ながら南に低いため、現在の日本やヨーロッパからでは全景を見ることは難しいですが、大昔は、地球の歳差運動のため、 ヨーロッパでもアルゴ座の全景を眺めることができたと考えられています。古代の人々は、地中海に浮かぶ星の並びを見て、アルゴ座という海を渡る大船の星座を生み出したのかもしれませんね。

ところで、アルゴ座があった場所の星々は、現在は、「とも座」「ほ座」「りゅうこつ座」「らしんばん座」という各星座に分類されています。この星座の分割については、「天文学者のラカイユがアルゴ座を4つの星座に分割した」と書かれた書籍がある一方、「ラカイユは『らしんばん座』を新設しただけだ」と解説した書籍もあります。巨大な星座だけに、分割にあたっては、いろいろな意見が出て紛糾したのかもしれません。

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