星空日誌「つぶやき」

タカハシ Temma2Zが生産終了

一昨日、高橋製作所が、Temma2Zシリーズ赤道儀生産終了を発表しました。昨年末に在庫が払拭したEM-11 Temma2Zに続き、最近はEM-400 Temma2Zの在庫も終了と聞いていましたが、今回、正式に発表され、Temma2Zシリーズの赤道儀は完全に終了となるようです。

次機種はどのような仕様の赤道儀になるのか、まだわかりませんが、赤道儀のギアやモーターをはじめとした機械機構は、そう大きく変わらないように思います。外観も、色合いの変更程度で、現状と同じ鋳物の形を踏襲するのではないでしょうか。



一方、電子回路部分は、大きな変更があると思います。RS232Cによる接続をやめて、Wifi接続できるようになれば、使い勝手が良くなるでしょう。導入速度の変更があるかどうかも気になるところです。

個人的には、EM-200とEM-400の間を埋める赤道儀が登場すると嬉しいですね。本体重量が20キロ程度で、搭載可能重量が25キロの赤道儀が登場するなら欲しいなぁと思います。

そういえば、先日、昭和機械製作所から、上記のスペックに近い「SHOWA 17EXNOS赤道儀」が発表されました。スタンダードモデルとプレミアムモデルが用意され、プレミアムモデルでは追尾精度が±2秒以下という高精度ドイツ式赤道儀です。

魅力的な赤道儀ですが、スタンダードで1,100,000円(税別)、プレミアムになると1,180,000円(税別)と大変高価です。そして一番残念なのが、パソコンとの接続にはオプションの「ATLASTAR」という望遠鏡制御器が別途必要になるという点です。ATLASTARの価格は、240,000円(税別)もします。このクラスの赤道儀をパソコンの自動導入無しで使うというユーザーは皆無だと思いますので、標準付属にしてほしかったですね。

追記(訂正):SHOWA 17EXNOS赤道儀プレミアムモデルの追尾精度は、±2秒角以下(1″r.m.s.以下)でしたので訂正いたしました。ご指摘ありがとうございました。

M45周囲の分子雲

ビクセンFL55SSで撮影した、M45周囲の分子雲の写真をギャラリーにアップしました。



M45は、「すばる」の愛称で親しまれている散開星団です。昔から、周りに淡い分子雲が広がっていることが知られており、今回はそこを狙って撮影した作品です。

分子雲は非常に淡いため、滑らかな作品に仕上げるには100枚前後の画像をコンポジットしてから強調処理した方がよいのですが、今回は天候の都合で32枚の画像で分子雲の表現に挑戦してみました。

さすがに画像が荒れてしまいましたが、分子雲は表現できたと思います。改めて見ると、分子雲にも色や構造の違いが見えて興味深いですね。モザイク合成して写野を広げてみたくなりました。

ニコンの新型フルサイズ一眼レフ D780

先日、ニコンからD750の後継機となる「ニコン D780」が発表されました。D750と比べると、ハイブリッドAFシステムを搭載するなど、各機能が強化された正常進化モデルという印象を受けます。



天体写真ファンとして興味深いのは、Mモード時のシャッタースピード設定において、最長900秒まで設定できるようになった点です。これまではニコンD810Aだけに搭載された機能でしたので、D780で星空撮影を考えているファンには嬉しい機能ですね。

以前、ニコンD750を撮影に使用していましたが、手に持ちやすく、画像の画質もとても優れたカメラだと感じていましたので、後継機D780の登場はうれしいです。ただ、価格設定が少し高くなったので、D850とどちらを選ぶか迷いますね。

Windows7からWindows10 アップグレード 41 Kernel-Powerのエラー

Windows 7のサポート期限が今月中旬(2020年1月14日)に迫っているため、メインパソコンのOSを、Windows7からWindows10にアップグレードしました。Windows 7は気に入っていたのですが、他のソフトウェアのサポートも切れるため、仕方ありません。



Windows10へのアップグレードは、上のマイクロソフトのページからツールをダウンロードして実施しました。

アップグレード作業は問題なく終わったのですが、Windows10にアップグレード後、パソコンの電源ボタンを押して立ち上げると、すぐにパソコンが停止してしまいました。もう一度電源ボタンを押すと、何事もなかったように動き出すのですが、原因がわからず、いろいろ調べて試していました。

Windowsのイベントログを確認すると、「41 Kernel-Power」のエラーメッセージが表示されていましたが、このメッセージだけではシステムダウンの具体的な原因がわかりません。BIOSをアップデートしたり、メモリの静電気を開放したりしましたが、効果はありませんでした。

ネットで検索してみると「Windows10の場合には高速スタートアップが原因で、KP41病が発生する場合がある」と書かれているページを見つけました。ダメもとで、電源のオプションの中にある高速スタートアップを無効にしてみたところ、一発で立ち上がるようになりました。

Windows7時代のグラフィックボードの相性が問題なのかと思っていましたが、高速スタートアップが原因とは驚きました。もし同じような症状で困っていましたら、高速スタートアップを無効にしてみてはいかがでしょうか。

2020年もよろしくお願いいたします

年始のご挨拶が遅れましたが、2020年も「天体写真の世界」をよろしくお願いいたします。

今年最初のギャラリーへのアップ写真は、昨年12月にビクセンFL55SSで撮影した「かもめ星雲(IC2177)」の写真です。わずか6枚の画像からですが、なかなかコントラスト良く仕上がりました。写りの良い銀塩ポジを透過光で見ているようなイメージです。



IC2177は、長い間、わし星雲と呼ばれていましたが、最近は海外の呼び名(Seagull Nebula)に合わせて、かもめ星雲と呼ばれるようになりました。

そろそろ春の系外銀河の撮影シーズンですが、かもめ星雲は冬の天体の中でも、最後の方に上ってくる星雲ですので、まだしばらく撮影を楽しむことができます。

次の新月は1月25日ですが、当日のかもめ星雲の子午線通過時刻は23時ですので、撮影時間も十分確保できますね。春の銀河が昇ってくるまでの間、サブ鏡筒で狙うのもいいのではないでしょうか。

星空日誌メニュー

お勧め天文・写真書籍
Ranking Banner


にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
最新の記事
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
プロフィール
archives
Links
others
mobile
qrcode