星空日誌「つぶやき」

15cm屈折で撮ったM33銀河

さんかく座のM33銀河の写真をギャラリーに追加しました。M33は、秋の天体の中では、アンドロメダ大銀河(M31)と並ぶ有名な天体です。

M33galaxy

M33は毎年のように撮影していますが、今回は口径15センチの屈折望遠鏡を使って撮影しました。焦点距離は約1200ミリの光学系ですが、腕の広がりと、暗い宇宙を背景にM33が浮かぶ様子がちょうどよい大きさに収まったように思います。

M33は案外と淡く、観望ではぼんやりとした雲のようにしか見えませんが、写真に撮ると色が豊富で美しいですね。M31よりもM33の方が好きと言う天体写真ファンがいるのも納得の姿です。

キヤノン EOS Ra登場

噂どおり、キヤノンEOS Raが発表されました。キヤノンEOS20Da、EOS60Daに次ぐ、キヤノンの天体撮影用モデルです。前2機種はセンサーサイズがAPS-Cでしたので、EOS Raは、キヤノン初の35ミリフルサイズ天体撮影用カメラとなります。

キヤノン EOS Ra

キヤノンEOS Raは、フィルターがHα線を通す天体撮影用に変更されたことに加え、ライブビューの拡大率が最大30倍になりました。30倍あれば、モニター上だけでピントの良否を簡単に判断できそうです。

気になるキヤノン EOS Raの販売価格は、現在のところ、30万円前後の予想のようです。ベースモデルのEOS Rの実勢価格が18万円前後ですので、やや割高に感じますが、メーカー純正の天体撮影用モデルが登場したのは嬉しいですね。

この発表を受けて、是非ニコンにも、Zマウントシステムで天体モデルを出してほしいと改めて思いました。ニコンD810Aには解像力、ノイズ特性共に満足していますが、マウント径が小さい点だけが残念です。直径が大きくなったZマウントで天体撮影用モデルが登場すれば、天文ファンにもとても喜ばれると思います。

SWAT-350 V-specで天体撮影

ユニテック社のポータブル赤道儀、SWAT-350 V-specを持って、八塔寺に星空撮影に出かけてきました。訪れた日は、PM2.5と黄砂が近畿から中国地方に到来していたため、空は白っぽくて透明度が悪かったのですが、久しぶりの星空を堪能できました。

SWAT-350 Vspec

上は、今回撮影に使用した機材、SWAT-350 V-specに載せたタカハシFC-76DCです。FC-76DCにFS/FCマルチフラットナーを取り付け、ニコンD810Aで天頂付近の天体を撮影しました。

FC-76Dとフラットナーの合成焦点距離は約590ミリですので、一般の赤道儀では星が流れて写ってしまうところですが、V-specのスペシャルモードのお陰でしょう、10枚中、平均7〜8枚の画像の星は真円を保っていました(露光時間は300秒です)。

オートガイド全盛の時代ですが、ノータッチガイドによる撮影だと機材が減り、設置や撤収が楽でした。ベテランのサブ機としても便利ですね。撮影した画像は仕上がり次第、ギャラリーに追加したいと思います。

スカイウォッチャー EQ6R PRO赤道儀

AXD赤道儀より一回り小さく、軽めの赤道儀を探しています。赤道儀本体の重さが20キロを超えると持ち運びが大変に感じるので、タカハシε-180EDを搭載できて、20キロ弱の赤道儀が理想です。

日本製でその要望にかなう赤道儀は、タカハシEM-200 Temma2ZとビクセンAXJ赤道儀です。タカハシEM-200は銀塩フィルム時代に10年以上使用していたので、良さはわかっていますが、パソコンに接続しないと自動導入できない点が難点です。

ビクセンAXJ赤道儀は、AXD2と同じコントローラーで使い勝手はよいのですが、70万円という価格がネックです。スペックとしては理想的なのですが、ちょっと高すぎますね。

スカイウォッチャー EQ6R PRO

先日、そんなことを考えながら協栄産業大阪店にお邪魔すると、スカイウォッチャー EQ6R PROが店内に展示されていました。存在は知っていましたが、実機を見たのは初めてです。スペックを見ると、本体重量が約17キロで搭載可能重量が約20キロと理想的で、値段も三脚がついて、21万円前後と財布に優しい価格設定です。

スカイウォッチャー EQ6R PRO赤道儀には、運搬用の取っ手も取り付けられていて、遠征時も設置しやすそうです。実際の追尾精度や、モーターの動作は使ってみないとわかりませんが、店員さんによれば、アタリはずれが若干あるものの、なかなかの評判のようです。ちょっと気になる機材です。

ビクセンFL55SSで撮影した北アメリカ星雲

毎年、夏の終わりから秋にかけて、はくちょう座やケフェウス座の星雲を様々な望遠鏡で撮影するのですが、今年は天候が悪く、ビクセンFL55SSを使って撮影した写真が唯一の作品となりそうです。

NGC7000

上は、FL55SSにフラットナーHDを取り付け、天体撮影用のデジタル一眼レフカメラAstro6D(キヤノンEOS6D冷却改造カメラ)で撮影したNGC7000付近の写真です。

他の天体を撮影するためにIDASのHEUIB-IIフィルター取り付けていたのですが、それを外さずに撮影したので、北アメリカやペリカン星雲の部分が真っ赤に写りました。さすがに赤すぎと感じたので、画像処理で赤の彩度を若干落として仕上げています。

目的にもよりますが、北アメリカ星雲やばら星雲を撮るときは、Hα強調用の干渉フィルターは外したほうが良さそうですね。それにしても、いい加減、スカッと晴れて欲しいですね。

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