星空日誌「つぶやき」

ライカの世界に行ってきました

Leica M8大阪の阪急百貨店うめだ本店で開催されていた「ライカの世界 ハービー・山口写真展」に行ってきました。会場では、ライカを愛用されている写真家ハービー山口氏が撮影された写真が50作品ほど展示されていました。カラーは少なく、モノクロが中心の展示内容でしたが、写真に映し出された人々からは一種の優しさのようなものが感じられ、このような温かみのある写真を是非撮ってみたいと思いました。

展示スペースの最後には、歴代のライカカメラがショーケースに入れられて並べられていました。ライカは、現在ではパナソニックブランドのデジカメレンズのメーカーとしても知られていますが、なんと言っても高級カメラの代名詞です。こうして歴代のモデルを見ると、ライカという会社が歩んできた歴史の重みを感じました。

写真展の出口では、現行のライカ機がずらりとショーケースに並べられ販売されていました。一番手前には、新しく発売開始されたライカSシステムのLeica Sがありました。Leica Sには、35ミリフルサイズフォーマットよりも約60%大きい中判フォーマットのセンサーが用いられています。その分ボディも大きく、ずっしりと重量感がありました。価格は約280万円と、普通車が買えてしまう値段です。

他の機種では、ライカQ(Typ116)に興味を惹かれました。LeicaQは、35ミリフルサイズセンサーが搭載されたレンズ一体式カメラで、レンズにはズミルックスf1.7/28mm ASPHが採用されています。最高10コマ/秒という優れた連写性能と共に、無線LANや動画撮影機能も充実しています。ライカと言えば、どちらかと言えばデジタル最新技術には弱いというイメージがありましたが、全くそんなことはありませんね。会場で触った感触でも、かなり使いやすそうでした。LeicaQの価格は56万円前後。おいそれとは買えない価格帯ですが、他のLeicaカメラの価格を見ていると安く感じてしまうのが怖いです(笑)。

花火大会のシーズン

花火の写真今週末、3つの大きな花火大会が近畿地方で開催されます。まず最初は、明日金曜日に滋賀県で開催される「びわ湖大花火大会」です。琵琶湖で1万発の花火が打ち上げられる花火大会で、湖面に映る花火が美しく、全国的に人気のある花火大会です。

明後日の土曜日には、第27回なにわ淀川花火大会が開催されます。昨年は台風の影響で中止になってしまったので、今年の開催を楽しみにしている方も多いと思います。阪急電車の十三駅からすぐという好ロケーションですが、毎年、大変混み合うので、まだ1度しか見に行ったことがありません。

また、淀川花火大会と同日、神戸でも、第45回みなとこうべ海上花火大会が開催されます。こちらも神戸の夜景と打ちあがった花火の競演が美しく、花火写真ファンにも人気の高いイベントです。もちろん神戸の花火大会も大変混雑しますが、今年は大阪の淀川花火大会と同日開催ですので、見物客が分散して少しは空くのではないかと予想しています。できれば、今年は神戸の花火大会を見に行こうと考えています。

この3つの花火大会は、夜空に何発もの花火を打ち上げるスターマインが見事です。あまり有名ではない花火大会では単打ちと呼ばれる一発打ちの花火が多いですが、それはまた別の美しさがあると思います。何発も一度も上げると、花火一つ一つまで目が届きませんが、一発ずつ打ち上げてくれると花火の種類や細かい工夫もわかって興味深いです。今日の画像は単打ちされた花火です。夜空に広がる大輪の花火は本当に美しいですね。

シグマ dp 0 Quattro 体感イベント

SIGMA dp Quattro先日、大阪のブリーゼタワーで開かれた、シグマの新製品体感イベントに参加してきました。新しく発売されたデジタルカメラ、dp 0 Quattroを体験できた上に、シグマの山木社長のプレゼンテーションも聞くことができ、充実したイベントでした。シグマは星空撮影に適したレンズが多く、動向が気になるメーカーです。

このイベントのメインは、新しく発売されたデジタルカメラ「dp 0 Quattro」でした。シグマのdp Quattroシリーズには、他のデジタル一眼レフに採用されているベイヤー方式のセンサーとは異なる、垂直色分離方式のFoveon X3センサーが搭載されています。RGBセンサーが平面に置かれたベイヤー方式と違って、Foveon X3はセンサーの分解能をフルに活かすことができるので、高解像画像を求める写真愛好家から支持されています(モノクロ冷却CCDカメラで撮影するようなイメージですね)。

会場では、発売されたばかりの「dp 0 Quattro」カメラで試写することもできました。圧倒的な解像感については、このシリーズのカメラを使っている友人に話を聞いていましたが、自分で撮ってみて、改めて解像度の違いを実感しました。ただ山木社長もプレゼンテーションの中でおっしゃっていましたが、高感度ノイズは非常に多いと思いました。星空撮影用としては厳しいですね。でも面白いカメラなので、これからもシリーズを広げていってほしいと思います。会場では、来場者からも次々に質問が飛び出し、シグマファンの層の厚さを感じました。

星をもとめて 2014に参加してきました

星をもとめてイベントこの週末は、毎年、京都府るり渓で開催されている星のお祭り「星をもとめて(星もと)」に出かけてきました。昨年の星もとは、台風が直撃という大変残念な天候でしたが、今年は終始良いお天気で、きれいな星空を楽しむことができました。やっぱり星祭りは星が見えないと盛り上がりませんね。私が参加した星もとの中で、今回は一番の天気だったと思います。

この好天のため、たくさんの天文ファンが会場に集まっていました。特に天体観望の会場となる駐車場は、夕方には満車状態で、様々な天文機材が並べられていました。ニコンの10センチED鏡筒やツァイスの天体望遠鏡等、普段見かけない珍しい天体望遠鏡も多く、機材を眺めるだけでも楽しい観望会でした。

星もとのメイン会場の方では、ビクセンやタカハシを初めとした天体望遠鏡メーカーが、自社の天体望遠鏡を並べていました。天体望遠鏡の観望待ちの列の横で、メーカーの技術者に熱心に質問されている方もいらっしゃいました。ユーザーにとって、メーカーの方と直接話をできる機会はなかなかありませんので、貴重な場ですよね。私もタカハシから新しく発売されたポータブル赤道儀「PM-SP」について、いろいろお話を伺うことができました。

会場では、八塔寺でよくご一緒する方や、このブログを見てくださっているという方々にお会いすることができました。機材の使用感などいろいろ教えていただき、ありがとうございました。またどこかでお会いできましたら、どうぞよろしくお願いします。そして、来年も星をもとめてが晴天に恵まれますように!

なら燈花会

なら燈花会奈良で開催されていた「なら燈花会」を見に行ってきました。なら燈花会は、ろうそくを使ったライトアップイベントです。1999年から始まったなら燈花会は、年を追うごとに人気が出てきたようで、今年は大勢の人で賑わっていました。派手な花火大会もいいですが、こうした風流を感じさせるイベントも雰囲気があって魅力的ですね。

写真は、燈花会の開催会場の一つ、猿沢池と五十二段会場の燈花会の様子です。猿沢池に興福寺の五重塔が綺麗に映りこむ位置を探して撮影しました。なら燈花会会場は混雑しますので、カメラ三脚の使用は禁止されています。そこで、一脚を使用して慎重に撮影したのですが、数秒露出でしたので若干ぶれてしまいました。

今年のなら燈花会は、8月5日から8月14日が開催期間でしたので、既に終わってしまいましたが、8月29日から平城京天平祭が3日間の日程で開催されます。平城京天平祭でも燈花会が開催されるようですので、もしご興味があれば訪れてみてはいかがでしょうか。平城京天平祭の公式ページはこちらになります。

淀川花火大会は中止

淀川花火大会中止今日は、淀川花火大会の開催日だったのですが、先ほど事務局のホームページを見たところ、中止というアナウンスが流れています。淀川花火大会は、荒天の場合は明日開催予定だったのですが、それも中止ということで、2014年の淀川花火大会は開催されないことになってしまいました。

この荒天は、台風11号接近の影響です。昨夜から激しい雨が降り続いていて、我が家の近くを流れる川は溢れんばかりの濁流になっています。淀川花火大会は、淀川の河川敷で開催される花火大会です。何度か雨の中でも開催されたこともあるのですが、こんな豪雨の中で開催するのはさすがに危険だろうと思います。中止というのも仕方ないでしょうね。

左の写真は、以前撮影した淀川花火大会のクライマックスの写真です。天を焦がすほどの迫力がある花火のフィナーレです。来年は好天に恵まれ、淀川花火の美しさを堪能させて欲しいですね。

備前まつり 花火大会

備前まつり花火大会の写真八塔寺星まつりが開催された次の日、同じ岡山県備前市内にて「備前まつり」が開催されました。備前まつりは、片山湾周辺がメイン会場のお祭りで、花火大会が目玉です。花火大会では、尺玉が打ち上げられると聞いたので、星まつりに参加した後、備前祭りにも出かけてきました。

備前焼の窯処を観光した後、備前まつり会場に着くと、最寄りの駐車場は既に満車でした。仕方なく、会場から少し離れた臨時駐車場に車を駐めました。祭り会場に向かうにつれ、人の波が大きくなってきます。屋台が建ち並ぶ花火大会会場に着くと、会場は浴衣を着た女性や家族連れで一杯で、祭りの熱気に包まれていました。

花火の打ち上げ場所は、湾内に停泊している船です。太陽が西へ沈み、辺りが暗くなってきた20時頃、ドーンという音と共に花火が打ち上がりました。運良く前の方から花火を見ることができたので、目の前に上がる花火は迫力満点です。お目当ての尺玉は、他の花火よりも空高く打ち上げられ、ひと回り大きな花を咲かせていました。尺玉が打ち上げられるた度に、歓声が一際大きくなるのが印象的でした。やはり大きな花火は、それ一発でも迫力がありますね。

目と耳でしばし花火を楽しんだ後、久しぶりに花火の写真を撮ってみました。左上がその花火大会の写真ですが、尺玉が思ったよりも空高くまで上がるので、花火の上半分がフレームアウトしてしまいました。もう少し印象的な写真を撮りたかったのですが、花火の写真も奥深いですね。

これから近畿地方は、花火大会の本格シーズンを迎えます。今度の週末は「みなと神戸花火大会」、8月8日は「びわ湖大花火大会」、8月9日には「なにわ淀川花火大会」が開催される予定です。それらに比べるとずっと規模は小さいですが、私が住む宝塚市でも、8月6日に花火大会が開催されます。星空が見えない夜は、花火鑑賞に行くのもいいかもしれませんね。

八塔寺星まつり 2014

八塔寺星祭先週末の土曜日、岡山県備前市の八塔寺にて、星まつりが開催されました。八塔寺は天体撮影でよくお邪魔している場所です。今回、八塔寺初めての星まつりが開催されると聞き、お手伝いがてら天文イベントに参加してきました。

八塔寺は、星空が綺麗な場所として知られている場所です。瀬戸内気候で晴天率も高いので、新月前後になると多くの天文ファンが集まります。その八塔寺の綺麗な星空を多くの人に知ってもらおうということで、今回の星まつりイベントの開催となったということです。

まだ明るいうちに星まつりイベントの観望会会場に到着すると、西明石天文同好会や岡山アストロクラブの皆さんが持ち込んだ天体望遠鏡が所狭しと並べられていました。今回の観望会の最大の機材は40センチの反射望遠鏡で、その他にも双眼望遠鏡やベルト駆動式の最新型赤道儀など、観望会が始まるまでの間、機材談義に花が咲きました。

観望会が始まると、星まつり参加者の皆さんがメイン会場から観望会会場に移動してきて、星空観望が始まりました。時折雲が通過するあいにくの天気でしたが、望遠鏡での観望にはそれほど影響がない空です。土星や球状星団を見た参加者の皆さんからは歓声が飛び交い、観望会は星まつりの閉会まで賑わいました。星まつりだけに、星空を見ることができて本当に良かったです。来年も同じ時期に開催される予定とのことでした。星空の綺麗な場所で開催される貴重な星まつりだけに、これからも続けていって欲しいですね。

ヨドバシカメラで星空観望会

ビクセン天体望遠鏡七夕を目前に控えたこの週末、ヨドバシカメラとビクセンのコラボレーションによる星空観望会が開かれるようです(詳細はこちら)。開催場所は、東京町田と大阪梅田、それに博多の各ヨドバシカメラ店舗の屋上です。梅雨の時期なので天候が気がかりですが、晴れてほしいですね。

星の観望会や星祭りといえば、星が良く見える郊外で開催されるケースが多いですが、このように便利な都心で星空観望会を行うことも大切だと思います。特に星に関心がない人でも、身近にこのような機会があれば、天体望遠鏡で見る星空に感動して、天文に興味を持つかもしれません。さらには科学に対する興味も生まれ、日本の先端技術研究に対する理解も深まっていくかもしれません。

常々残念に思っているのですが、私が住んでいる宝塚市を始めとして、自治体が建設した公共天文台の多くは、軒並み閉鎖もしくは休止状態にあります。市民に利用されてなんぼの公共天文台ですから、山奥につくってほとんど利用されないままにするより、通勤通学客の多い駅前施設などに併設して、気軽に月や木星、土星を観望してもらう方が、本来の設立趣旨に合致するのではないでしょうか。

設置する望遠鏡も、必ずしも口径の大きい高価な望遠鏡である必要はないと思います。例えば、タカハシの13センチ屈折望遠鏡などを駅前にある既存の公共施設内に設置して広く開放すれば、費用もかからず、市民に喜ばれるのではないでしょうか。
※ヨドバシカメラ梅田店の星空観望会は天候不順で中止だそうです。

ペンタックス645zの体験会に参加

Pentax645z週末、グランフロント大阪で開催されたペンタックス645zの体験会に参加してきました。ペンタックス645zは、35ミリフルサイズより大きいセンサーが用いられたデジタル一眼レフカメラで、現行のペンタックス645Dの後継機となるモデルです。センサーが一回り大きいだけではなく、有効画素数は約5,140万画素もあり、風景写真ファンに人気のあるニコンD800を軽く上回ります。しかし販売価格は80万円前後と、D800が3台ほど買える価格です。

グランフロント大阪8階のペンタックス645zのイベント会場に入ると、フルサイズデジタル一眼との比較写真が壁に掲げられていました。比較写真を撮影したフルサイズデジカメの機種は明記されていませんでしたが、3,680万画素のデジカメというデータからして、ニコンD800で撮影された画像なのでしょう。大きく引き伸ばされたプリントを見比べると、ペンタックス645zで撮影された画像の方がシャープに見えました。

会場内に実機に触れられる体験コーナーがありましたので、リコーの係員の方に教えてもらいながら、設定を変えつつ撮影してみました。やはり気になるのは星空撮影に向いているかどうかです。まず高感度ノイズをチェックしてみました。最高感度まで上げるとさすがに画像はノイズだらけになってしまいましたが、ISO3200ぐらいまでならそれほど気にならない印象でした。

Pentax645zのメニュー画面次に長時間ノイズの量をチェックしようとしたところ、メニュー内に用意されている長時間ノイズの低減機能をオフにすることができないことに気づきました。リコーの係員の方もご存じなかったようで、技術の方に問い合わせてくださいましたが、どうやら数秒以上の露出に関しては、ノイズリダクション機能が必ず働いてしまうようです。

ノイズリダクション機能は長時間ノイズの低減には有効ですが、露出時間が2倍もかかってしまいます。本格的に星空を撮影する際には、オフとオンを切り替えて撮影しますので、オフにする機能もつけてもらいたかったと残念に思いました。

ペンタックス645zの全体的な印象は、大きなボディの割には持ちやすく、連射もそこそこできるので、使い勝手は良さそうです。また、チルト式のモニターが採用されたのも好印象です。ただ星空撮影という点から考えると、明るいレンズのラインナップが少ないことや、先のノイズの問題が気になります。今回のイベントに参加した印象では、スタジオ等で、人物や静物とじっくりと向き合って撮影するのに適したカメラだと感じました。

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