星空日誌「つぶやき」

ステラショットにディザリング機能追加

アストロアーツ社の天体撮影ソフト「ステラショット」の1.5bアップデーターが、先日リリースされました。今回のアップデートで、ステラショットもディザリング撮影に対応しました。最近は、M-GENなどのディザリング機能を使用する方が増えていたので、待望のアップデートではないでしょうか。

ステラショット

なお、ディザリングとは、一枚撮影するごとに数ピクセルずらして撮影を続ける機能です。コンポジット後のノイズが平均化されるので、特に淡い星雲を撮影するファンから評価を得ている撮影手法です。詳しくは「ディザリング撮影とは」のページをご覧ください。

ところで、今回のアップデートでは、撮影画像のメモリーカード保存にも対応しました。撮影画像をパソコンにしか保存できないのは不安でしたので、嬉しい追加機能です。今週は久しぶりに晴れそうなので、新しくなったステラショットを使って、撮影してみたいと考えています。

台風一過の晴天に期待

20日夜は晴れ間が広がる予報だったので、撮影の準備をしていたのですが、結局天気予報は外れて、星は全く見えませんでした。今日は、台風21号の影響で朝から風雨が強く、星どころではありませんね。

週間天気予報

気象庁の週間天気予報を見ると、来週火曜以降は、晴天が期待できそうです。新月は過ぎてしまいましたが、25日水曜日ですと、月は21時頃に沈むので、天文薄明が始まる4時半頃まで、じっくりと撮影できそうです。台風一過の快晴の夜空に期待したいですね。

秋の人気の撮影対象と言えば、アンドロメダ大銀河でしょう。25日は22時半ごろに南中するので、月が沈んでからでも十分撮影が出来ます。また、アンドロメダ銀河が南中した頃、東空からはオリオン座が昇ってきています。オリオン座が上ってくると、夜空は賑やかになりますね。

星空撮影に人気のデジカメ

先日、アップした「星景写真に人気のレンズ」の記事に引き続き、「星景写真に人気のデジカメ」ページの情報を更新しました。星ナビギャラリーのデーターを集計し、星景や星空撮影によく使用されているデジカメをまとめたページです。集計ページから、2016年の集計結果をピックアップしてみました。

星空デジカメ

キヤノンEOS6Dは、星空撮影ファンから圧倒的な人気がありますね。手に入れやすい価格で、かつ、ノイズが少なく滑らかな画像が得られるためでしょう。2017年の集計(11月号まで)でも、変わらず1位を維持しています。

キヤノンEOS6Dは星空撮影ファンに人気が高いですが、今年8月に発売された後継機「キヤノンEOS6D MarkII」の評価はそれほど高くないように感じます。画素数や使い勝手は向上していますが、ダイナミックレンジが狭いなどの評価が、購入を踏みとどまらせているのかもしれません。

ニコンD850

一方、9月に発売されたニコンD810の後継機「ニコンD850」の人気は高いですね。大変な人気のようで、すぐに入手するのは難しく、2ヶ月待ちという店舗もあるようです。

これまでの集計では、星景写真分野ではキヤノン製カメラの人気が高いですが、それぞれの後継機の評価次第で、今後、シェアが入れ変わってくるかもしれません。

FSQ-85EDPとフラットナー1.01×が新発売

タカハシから、FSQ-85EDPが発表されました。新しいFSQ-85EDPは、従来のFSQ-85EDの接眼部を撮影用に仕様変更したモデルです。カメラ回転装置などが標準装備されているので、カメラマウントさえ用意すれば、カメラをすぐに取り付けて、撮影を楽しむことができます。

FSQ-85EDフラットナー

タカハシFSQ-85ED用の補正レンズ「フラットナー1.01×」も先日発表されました。FSQ-85EDは、天体撮影ファンに人気が高い鏡筒ですが、35ミリフルサイズカメラで撮影すると、周辺の星像が流れるのが残念でした。新しいフラットナー1.01×は、その周辺像を改善するための補正レンズです。

メーカー発表の作例を見る限り、新型フラットナーを用いたときの周辺星像はかなり良さそうです。フラットナー1.01×は、比較的手頃な価格(2万円)ですので、FSQ-85EDユーザーなら是非手に入れたいオプションパーツですね。

きりん座のvdB14とvdB15

来週20日が新月ですので、そろそろ撮影時期なのですが、天気が悪いですね。下は、気象庁発表の兵庫県の週間天気予報ですが、1週間ずっと雨または曇りという予報です。例年、10月と11月は好天に恵まれるのですが、今年は望めないのか、不安です。

週間天気予報

悪天候の影響で、本日10月14日に開催が予定されていた「八塔寺星祭り」は11月11日に延期となりました。今年は、「星をもとめて」のイベントも台風の影響で中止になりましたので、「八塔寺星祭り」は晴天に恵まれてほしいです。なお、星祭りの詳細は、「八塔寺星を観る会」の公式ページをご覧ください。

天体写真ギャラリーに、きりん座のvdB14とvdB15の写真を追加しました。昨年、TOA130と冷却CCDカメラを使って撮影した画像なのですが、星雲が非常に淡く、強調するとノイズ感が目立つので、今年、ε-180で再撮影を予定していました。しかし、この悪天候ではいつ撮影できるかわかりませんので、昨年の画像を処理して仕上げたものです。

vdb14

ちなみに「vdB」とは、Sidney van den Bergh氏が、パロマー天文台のスカイサーベイ結果からまとめた反射星雲のカタログです。vdBの天体でよく知られているのが、IC1396内に位置する「vdB142」です。天体のカタログというとメシエやNGC有名ですが、観測技術が進むにつれて、カタログも細分化が進んでいますね。最近のデジタル技術のおかげで、このようなマイナー天体も撮影対象となってきました。

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