星空日誌「つぶやき」

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ディザリングについて

気象庁は、本日、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。これから約1ヶ月間にわたって不安定な天気が続くのですね。天体撮影はしばらくお休みになりそうです。例年どおり、この時期は、機材のメンテに努めたいと思います。

ところで、最近、天体撮影に「ディザリング」という手法が広く用いられるようになりました。ディザリングとは、1枚撮影が終了した後、ほんの少しだけ構図をずらして、次の露出を開始する手法です。天体撮影方法の項目に「ディザリング撮影とは」というページを新設して動作について解説しましたので、ご参考になれば幸いです。

M-GENオートガイダー

私がディザリングという言葉を初めて知ったのは、冷却CCDカメラを使って撮影を始めた頃です。当時、冷却CCDカメラの画像をコンポジットして強調すると、ダーク減算で輝点ノイズを引いた部分がどうしても荒れてしまいました。そこで、L画像を1枚撮るごとに赤道儀の微動モーターを動かし、少しずつずらして撮影していました。

とても原始的な方法で手間がかかるので、冷却CCDカメラで撮影している友人に相談したところ、冷却CCDカメラ制御ソフト用のプラグインを教えてもらい、その時初めてディザリングという言葉と出会いました。ちなみにこのプラグインはCCDSoft用だったのですが、当時は性能が良くなかったのか、シャッター間のインターバルを2分ほど開けないと、ガイドが落ち着きませんでした。

現在は、PHD2やM-GENをはじめ、手軽で高性能なディザリング対応オートガイダーが登場しています。特に日本では、M-GENのディザガイドの人気が高いですね。梅雨入り後の晴天を期待して、梅雨の間にディザリング撮影システムを構築しておくのもよいのではないでしょうか。

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