星空日誌「つぶやき」

Nik Collectionでアンタレス付近

今更ですが、PhotoshopやLightRoomで使えるプラグインソフト「Google NikCollection」をインストールし、早速、画像処理に使ってみました。プラグインを使うと、画面で調整度合いがすぐにわかり、大変便利でした。

アンタレス付近

個人的には、Nik Collectionの中では「Viveza」というプラグインが気に入りました。複雑なマスクを作成しなくても、部分的に画像を調整できる点が便利です。上は、そのVivezaを使って仕上げたアンタレス付近の写真です。今回は、少し構図をずらして、西方向に伸びた暗黒帯を表現しました。

Nik Collectionは、天体写真だけでなく、風景や人物写真にも使えそうです。ただ、プラグインに頼りすぎると、どれも似たり寄ったりの写真になりそうで恐いですね。いろいろな機能があるようですので、これから少しずつ使い慣れていきたいと思います。

SiriusCompがバージョンアップ

週末は新月でしたが、本格的な梅雨に入ってしまったようで、空は分厚い雲に覆われてしまいました。週間天気予報を見ても、しばらくの間、晴天は望めそうにありませんね。

昨日、比較明合成写真の生成ソフト「Sirius Comp」がバージョンアップされました。Sirius Compは、星ナビでも何度か紹介された比較明合成の定番ソフトで、私もリリースされた頃から愛用させていただいています。下が操作画面ですが、シンプルな操作で合成写真が生成できるので気に入っています。

操作画面

ただ、ニコンD810Aを使うようになり、高画素カメラで撮影した画像をSiriusCompで開こうとするとエラーが出ることがありました。今回のバージョンアップではこの点が改善されたようで、D810Aで撮影した画像も問題なく比較明合成できるようになり、とても助かりました。

富士山とオリオン座

上の作品は、バージョンアップされたSiriusCompでD810Aの画像を処理して仕上げた星景写真「富士山とオリオン座」です。バージョンアップで処理速度も速くなったようで、さらに快適に使えるようになりました。

Sirius Compは、作者のSiriusさんのブログからダウンロードすることができます。比較明合成で星景写真を撮影される方は、一度、使ってみてはいかがでしょうか。

久々の北天ぐるぐる星景写真

今日は久々の本格的な雨でしたが、梅雨入り宣言後しばらくの間は、気持ちの良い晴天が続いていました。タイミングが合わず、直焦点撮影はできませんでしたが、先日、カメラと三脚だけを持って、星景写真の撮影に行ってきました。

日本海と星空

今回、撮影した写真は、上の「浦富海岸の星空」です。浦富海岸は日本海側に面したリアス式海岸で、起伏に飛んだ海岸線が美しい場所です。今回はここで、星空と海の景色を撮影してみました。

久々の北天メインの星景写真ですが、海と合わせるとなんだか情緒が出ますね。他にも前景に良さそうな場所があったので、また星景写真を撮りに出かけたいと思います。

さそり座の球状星団 M4

金曜日の夜は、八塔寺に天体撮影に出かけてきました。月入りが1時過ぎで薄明開始が3時ですので、2時間ほどしか撮影できませんでしたが、たくさんの天文ファンが集まり、にぎやかな夜になりました。やはり梅雨入り前の晴天は貴重ですよね。

M4星団

金曜日に撮影した画像はまだ処理中ですので、5月初めに八塔寺で撮影したM4星団の写真をギャラリーにアップしました。M4は、さそり座アンタレスのすぐ側で輝く大きな球状星団です。知名度は高いですが、アンタレス付近の色鮮やかな星雲の引き立て役になってしまっている感があります。そこで今回は、Mewlon-250CRSを使って、M4をクローズアップ撮影しました。

改めてM4を単独で撮影してみると、星の色も豊富で美しい球状星団だと感じました。南中高度が低いため、長焦点の撮影では気流の影響を受けることが多いですが、お勧めの被写体だと思います。これからの夏の時期は比較的気流が落ち着きますので、一度撮影してみてはいかがでしょうか。

FC-76DCで撮った網状星雲

八塔寺にて、FC-76DCとニコンD810Aを使って撮影した網状星雲の写真です。大きな画像や撮影条件は、デジタル一眼レフギャラリーに追加した「網状星雲」のページをご覧ください。

網状星雲

撮影時は、タカハシ純正のFC-76D用フラットナーレンズを使用しました。フラットナーレンズと組み合わせると、F値は7.8と暗くなりますが、イメージサークルは40ミリと広いため、周辺光量は豊富で処理しやすく感じました。

中心像の星像は極めてシャープですが、画面の1/2程度の辺りから、星像は若干放射状に伸びはじめます。ところが、35ミリフルサイズの最四隅になると、また円形に近づき、画面の端だけ見ると、全体的に星像が良いような印象を受けてしまいました。

星像に関しては、フラットナーレンズとカメラの距離など、検証が必要だと思いますが、得られた画像の解像度やコントラストは高いものでした。下は、網状星雲の一部をトリミングしたものです。この画像だけ見ると、大きな望遠鏡で撮影した写真のようにも見えますね。

網状星雲部分

ちなみに、FC-76DCは口径76ミリの屈折望遠鏡で、FC-76DSとFC-76DCの2モデルがあります(現在は、FC-76DSとFC-76DCUになりました)。私が使用したのは、鏡筒径が細く、よりコンパクトなFC-76DCです。鏡筒は2キロ弱しかありませんので、小型赤道儀や少し頑丈なポータブル赤道儀にも載せられそうですね。

シグマ180mmマクロで撮影したM8M20

昨日に続いて、シグマ180mmマクロで撮影した、M8 M20付近の天の川です。M8 M20付近は、夏の天体撮影の定番と言える被写体ですね。180ミリで写すと星雲は小さくなってしまいますが、周囲に天の川銀河の微恒星が写って、豪華なイメージになります。

M8とM20付近

ところで、撮影に使ったシグマ180mmマクロレンズは、重さが1.6キロ以上もあります。同じようなスペックで、天体撮影に使われているキヤノンEF200mm F2.8LII USMの重さが約765gですので、実に2倍以上の重さです。

使われているレンズの枚数は、シグマ180mmマクロが19枚のところ、キャノンEF200mmは9枚です。レンズの枚数が重さの違いに表れているのでしょうね。シグマ180mmレンズは、中望遠レンズと言えどもこのように重いので、しっかりした 赤道儀に載せて撮影したいですね。

シグマ180mmマクロで撮った出目金と彼岸花星雲

シグマの180mmマクロレンズ(APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM)で撮影した、さそり座尾部の星雲群の写真を、デジタル一眼レフギャラリーに追加しました。さそり座尾部の星雲といえば、出目金と彼岸花星雲です。下の写真でも赤く写っ ているのがお分かりいただけると思います。

出目金と彼岸花

撮影に使ったシグマの180mmマクロは、2012年に発売開始して以来、天体写真ファンに定評のあるレンズです。確かに、実際に天体撮影で使ってみると、星像はシャープですし、少し絞れば周辺像も十分実用できます。コントラストも高いようで、低空にあるため、撮影が難しい今回の対象も綺麗に仕上げることができました。

今回は、直焦点撮影を行う横で、ポータブル赤道儀SWAT-350にレンズとカメラを載せて撮影しました。F値が明るいおかげで露光時間は短くてすみますので、ガイドは行わず、ノータッチガイド追尾撮影ですが、これだけ写ってくれれば十分満足です。このレンズは借り物なのですが、D810A用にニコンマウント版を一本欲しいなと思ってしまいました。

VSD100で撮ったアンタレス付近

夏の天体写真と言えば、さそり座のアンタレス付近ということで、今年は、ビクセンVSD100ニコンD810Aを使用して、アンタレスのカラフルな星雲を撮影してみました。

アンタレス付近

上がその画像です。D810Aは輝星周りのゴースト(ハロ)があまり出ないので、以前使用していたAstro60Dに比べると、画像処理がかなり楽でした。実際、上の画像では、ゴースト低減の処理は一切行っていません。

この画像は、先日、訪れた大塔ヘリポートで撮影したのですが、撮影し始めのコマはコントラストが悪く、画像処理の際に使うことができませんでした。最終的に16枚を加算平均して強調し、普段よりコントラストを高く仕上げたので、若干ノイズ感は感じられますが、なかなか綺麗に仕上がったのではないかと思います。

ちなみに、VSD100とニコンD810Aは、なかなか使いやすいコンビだと感じています。VSD100は、FSQ-106EDと比べると小さいので、手軽に持ち運べるのもいいですね。

戸隠 鏡池の星空

天候に恵まれなかった、戸隠の鏡池ですが、薄雲越しに撮影した星空写真を処理したので、デジタル星野・星景写真ギャラリーにアップしました。

鏡池の星空

上がその鏡池で撮影した星空写真ですが、戸隠連峰のすぐ上に北斗七星が輝いているのがわかります。北極星は北斗七星の右上で輝いていますので、この方向が真北です。

鏡池からは戸隠連峰は北方向になるため、いて座付近の天の川をバックに撮影することはできないのは残念です。ただ、はくちょう座が沈む頃になれば、夏から秋の天の川を背景に撮ることはできそうです。初秋に再チャレンジしたいところです。

北天一の球状星団M13

今日は、5月中旬とは思えない暑さでした。また、PM2.5の影響で空がかなり白っぽく、外を歩くのも躊躇するほどでした。最近、街中でもマスクをする人が多いですが、黄砂やPM2.5対策なのでしょうね。

G3-16200ギャラリーに、八塔寺で撮影したM13の写真を追加しました。下は周囲をトリミングした写真ですが、星がボール状に集まっている様子がよくわかります。望遠鏡で覗いてもその様子はよくわかります。先日、八塔寺で行われた観望会でも、ボンヤリとですが、星々が集まっている星団の様子を確認することができました。

M13

ところで、M13をはじめとする球状星団は、天文ファンには人気の高い天体だと思いますが、一般の方に写真を見せてもあまり受けがよくないように感じます。

球状星団は、カラフルな星雲の写真と比べると地味ですし、小さな写真プリントでは、多数の星々が集まっている様子がわかりづらいためかもしれません。個人的には好きな天体なのですが、その良さをお伝えするのはなかなか難しいなぁ、と感じました。

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