星空日誌「つぶやき」

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ビクセンVSD100F3.8と口径食

最近、ビクセンVSD100F3.8望遠鏡について、お問い合わせをいただきます。タカハシFSQ-106EDが4月から値上げされたので、その代わりとして注目されているのでしょうか。

いただいたお問い合わせの中で、星像に楔が入ったような割れが発生するかどうかというご質問がありました。回折光芒により、明るい星が下のような形に写ってしまう現象で、一般的に「星割れ現象」と呼ばれます。これは、口径食によって主に発生する現象です。

口径食による星像

口径食は、カメラレンズの場合はレンズを絞れば減少しますが、絞り機構のない天体望遠鏡の場合は、発生を防ぐ方法はほとんどありません。ですので、気にされる方は結構いらっしゃるように思います。

お尋ねのビクセンVSD100F3.8について、残念ながら、星割れ現象は発生します。下画像は、ニコンD810Aを取り付けてカリフォルニア星雲を撮影した写真ですが、端の星を拡大すると、星が楔が入ったように割れているのがわかります。それほど大きな割れではないので、個人的には気にならない程度ですが、ご参考になれば幸いです。

VSD100と口径食

ちなみに、VSD100ほどは目立ちませんが、タカハシFSQ-106EDでも星割れ現象は発生します。星割れ現象を完全になくすには、後群レンズの直径を大きくするしかないと思います。

その他、VSD100の使い心地については、撮影機材ページの「ビクセン VSD100F3.8 レビュー」のページをご覧ください。

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