星空日誌「つぶやき」

2019年の締めくくり

今年もブログ「星空日誌」をご覧いただき、ありがとうございました。ヤフーブログが終了し、SNSに軸足を移した天文仲間も多く、少し寂しくなった天文ブログですが、それでも毎日多くの方にご覧いただき、大変充実した一年を過ごすことができました。

天体写真の撮影の方は、昨年に続き、天候に泣かされた一年でした。毎年年末になると言っていますが、来年こそは新月期に晴天が多い一年であってほしいですね。

SWAT-350とFL55SS

今年は大物の撮影機材の導入はありませんでしたが、追尾精度が更に向上したSWAT-350 V-specは大きなインパクトがありました。ビクセンFL55SSも小型ながらもシャープな像を結ぶ高性能機で、年末の撮影を盛り上げてくれました。しばらく春の銀河シーズンになりますが、夏の星雲星団の撮影に活躍させたいですね。

来年2020年は、台湾での金環日食に火星の準大接近と天文現象にも恵まれた年です。東京オリンピックもありますし、明るい一年になるといいですね。

今日は部分日食

本日、12月26日は、日本全国で部分日食が見られる日です。観測地域によって若干異なりますが、14時半頃に太陽が欠け始め、15時30分頃に欠けが最大になります。



今年の締めくくりとして楽しみにしていた部分日食ですが、空は曇天で太陽の姿は全く見えません。全国の天気予報を見ると、晴れるのは、北海道や沖縄ぐらいでしょうか。残念です。

まだ数日残っていますが、2019年は本当に天気に泣かされた一年でしたね。2018年も天気が悪いと嘆いていましたが、2019年はそれ以上に不安定な天候だった気がします。来年は火星の準大接近もありますので、天文晴れの一年になってほしいですね。

セレストロン望遠鏡の在庫一掃処分

セレストロンの日本総代理店が、来年、(株)サイトロンジャパンから、(株)ビクセンに移管するにあたり、販売店が天体望遠鏡の在庫一掃処分のセールをやっています。



上は、協栄産業大阪店の販売ページですが、在庫一掃ということもあり、思い切った値引きがされています。惑星撮影用として定評あるC14にいたっては、約30%の割引です。通常は20%オフ程度だったと思いますから、10万円以上安いですね。

星雲撮影用として人気のROWA8インチも約28%の割引です。狙っていた人にはお買い得のチャンスですね。

SWAT-350 V-specのPEモーション

新月期ですが、天気が思わしくありませんね。冬の太平洋側は晴れやすいのですが、週間天気予報を見ると今週も曇りがちの天気が続きそうです。例年に比べて暖かい影響でしょうか。

先日、晴れ間があったので、SWAT-350にFOA-60Qを搭載して、PEモーションを実測してみました。下の画像は、V-specノーマルモードでのPEモーションです(900秒露光です)。



カメラのピクセルサイズから計算したところ、約±4〜5秒という結果でした。改造前が±6〜7秒前後でしたので、V-spec改造によって、追尾精度が向上したことを確かめることができました。

続いて東側荷重スペシャルモードにして、PEモーションを実測しました。スペシャルモードとは、ユニテック社独自東西別々のPEC機能を働かせる追尾モードです。



上が、スペシャルモードのPEモーションの実写画像です。全く同じ機材と露光時間で撮影しましたが、ノーマルモードと比べて明らかにブレが少なくなっています。計算の結果、PEモーションは約±3秒でした。

先日、タカハシのFC-76DCの直焦点で300秒露光で撮影し、星が点像で驚きましたが、この結果を見て納得です。大型赤道儀並みの追尾精度ですね。

マルチ赤緯ブラケットを使用した撮影システム

12月10日に、ユニテック社から、SWATシリーズ用のマルチ赤緯ブラケットが発売されました。早速、このマルチ赤緯ブラケットを使用して、ビクセンFL55SSを載せた撮影システムを組んでみました。

SWAT-350

マルチ赤緯ブラケットは、アングル材で補強されていることもあり、思っていた以上に強度があります。実際に、タカハシFOA-60Q鏡筒を載せて月を観望してみましたが、強度に問題はありませんでした。

マルチ赤緯ブラケットの利点としては、ドイツ式を組んだときと比べて、赤緯体をターンテーブル面から離すことができるので、望遠鏡が赤道儀本体と干渉しにくくなることがあげられます。



撮影鏡筒の長さや撮影方向に左右されますが、子午線を超えても撮影を続けることができるので、長時間同一天体を撮るには便利なパーツでしょう。実際にビクセンFL55SSで撮影しましたが、大変使いやすいパーツだと思いました。

なお、今回は、赤緯体に粗動回転ユニットを使用しましたが、微妙な構図合わせがしにくいので、これから入手されるなら、微動機能が付いたユニテック新型回転ユニットの方が便利と思います。

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