星空日誌「つぶやき」

鳥取市さじアストロパークの星景写真コンテスト

醍醐桜を鑑賞した後、鳥取市佐治町にある「さじアストロパーク」に立ち寄りました。さじアストロパークは、口径103cmの天体望遠鏡で観望できることで有名な公共天文台です。下がその口径103cmの天体望遠鏡ですが、やはりとても大きいですね。ちなみに望遠鏡は三鷹製作所製でした。

さじアストロパーク

実際にこの望遠鏡を使って、昼間の金星を見せていただきました。昼間なので、気流などの空の条件は悪いと思うのですが、三日月の形をした金星が思いのほか、鮮明に見えて驚きました。

アストロパークの建物内には、毎年行われている星景写真コンテストの入選作品が展示されていました。一枚ずつじっくり拝見しましたが、入選作品だけあって、どの星景写真も構図が素晴らしく、仕上げも丁寧で、色の発色等、プリントも綺麗でした。

星景写真コンテスト

さじアストロパークでは、職員のAさんにお世話になりました。Aさんはペンタックスカメラのご愛用者で、実際にペンタックスK-1を触りながらいろいろと教えていただきました。K-1は私もイベントで触ったことがあるのですが、お話を伺いながら触っていると、欲しくなってしまうカメラですね。特にハイレゾショットの解像力は素晴らしいようですので、風景写真撮影用としても魅力的だなと感じました。

追記:中古機材販売ページに、タカハシ純正の鏡筒バンド(114S)を追加しました。ご興味ございましたら、お問い合わせください。

大塔村高野辻に遠征しました

3月下旬はずっと天気が悪かったのですが、4月に入って、やっと天候が回復して来ました。月が大きくなり、明け方に夏の天の川を狙う方が良さそうだったので、奈良県五條市大塔村の高野辻ヘリポートに出かけてきました。

4月というのに、国道168号線から高野辻ヘリポートに続く山道には、ところどころに雪が残っていました。ノーマルタイヤでもゆっくり走れば大丈夫だと思いますが、朝方の凍結は恐いですね。下の写真は、高野辻から東方向の山並みを撮影した写真ですが、山の頂付近には雪がうっすらと積もっているのがわかります。土曜日の夜は冷え込みましたので、その時に降った雪かもしれません。

高野辻へリポート

高野辻に出かけたのは、昨年の7月以来です。日曜日の夜だったため、一人寂しく撮影かなと思っていましたが、前回もお会いした「大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会」のメンバーの方々が大勢来られて、にぎやかで楽しい一晩になりました。現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。

幸いこの日の夜は、朝までずっと快晴が続き、雲を気にすることなく撮影することができました。ただ、遠くでイナビカリが時折光っていたので、その影響が気になるところです。透明度は、少し霞みの影響が感じられましたが、天の川はきれいに見えました。さすが紀伊半島の南天は暗いですね。

SQMメーター

上は、現地でスカイ・クオリティ・メーターを使って、夜空の暗さを測定したときの様子です。天頂付近に向けて、空の暗さを3回測定しましたが、平均値は「約21.60」でした。八塔寺の値は「21.30前後」ですので、やはり高野辻は八塔寺に比べても暗いですね。

ところで、天体観測地のページに、昨年、出かけたオーストラリアの記事を追加しましたので、ご覧いただければ幸いです(4月1日にブログの記事を書いていたのですが、投稿ボタンを押すのをうっかり忘れていたため、今更のご案内です。)

結婚式の撮影はフルサイズ

週末は、神戸ハーバーランドで行われた友人の結婚式に出かけていました。ハーバーランドには、ノートルダム神戸をはじめ、カップルに人気の式場がいくつかあります。港町神戸のおしゃれなイメージが、結婚式と合うのでしょうね。

結婚式の撮影には、先日、購入したキヤノンEOS8000Dと35ミリフルサイズデジカメを使用しました。ガラス張りの式場は明るかったので、EOS8000Dでも問題ありませんでしたが、披露宴会場はカーテンが閉められていてかなり暗く、ISO感度を上げるとノイズが目立ってしまいました。

披露宴とウェディングケーキ

結局、EOS5DMarkIIとD810で撮影しましたが、やはり結婚式は、ノイズの少ないフルサイズが有利ですね。また、新郎新婦は思った以上に動くので、フルサイズならISO感度を上げて、早いシャッターを切れるのも便利です。

ところで、下は披露宴に招待された友人が買ってきてくれたお土産です。福岡のお土産で、マンハッタンというドーナツです。福岡では知らない人はいないほど有名なお菓子だそうですが、私は今回、初めていただきました。

マンハッタンドーナツ

食感はやや固めで、クセになりそうなおいしさです。トースターで少し温めると、生地が柔らかくなり、そこにコーティングのチョコが溶け出して染み込み、絶妙な味わいでした。マンハッタンドーナツは福岡でしか買うことができないそうですので、福岡に出かけた際には、是非お試しください。

やまねこ座の惑星状星雲

週末は寒波の到来で、自宅付近も雪に覆われ、道路では車がスリップして立ち往生していました。雪が積もった道路をノーマルタイヤで走るのは無謀だと思うのですが、都会に住んでいると雪道の恐さを忘れてしまうのかもしれません。

天体写真ギャラリーに、昨年末に八塔寺で撮影した、やまねこ座の惑星状星雲「PK164+31.1」の写真を追加しました。PK164+31.1は、マイナーな惑星状星雲ですが、亜鈴星雲M27と同じぐらいの大きさがあり、写真栄えのする天体です。色合いや形は、らせん星雲に似ていますね。

やまねこ座の惑星状星雲

ただ亜鈴星雲M27と比べると大変淡く、3時間かけて撮影したこの写真もザラツキが残っています。この撮影機材で滑らかに仕上げようと思えば、この2〜3倍の露出が必要でしょうね。となると、PK164+31.1の撮影には、F5クラスの明るめの望遠鏡を使いたいところです。

ところで、PK164+31.1が輝くやまねこ座は、天文ファンにとってもマイナーな星座で、場所をご存じない方も多いのではないでしょうか。私自身、系外銀河の撮影を始めるまで、やまねこ座という星座があることさえ知りませんでした(笑)。

やまねこ座は、ふたご座とおおぐま座の間に位置する星座で、細長い形をしています。天文学者のへべリウスが作った星座ですが、明るい星もなく、山猫の形には到底見えない星座です。最近は猫ブームですし、もう少し見栄えのする星の並びだったら、星座として人気が出たかもしれませんね。

ビクセンカレンダーの時期ですね

今日は典型的な冬型の気圧配置になり、とても寒い一日でした。昨日は暖かかったので、余計に寒く感じてしまいます。明日も今日並みの寒さになるそうですので、今後はコートが手放せなくなりそうですね。

ビクセンカレンダー

今日は、久しぶりに協栄産業梅田店に立ち寄ってきました。店内を物色していると、上の写真のビクセン天文カレンダーの束を発見しました。ビクセン天文カレンダーは、協栄産業で毎年、行われている歳末セールの購入者特典となっていますが、これを見ると「今年も残すところ1ヶ月だなぁ」と毎年思ってしまいます。本当に、今年もあっという間に11ヶ月過ぎてしまったという印象です。

協栄産業の店内には、ロスマンディG11S赤道儀の架台も展示されていました。ロスマンディの赤道儀は、世界中の天文ファンに親しまれている架台で、日本でもベテラン天文ファンを中心に安定した評価を得ている機材です。私は自分では使ったことがなかったのですが、以前、レビュー記事の執筆のために試用させて頂く機会がありました。

G11赤道儀

G11S赤道儀の箱が届いたときは、三脚部分の箱の大きさと重さに驚きましたが、本体は思ったよりもコンパクトで、EM-200クラスの赤道儀と同じくらいの大きさだと感じました。しかし、強度はEM-200よりあるようで、実際にタカハシTOA130望遠鏡を載せてもどっしりと安定していました。タカハシEM-200とNJPの中間ぐらいの強度の赤道儀と言えるのではないでしょうか。

G11S赤道儀には自動導入装置は付いていませんが、刻印された目盛環やフリーストップのクランプなど、ロングセラーだけあって、基本に忠実に作られているという印象を受けました。本体色もブラックで、ホワイト基調の日本の赤道儀とは違い、独特の雰囲気をもつ機材だと感じました。

タイミングと天候が合わず・・・

体調を崩してしまい、しばらく更新できませんでした。本格的に寒くなってきましたので、皆様も体調にはお気をつけください。

ところで先週は良い天気が続いたので、オリオン座付近の星雲を撮影するため、南天の光害が少ない紀伊半島まで撮影に出かけました。しかし、現地は強風が吹き荒れる上、雲が頻繁に空を横切る生憎の天候でした。

せっかく遠方まで来たので、天候の回復を待ちましたが、強風と雲のために撮影はかなわず、雲の合間から見える星空だけを眺めて帰って来ました。紀伊半島までは片道4時間以上かかるので、成果がないとがっかりです

帰宅してから調べてみると、一晩中晴天に恵まれた日もあったようなので、出かけるタイミングが悪かったようです。出かけた日の天気の予報は良かったのですが、紀伊半島は山が多いので天気の予測が難しいですね。

IC2177

紀伊半島は残念でしたが、日曜日の夜に出かけた八塔寺では、晴天に恵まれました。この日は、日中は曇り空だったのですが、夜から晴れてくる予報でした。天気図や気象衛星画像を見ても晴天の確率が高そうだったので、思い切って出かけて見たところ、朝まで雲一つない快晴の夜でした。やはり行き慣れている八塔寺の方が、天気を予想しやすいです。

写真は、八塔寺で撮影したIC2177です。本当は南天の綺麗な紀伊半島で撮影するつもりだったのですが、天気が悪かったので仕方ありません。元画像の下部は、光害カブリが出たため、ステライメージ7のカブリ補正を使って補正してから処理しています。

南天の対象は紀伊半島で撮影したいのですが、宝塚からでは、交通量の多い大阪市街地を越えていかないといけないので、時間がかかり、精神的にも疲れます。そこで、次の新月期は、四国方面を試してみようかなと考え中です。

デジカメで撮ったIC348付近

秋らしい晴天が続くようになりました。今週は気温も高く、昼間、外を歩いていると汗ばむほどです。月末には月が小さくなるので、その頃までこの天気がもってほしいですね。

画像は、八塔寺で撮影した「IC348付近の写真」です。IC348はペルセウス座に位置する小さな散開星団ですが、周囲に色彩豊かな星雲が広がっているので、天体写真ファンに人気のある星域です。同じくペルセウス座に位置するカリフォルニア星雲に比べて、とても淡い天体ですので、撮影には冷却CCDカメラが有利なのですが、今年は天候が悪かったので、デジカメで気軽に撮影してみました。
IC348

撮影に使用したカメラは、キヤノンEOS6Dを天体撮影用に冷却改造したAstro6Dです。冷却の効果もあり、元画像にノイズは目立ちませんでした。星雲の淡い部分が現れるまで画像を強調すると、さすがにザラツキ感が出てきましたが、冷却CCDカメラの画像と比べても、遜色ない写りだと感じました。むしろ、アイダス社のHEUIB-IIフィルターを使用したおかげで、赤色の星雲をコントラストよく表現できたと思います。

天候が不安定だったため、コンポジット枚数が予定していたより少なくなってしまいましたが、あと十数枚撮影できれば、より滑らかに仕上げることができたと思います。究極的な性能を求めると、冷却CCDカメラがベストですが、これだけ淡い星雲を写すことができるならデジカメで十分かなと、個人的には感じました。デジカメの技術の進歩は素晴らしいですね。

やっと撮れたSh2-129

Sh2-129秋が深まるにつれて朝晩の気温が低くなり、肌寒く感じるようになってきました。先日、出かけた八塔寺の朝の気温は、約11度でしたから、天体撮影にはそろそろ冬の防寒着が必要になってきましたね。

八塔寺で撮影した、Sh2-129の写真をギャラリーにアップしました。先日のブログでも書きましたが、前回は縦構図で撮り、星雲が画面からはみ出してしまった星雲です。今回はカメラを90度回転させて横構図で撮影しましたので、星雲全体を収めることができましたが、淡い部分まで含めるとギリギリですね。

Sh2-129の撮影には、焦点距離500ミリのタカハシε-180EDを使用しましたが、400ミリ前後の焦点距離で撮影した方が収まりがよかったかもしれません。次の機会があれば、ビクセンVSD100で撮影してみたい星雲です。

今回は天候や月の関係で、10枚しか撮影できませんでしたが、Astro6Dの冷却のおかげで、淡い星雲にも関わらず、滑らかに仕上げることができました。もう少し撮影枚数を増やして、淡い部分がどこまで広がっているかを表現してみても面白いかもしれませんね。

目に毒の新機材

撮影機材雨続きの日々でしたが、やっと秋らしい天候になりましたね。天候が悪くてほとんど諦めかけていましたが、この新月期は、先週の木曜日と昨夜、久しぶりに八塔寺に星空撮影に出かけてきました。

八塔寺の天気は、木曜日は一晩中、ほぼ快晴でしたが、昨夜は、月が沈むまでは晴れていたのに、月が沈んで「さぁ、これから撮影!」と思ったとたん、雲が夜空を覆ってきて、その後は晴れたり曇ったりという天気でした。昨夜は、木曜の夜に撮影できなかった対象に再チャレンジと思っていたのですが、残念です。

しかし、昨夜は、たくさんの天文ファンが集まったので、久しぶりにお会いした天文仲間との会話が弾みました。天候が悪い間に撮影機材を一新した方もいらっしゃって、新しい機材を見ながらの話に花が咲きました。やっぱり新しいカメラや望遠鏡はいいですね〜。見ていると、自分も新しい機材が欲しくなってしまいます。撮影地で他の方が使っている機材は、目の毒ですね(笑)。

八塔寺は秋の気配

塩味ソフトクリーム一昨日の夜、八塔寺に撮影に出かけてきました。天気予報で晴れそうなのはこの夜だけだったこともあり、平日でしたが、現地には天文ファンが集まりました。ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。

現地の天気は、23時ごろまでは雲一つない快晴でしたが、その後、南西方向から雲がやってきてしまいました。しかし、しばらくすると、また晴れてきて、何とか予定していた撮影をこなすことができました。出かける前は、天気予報の良かった紀伊半島方面と迷ったのですが、出かけた八塔寺で晴れてくれて助かりました。

当日の八塔寺の夜の気温は、17度前後まで下がりました。まだまだ暑いだろうと思って、防寒着を持参していなかったので、Tシャツでは少し寒かったです。これからの時期は、フリースなど、羽織るものを持っていった方が良さそうですね。ちなみに、撮影場所の隣の虫除けの照明は、まだ点灯していませんでした。

ところで、写真は、赤穂の塩味ソフトクリームです。山陽自動車道、龍野西SA(上り線)で販売されているソフトクリームで、八塔寺からの帰りに立ち寄ってよく食べています。ちょっぴり塩味のソフトクリームに小倉あんが加わった味のハーモニーが絶妙で、ソフトクリーム好きの私の中でも、上位にランキングする美味しさです。

ちなみに、龍野西インターチェンジから高速道路に入ると、龍野西SA(上り線)には立ち寄ることができませんが、龍野西SAには、ウェルカムゲートが設置されていますので、一般道からアクセスすることができます。八塔寺で星を見た後は、塩味ソフトクリームを味わってみてはいかがでしょうか。徹夜で疲れた脳も目覚めるかもしれません。

星空日誌メニュー

お勧め天文・写真書籍
Ranking Banner


にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
最新の記事
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
プロフィール
archives
Links
others
mobile
qrcode